さあいよいよ最終節! ホームで迎えることができます。
それに合わせて、大谷君と染谷さんの現役引退が発表されました。
大谷君はレイソル一筋で20年。その間三度の降格と昇格があり、サポーターにとってはもう本当に苦楽を共にしてきた存在です。レイソルの象徴が引退するのは正直寂しい。
染谷さんは三度目の降格の時にやってきて、昇格に貢献してくれたのが一番印象深いです。大卒でプロ14年なので、やり切った感じなのかな。
試合終了後に引退セレモニーが予定されています。
つまり何としても勝って、いい雰囲気の中で見届けたいのです! ということで、まずは偵察。
2022J1第27節、神戸1-0湘南。
延期されていた試合が、中断期間中に行われました。残留争い直接対決です。
試合の入りは神戸の方が若干ボール保持率がよかったのですが、ただ湘南の方が狙いどおりに進められていた感じ。
その状態で試合が進み、66分、神戸に得点が入ります。左CKにニアでうまくフリーになった大迫選手。越えてきたボールを右腿で押し込みました。
このあと湘南も攻勢を強め、惜しいシュートも何本かありましたが、得点ならず。敗戦となりました。
神戸はこれで5連勝。この後に行われた清水vs磐田の結果を受けて、残留が決定しました。最後の最後にチーム本来の力を出し切った感じ。
第33節、湘南3-0鳥栖。
試合を通したポゼッションは、前後半とも鳥栖で、試合を通して67%もありました。しかし自陣で回していることが多く、湘南の守備がきちんとはまっていた感じ。印象としては五分で進んでいました。
その中でしっかりと得点を取り切ったのが湘南です。7分、杉岡選手の縦パスを受けた瀬川君が右サイドへ展開、石原選手がクロスを上げると、ニアへ走り込んだ町野選手がダイビングヘッドで決めました。
21分に追加点。鳥栖のビルドアップに対して湘南が前からプレス。ドリブルで流れていく鳥栖CBファン・ソッコ選手に、湘南のタリク選手が追っていきスライディングでカット。拾った町野選手がミドルシュートを決めました。
後半に入ってすぐの47分、鳥栖の攻撃をしのいだ湘南がつなごうとしたところに、そのまま鳥栖がプレッシング、西川選手がボールをカット。蹴る寸前で触られた形になった杉岡選手が足を引っ掛けてしまって、PK献上。しかし西川選手のキックを湘南GK谷選手が横っ飛びでビックセーブ。失点を防ぎました。ここで鳥栖に点が入って2-1となっていたら流れとしてはわからなくなっていたので、本当にビッグプレーでした。
そして78分に湘南がとどめ。左CKをファーで山本選手がヘディングシュートを決めました。湘南はとてもいい形でホーム最終戦を終えました。
これを踏まえて湘南戦の展望です。湘南は13位で降格争いからまだ完全には抜け出してはいませんが、終盤に向けて調子を上げてきており、9月10月の2ヶ月で3勝2敗3分けと勝ち越しています。ウチはその間まったく勝てていないので、順位で考えたらいけない。湘南はこの試合で勝ち点を1つでも取れれば降格圏から自力で脱出できるので、モチベーションも高いと思われます。なかなか難しい勝負になりそうです。
守備では。
攻撃の形は非常にしっかりしていて、湘南スタイルと言われる、どんどんと積極的に仕掛けて後方から湧いてくる形は健在です。まず飲み込まれないように先手を取りたい。
まずはなんといっても町野選手です。少し調子を落として先発から外れたいしていたのですが、第32節のFC東京戦で1得点、第33節鳥栖戦で2得点と、戻っている感じ。シュート意欲が高く、ゴール前にもしっかり飛び込んできます。放してはいけない。
右サイドの石原選手にも要注意。いい形で抜け出してクロスを上げています。しっかり抑えたい。
瀬川君に恩返し弾を決められるのは絶対に避けたい。
攻撃では。
湘南はCBもどんどん攻撃参加してくるので、カウンターを取りたい。
前節でも書きましたが、細谷君があと2点で二桁得点です。どどんと取ってほしいです!
武藤さんは二桁まであと3点ですが、ハットトリックでOKです!
最終戦でベテランを見送る試合で、森君とか真家君とかレイソルの未来を背負う若手が点取って花を添えてくれれば最高!
最後は白星で!!
勝ちましょう!!
最近のコメント