偵察川崎vs湘南・広島と川崎戦展望
ちょっと調子を崩しているところで、やってくるのが最強の敵、川崎です。しかしそれでもなんとかしたい。まずは偵察。
2022J1第28節、湘南2-1川崎。
川崎がボールを保持しているけれども、湘南もカウンターで対抗。その展開の中、先制したのは川崎です。20分、右CKを谷口選手がヘディングシュート。これが前方にいた知念選手の頭にうまい具合に当たって、コースが変わりゴール。
後半に入って53分、湘南に同点弾。川崎のクリアボールをタリク選手が競り勝ち、受けた瀬川君がスルーパス。抜け出した町野選手に対応した川崎CBジェジエウ選手が、絡んだときに後ろから蹴る形になってしまい、PKを献上。これを町野選手が決めました。
川崎は週中に試合があって湘南より日程が厳しく、コンディション的には不利でした。そのため、だんだんと押し込まれていきます。そしてアディショナルタイム93分、湘南に決勝点。ハーフウエーライン左サイドから杉岡選手が縦パス。山田選手が抜け出して折り返し、阿部選手がダイレクトで押し込みました。
川崎は走り負けた形で敗戦となりました。
第29節、川崎4-0広島。
この試合は逆に、対戦相手の広島が週中に試合があり、コンディション的に川崎が有利でした。そのためか、川崎大勝の試合となりました。
先制点は34分。川崎の波状攻撃。左サイドから脇坂選手がペナルティーエリア角に位置していたマルシーニョ選手へ。マルシーニョ選手はこれをワンタッチで縦に送り、佐々木選手が抜け出して折り返し。ファーから家長選手が走り込んでダイレクトで合わせました。
59分に川崎2点目。広島のスローインを奪って、つないで中央へ。橘田選手が前方ペナルティーエリア内のマルシーニョ選手へ縦パス、これをダイレクトではたくと脇坂選手が受けて、うまく反転してマークを外し、シュートを決めました。
68分。山根選手からの浮き球のパスを、ペナルティーエリア内へ飛び出して受けた脇坂選手が、深い切り返し。これに飛び込んだ広島CB住吉選手が足を刈ってしまってPK献上。知念選手が決めました。
そして78分、とどめの4点目。左サイドから作って佐々木選手が突破、ペナルティーエリア内のマルシーニョ選手へパス。マルシーニョ選手がファーへ巻くシュートを放つと、広島GK大迫選手がはじいて防ぎますが、ファーにポジションを取っていた家長選手が蹴り込みました。
さらに週中の水曜日に延期されていた試合。第22節、名古屋1-1川崎。
川崎がボール保持する展開ですが、名古屋の守備ブロックは強固で、守り合いに。
先制点は川崎です。61分、上がってきたジェジエウ選手がDFライン裏にふわりと上げて、知念選手が競ったこぼれをマルシーニョ選手がダイレクトシュート。これは知念選手に当たってしまいますが、そのこぼれをさらに橘田選手がダイレクトで決めました。
これに対して74分、名古屋が追いつきます。左CKを川崎がクリアしますが、このセカンドボールを稲垣選手がダイレクトミドル。相手に当たって少しコースが変わりゴール。
この後名古屋の押し込む時間帯が続いたのですが、試合はドローで終了。
これを踏まえて川崎戦の展望です。一時期調子を落とし連覇は危ういのかなと思われた川崎ですが、ここへきてぐぐっと調子を取り戻しています。超強敵です。付け入る隙があるとしたら、相手が中二日で連戦になっているところ。コンディションではウチにアドバンテージがあるので、先に動いて走り勝ちたい。
守備では。
川崎攻撃陣はタレントぞろいで層も分厚いのですが。
その中でも特に好調に見えるのは左ウイングのマルシーニョ選手です。とにかくキレキレで鋭い突破を連発。ゴール前にもどんどん顔を出してきます。しっかり捕まえたい。
CFのダミアン選手が怪我で離脱しているのですが、その穴を埋めているのが知念選手です。クロスに対して飛び込むのうまい。しっかり放さず。
右ウイングの家長選手は、狭い局面でもボールを失わずに打開してくるお馴染みのプレーの他、リズムが悪い時に思い切って下がったり逆サイドまで流れたりするプレーが見られました。しっかり受け渡して対応したい。
攻撃では。
ポイントは両サイドではないかと思われます。まずウチの右サイド。大南君が出場停止、北爪さんではないかという予想。川崎の左ウイングはマルシーニョ選手を筆頭にドリブルを持っている選手がそろっているので、まずそこを抑えたい。そしてさらに、攻撃でスピードを生かしてよさを出したい。がんばって!
川崎の不動の右SBで日本代表の山根選手も出場停止。対面には三丸さんが復帰しています。左サイドを制圧したい。よろしくお願いします!
そして両サイドから上がるクロスを、ドウグラスさんがドカンと決めてくれれば完璧!
コンパクトに、出足鋭く!!
がんばって!!
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