カタールW杯その2 大金星
さあ、遅れながら見続けているW杯感想です。ほんと遅れてて、試合はもう第2戦目に入っているのですが、ようやく1戦目の半分となる第2弾です(^^;;)
まずはグループC。アルゼンチン1-2サウジアラビア。
日本のドイツ撃破も話題になりましたが、サッカー的なインパクトではこちらの方が上ではないかと思われます。サウジアラビア大金星。
最初は普通にアルゼンチンが勝ちそうでした。10分にアルゼンチン左サイドからのFK。ここでサウジアラビアの選手が相手にしがみついて倒してしまってPK。これをメッシ選手が落ち着いて決めて先制。
さらにその後、メッシ、ラウタロ・マルティネスとゴールネットを揺らしましたが、どちらもオフサイド。結果から見ると、これを決めていたら試合はすんなり終わっていたと思われ、これが分岐点となりました。
後半に入ってサウジアラビアが、48分、53分と見事なゴールを決めて逆転。その後は集中力高く体を張って、アルゼンチンの反攻を食い止め、逃げ切りました。アルゼンチンはW杯前36試合負けなしと絶好調だったので、本当にびっくりの結果です。
ちなみにサウジアラビアは喜びに沸いた結果、翌日が急遽祝日となり、選手たち全員に超高級車ロールスロイス・ファントムを贈呈ということになったそうです。一台50万ユーロで7000万円以上とのこと。とにかくすごい。
メキシコ0-0ポーランド。
メキシコはチーム的には地味ですが、サイズのなさを技術と組織で補うという点で日本の上位互換だよねと昔から思っていて、毎回注目しています。
そのメキシコが優勢で試合は進みます。ただ、ポーランドには世界的なストライカー、レバンドフスキ選手がいて、一発がある。
54分、その脅威が現実のものとなりました。ペナルティエリア前でボールを受けたレバンドフスキ選手がターンしてペナルティエリア侵入。この突進をメキシコCBモレノ選手がユニフォームを引っ張って倒してしまってPK。
ただ、このPKのレバンドフスキ選手のキックをメキシコGKオチョア選手がスーパーセーブ。こちらもW杯5度出場、東京五輪にはオーバーエイジで出場銅メダルの千両役者です。
試合はこのままスコアレスドロー。ただ、見ごたえは十分でした。
そしてグループD。
デンマーク0-0チュニジア。
組織的な守備からシンプルな攻撃とお互い似ているチーム同士の、拮抗したいい試合でした。
一番のビッグプレーは42分、チュニジアのジェバリ選手がペナルティエリア内でスルーパスを受けて、GKと一対一。飛び込んでくるGKの頭上を越すループシュートを狙いますが、これをデンマークGKシュマイケル選手が腕を伸ばしてスーパーセーブ。パパ・シュマイケルの頃から見ているので、親子そろってのW杯活躍は本当にすごいと思いました。
ここ以外にもオフサイドとかポストに当たるとか惜しいシーンはありましたが、スコアレスドロー。ただ、上の試合もそうなのですが、ミスが非常に少なくて、決まるか決まらないかの緊張感が途切れないので、見ごたえば十分でした。
フランス4-1オーストラリア。
開始9分、オーストラリアがロングボールで右へ展開。レッキ―選手がいいコントロールで一人かわして、DFラインとGKの間に速いボールを送り込みます。これをファーでグッドウィン選手が押し込みました。
この前にサウジアラビア大金星があったので、この試合もかと思われたのも束の間。
この後、フランスが圧倒。大量4点で危なげなく勝利。まあ、そうですよね、という結果で終わりました。フランス強いなあ。
ただ、この試合があったから、次の日本の金星が光るわけですよ。日本がんばった。2戦目も勝ちたいなあ。
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