日体大柏全国へ
冬の風物詩、全国高校サッカー選手権の千葉代表に、日本体育大学柏高校が!
市船を2-0で破っての全国行きです! すごい!
冬の選手権は普段はあまり興味を持ってないのです。だって、あの年代の最高峰って、高円宮杯じゃないですか。昔からテレビがついてて盛り上げてるので有名ですが、プロクラブのユースチームが参加してない大会じゃ、片手落ちってもんですよ。
ですが、この試合は特別です。だって日体大柏は、柏レイソルと提携していて、指導者を派遣しているのです。現在は根引監督に菅沼コーチ。その成果が出始めていて、今年は土屋君がプロ入り、試合にも絡んでいました。そしてオウイエ君が来季加入です。
しかもですね、日体大柏は単に柏市にあるだけではなく、実家のそば。流通経済大柏の十余二どころではなく、地元も地元。歩いて10分ぐらいなのです。親近感があふれちゃう。
ということで、動画で決勝が見られるということで見てみました。
対戦相手の市船は、今季からOBを招聘、増嶋コーチが入っています。ベンチが映るとどちらにもよく知ってる人がいる状態です。
最初のチーム紹介で、日体大柏の戦術が4トップと紹介されます。しかもどんどこ前線に蹴る出だしで、根引監督はサッカーのスタイル変えたのかと、ちょっとびっくり。
ただ、それは最初セーフティーに入っただけで、前半ちょっと進むと見慣れた形のビルドアップに。GKを含め、4バックとダブルボランチの間でどんどんボールをつなぎます。4トップも、守備時は4-4-2で、両サイドMFが攻撃時に開いて高い位置を取るような感じの形でした。
期待の新加入オウイエ君はFW。加入時のリリースだと187cmでしたが、画面の紹介では190cmです。まだ伸びてんのかな。最前線に張る形ではなく、むしろ裏を狙っているのは2トップでコンビを組む11番の吉田君で、オウイエ君はちょっと引いてポストプレー狙いの縦並びが基本の模様。
試合は後半に入ってすぐの43分(40分ハーフ)、日体大柏が先制点。右サイド裏へボールが出ると、右SBの寺村君が速いグラウンダーをDFラインとGKの間へ。これを市船DFがクリアし切れず、こぼれをオウイエ君が詰めました。
50分にはオウイエ君がポストで受けて、前を向くとスルーパス。左ウイングの古谷君が抜け出し、落ち着いて切り返してDFを外し、シュートを決めました。
その後市船がどんどん選手交代で前がかりになり攻勢を強めますが、日体大柏は足を止めずに身体を張って粘り続け、完封で全国の切符をもぎ取りました。がんばった!
全国大会どこまで行けるかな。楽しみです。
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