偵察Cvs磐田・湘南とC大阪戦展望
ここ2試合、内容は悪くないのですが引き分け止まり。けれで7戦連続勝ちなしとなってしまっています。ぜひとも勝ち切りたい局面で迎えるのは、難敵C大阪。ということで、まずは偵察。
2022J1第30節、磐田 2-2 C大阪。
C大阪が優勢で試合が進み、順当に先制点を取ります。25分、C大阪が押し込んで一度奪われたところを、左SB舩木選手が絞ってすぐに奪い返し、こぼれたボールを喜田選手が縦パス。清武選手が落として、タガート選手がDFを外してシュートを決めました。
後半に入って52分に追加点。今度は右CK。ファーで進藤選手がヘディング。ゴール逆サイドを狙ったボールを、吉長選手がヘッドでクリアしようとしますが、しきれずにゴールイン。
これでC大阪が2点先行で、かなり有利になったと見えたのですが、負けられない磐田がここから反撃します。
57分、カウンターから右サイドへ展開、吉長選手がクロス。ファーで受けた金子選手が、相手を抜かずに外を巻く、うまいシュートを決めました。
さらに70分、磐田右サイドで山田選手がスルーパス。吉長選手がグラウンダーの折り返し。戻りながらのスライディングクリアを試みたC大阪CB進藤選手が、クリアしきれずオウンゴール。
この後双方のチームにビックチャンスがあったのですが、どちらも決め切れずに、痛み分けとなりました。
このあとC大阪はルヴァン杯の準決勝がありました。第1戦、C大阪1-1浦和。第2戦、浦和 0-4 C大阪ということで、アウェイゴールを奪われた不利をひっくり返して、決勝に進出しております。
そしてJ1第31節、C大阪1-1湘南。
こちらの試合は、終了直前に大きな動きがありました。
アディショナルタイムに入る直前、C大阪右サイドから中原選手がクロス。これは守備に入った湘南・山田選手のブロックに遭い、こぼれを拾ったのは湘南の山本選手。しかし少しトラップが大きくなった所に、後方からC大阪・加藤選手に体をねじ込まれ、山本選手がボールではなく足を蹴る形になってしまい、PK。これをパトリッキ選手が決めました。
ところがすぐ後の96分、湘南が同点に追いつきます。左サイドからのFK。阿部選手が速いインスイングのボールを送ると、C大阪の加藤選手がヘディングでクリアしそこね、ボールはゴールへ向かいます。GKキム・ジンヒョン選手が飛びついて触りますが、そのままオウンゴール。
直後、試合終了の笛。劇的な引き分けとなりました。
これを踏まえてC大阪戦の展望です。
守備では。
まず全体的な印象として、C大阪はわりと早めに前に出してくる感じです。なのでまずそこをしっかりはね返したい。
そのターゲットになっているのが、アダム・タガート選手です。現オーストラリア代表で、このあいだ招集されていました。裏抜けを狙っていて、パワーもあります。しっかり対応したい。
クロスの供給源として要注意なのが、おなじみ山中君です。少しでも余裕を持たせると、低い位置からでもえげつないクロスが飛んできます。しっかり潰したい。
清武選手のコンディションが気になります。第30節でケガした様子で途中交代。ルヴァン杯は2試合とも途中交代投入。第31節はベンチ外。出てくるとしたら、とにかく要注意。一発で局面を打開する技術を持っています。
攻撃では。
4-4-2で守備ブロックを組むC大阪。前節のG大阪よりは前から来る感じ。
でもやはり、ブロックの中にどうやって潜り込むかが鍵だと思われます。まずはサヴィオさんに期待です。ブロックを切り裂いてほしいです!
この試合のシステムはどうするのでしょう。細谷君は2トップなのかシャドーに入るのか。プロになって裏抜けスタイルを身につけましたが、アカデミー育ちなので、間を取るのは鍛えられています。まずはそこで受けて、そしてズドンと決めてほしい!
ブロックの外から切り崩すのも手ですね。北爪さんが押し込んでくれると、山中君の上りも同時に防げるので、右サイドの攻防にも注目。がんばって!
ここで勝ちたい!!
がんばれ!!
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