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2022/10/20

バイオディーゼル

昨日一昨日と温暖化による気候変動がやばいという例を取り上げたので。

本日はその対策をがんばってますよ、という例。

こちらを読んだのです。

カーボンニュートラルに向けた次世代バイオ燃料の取り組み! マツダが考える未来とは? マツダ公式ブログzoom zoom blog 22/10/10

自動車メーカーのマツダがバイオディーゼル車の開発をして、いろいろ協業してますよという話題。

この記事で、おっと思ったところがこちらです。

河崎 「今のユーグレナさんのプラントは実証施設なので少量生産ですが、2025年には量産プラントができて、年間25万kℓ、価格も1ℓ200円を目指すと言われています。

25万kℓというのは、これをすべて次世代バイオ燃料として普通車に使用した場合、国内の普通車の年間軽油消費量の約2%にあたります。

少しずつにはなりますが、私たちの日々の生活にも、次世代バイオ燃料が浸透していくことになりますので、供給に遅れないよう、クルマ側も課題をクリアしなければなりません」

引用中に出てきたユーグレナは、ミドリムシの培養で名を馳せ、そこから関連事業としてバイオ燃料の方へと発展させている会社です。先行しているのは航空燃料。エネルギー密度の問題で旅客機の電動化は難易度が高く、そのため脱炭素のためにはカーボンニュートラルな燃料を、という流れになっています。SAF(Sustainable Aviation Fuel=持続可能な航空燃料)という名前で開発、導入が進んでいます。

そして、車の燃料としても実証実験が行われているところ。マツダのディーゼル車で実験中です。元々ディーゼルエンジンは食用油でも動きます。天ぷら油の廃油を使った車が昔、ニュースで流れていて、なんとウチの近所でも走っていました。

そちらのことを思い出して書いた、近未来SDGs小説がこちら。『不謹慎ピクニック』。

さて、バイオ燃料はコストが課題でした。作る技術はあるけど、採算が合わない。でも、それが1リットル当たり200円を狙えるところまで来た。さらに、2030年代には100円台に、というのが日本政府のグリーン成長戦略目標です。行けそうな感じなのでは。

現在のガソリン、軽油の使用量から、必要なエネルギー量を考えてみると、かなりの大きな数字になります。全部電気自動車にして、さらに火力発電も止めるとなると、エネルギーインフラを整えられるのか、ちょっと疑問。

でも、燃料の方をカーボンニュートラルにできれば、設備投資は最小限で済む。この記事で出てきているマツダの実験車はCX-5。宣伝用にラッピングしてあるだけで、中身は市販車と同じ。それで普通に走るのです。普通にガソリンスタンドで給油して、今までと同じ感覚で乗れる。

さらに、現在、ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー市場が大きな影響を受けていますが、藻類などからバイオ燃料を作るようになると、全部国内生産も可能。エネルギー安全保障の面でも有利。安定的に作れる。

案外こちらの方が本命なのではないかと、最近注目しているのです。

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