潰れたと言えば
昨日本屋が潰れた話をしたのですが、そう言えば、喫茶店も潰れてた。
一つは駅に向かう途中の店。ここはもともと経営が怪しそうでした。パステルカラーの店構え、広いキッズスペースが売りで、子連れお母さんがターゲットだなと見てとれた。ただ、少子化の昨今、需要がそこまであるのかなと思っていたら、改装してタピオカテイクアウトコーナーができた。うむ、やはりか。
もう一つは駅前も駅前。ホームから見える好立地。僕は外で飲み食いをほとんどしない人なのですが、立地のよさから打ち合わせで何度か使ったことがあります。こっちはやっぱりコロナ禍かなあ。
飲食店は感染拡大のホットスポットとして、大きく影響を受けました。そして今、次のフェーズに入っています。
今回の流行では、行動制限をかけませんでした。さらには、隔離期間も短くしようという話も出ています。
しかし、感染リスクが下がったわけではありません。肺ではなく喉でウイルスが増殖するようになったので、肺炎で重症になる確率は減りましたが、感染力は爆上がりしているので、死亡者数は増えました。例えばこちらのNHKのサイトではここまでの感染者数や死亡者数のグラフが確認できるのですが、今回の流行が一番死亡者が多い。
死亡率は「かかったときに死ぬ確率」なので、そちらの数字は下がっていますが、「健康な人が新型コロナで死ぬ確率」は上がっているのです。
なのに行動制限はせず、隔離期間も短縮。入国制限もどんどん緩めていく予定。経済を気にしていますよという姿勢ですが、それは人命とのバーターという状態になっています。感染対策に疲れてしまってもういいじゃんとなっている人が多いので、それに便乗している形ですね。
経済をほっといていいとは思いませんが、僕はもっと、対策を打ちながら経済自体の形を変えていくんだろうと考えてました。人の不明に付け込むとはなあ。
どうも年に2回ほど大きな変異が起きて、感染流行するというペースが定着しています。対策を打たないことにしたので、次は今回よりさらにひどくなる気がします。そうすると、気にする人はやっぱり外食を自粛するでしょうから、飲食店は影響を受ける。でも行動制限をかけたわけではないので政府補償はなし。
飲食店は本当に大変だろうなと思います。
そんな中、駅前の居酒屋さんがテイクアウトを拡充していて、むしろここはもうお総菜屋さんなのではという勢い。元々炭火焼き鳥を売りにしていたので、いい匂いを漂わせて、僕の食欲を刺激しています。こうしてがんばってるところは生き延びてほしいなあと思いながら前を通るのですが、帰りが遅いのでたいがい焼き鳥終わっちゃってて、行きにおなかが減るだけなんですよね(^^;;)
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