なでしこvsスペイン 惜敗
2戦目も敗戦となりました。
国際親善試合、女子日本代表0-1女子スペイン代表。
失点したのは開始早々の9分。スペインのゾルノサ選手のロングシュートがバーに当たって跳ね返ると、素早く詰めていたレドンド選手が押し込みました。
試合は、全体的には日本がもボールを繋いで攻めることができていましたが、点を取ることはできず。
一番象徴的だったのは、前半にあったシーンでしょうか。19分、右サイドから猶本選手がDFライン裏へ出したパスに、田中選手が抜け出してGKと一対一。しかしけっこう余裕があったのに、これを決め切ることができませんでした。
この後もシュート自体は日本の方が多かったのですが、完封負け。スコア的には惜敗。
ただ、女子もだんだん男子と同じような欠点が目立つようになってきたな、という印象を、この2連戦で持ちました。
イングランド、スペインともに、最新のランキングではなでしこよりも上だったのですが。昔、なでしこブームが来た頃は、女子サッカーは男子に比べてかなり遅れていて、単純な体力差だけではなく、技術、戦術ともにレベル差があった。そこになでしこが組織的で献身的なサッカーを持ち込み優位を作った、という構図でした。
ですがもともと欧州各国のサッカー界には、そういう技術、戦術の知見は蓄積されていたわけで。今やどこも普通に、しっかりとした組織と技術を見せるようになっています。
そうなったときに、日本のサッカー界のシュートシーンでの弱さが気になるのです。多分サッカーが強い国では当然となっている何かが日本には欠けていて、ボールを持ててるわりに点が入らない。素人目の大雑把な感想としては、この試合の得点のようなシュートレンジがなかったり、打つタイミングが半拍ほど遅かったり。
男子も女子もそういうところを改善して、世界的なストライカーを育てられるようにすることが課題なのではないかと思って見ています。
男子は本日カナダ戦。そしてもう本番です。きちんと点取れるかなあ。
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