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2022年9月

2022/09/30

今週の漫画感想 卑怯じゃない

予定を組み替え新たなルートに入った月曜日。まずはじっくり漫画読む。ジャンプ43号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。センターカラー『僕とロボコ』。ブラックホールからスタートして天文学てんこ盛り。科学ファンの僕はウキウキなんだけど、なんか違う方向に突っ走ってるw

『あかね噺』。からしさんが……?

『ウィッチウォッチ』。この膝枕が一番の魔法なのでは。

『逃げ上手の若君』。二人がかりで作った勝算は何だろう。

お次はジャンプ+。『阿波連さんははかれない』第151話。売れた時の顔、無表情なのに喜びがわかるいい顔。

『あやかしトライアングル』第106話。ポ之助の真顔、いい味出ているw

というジャンプ43号とジャンプ+の感想でしたー。さて作業進めよう。22/9/26

もうちょっとペースアップしたい水曜日。けれどその前に漫画読む。マガジン・サンデー44号感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『ダイヤのA』。とうとう決着。熱戦だった。

『それでも歩は寄せてくる』。4コマで即落ちw しっかり盛り上げて、いい顔描いてあって、の後なので効果抜群。

『シャングリラ・フロンティア』。次から次へと新たな展開に。どうなるんだろう。

お次はサンデー。『よふかしのうた』。ハルの眷属までは予想のうちだが、これまたクセの強い新キャラが。こうして先読みできないようにするのうまい。

『古見さんは、コミュ症です。』。コメディの流れから、とてもいい話になって、そこからさらにもう一段ギアを上げて羽目を外す、ぶれ幅の大きさ凄い。

『白山と三田さん』。「吸う」の目力凄いw

というマガジン・サンデー44号の感想でしたー。さて、一工程終わらせたい。22/9/28

『よふかしのうた』。吸血鬼でハルの関係者らしいとなれば、眷属なのかなと想像するわけで、そこでの驚きはないのですが。

そこまでとそこからの描写がお見事でした。

次から次へと電話がかかってきて、話がさっぱり進まない。聞けば多くの女の子のヒモになっているというクズっぷり。ハルが亡くなったと聞いても悪態をつく。

ところが「もう会えねえのかぁ…」と涙を見せて、もしかして根はそこまで悪くないのでは、と思わせる演出が入り。

そうして読者を引っ張っておいて、結局、顔が同じだから上書きできるかもと、ナズナを口説いてやっぱりクズ確定。

この二転三転と転がしていく演出がお見事です。前回書いたように大きなストーリー展開で先を読ませないというのも面白さですし、こういう細かい演出で先を読ませないのも、面白さを作るのです。本当に楽しい。

よふかしのうた 13

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2022/09/29

日本vsエクアドル あと一歩

スコアレスドローです。

キリンチャレンジカップ2022、日本0-0エクアドル。

新システム続行中。この日の先発はファーストトップが古橋選手。下がったところに南野選手、右に堂安選手、左に三笘選手。ただ、アメリカよりもエクアドルの方が寄せも厳しく攻撃も捕まえづらくて歯応えのある相手だったので、評価が難しいですね。後半、交代を使ってからの方がいい攻撃ができていましたが、相手の疲労とかメンバー交代の影響をどう見るか。

明らかな大殊勲はGKシュミット・ダニエル選手のPKストップです。GK争いも激しいですけれども、これは大アピール。

形としてはこの4-4-2でいいのではないかと思うのですが、ポジション争いはなかなか熾烈ですね。特に左サイドMF。今日みたいに両翼が足元にボール入ってからのドリブルが武器の選手だと、そこを狙われなかなか前に進めない場合があるので、右の伊東君は使った方がいいと思うのですが、左がけっこう横一線。

あとファーストトップも4人試しましたが、誰が軸になるか。僕のタイプ的な好みは大柄なうえに裏抜けを狙っている上田選手ですが、他の選手もそれぞれ強みがあるので、どうなるでしょう。

この後のメンバー発表に注目です。

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2022/09/28

U-21欧州遠征vsイタリア 二人とも活躍

U-21日本代表の欧州遠征がありました。スイス、イタリアと対戦。イタリア戦は中継があったので、観戦。

国際親善試合、U-21日本代表 1-1 U-21イタリア代表。

この試合、細谷君と佐々木君が先発フル出場です。二人とも活躍していました。

この前のU-21スイス代表戦は1-2で負けてしまったのですが、日本の得点はそちらでも先発していた細谷君。この試合でも惜しいシーンがありました。

17分、プレスバックしてボールホルダーの背後からボールを奪った細谷君。前に出ていたGKの位置を見て、ハーフウェーラインをちょっと越えたところからの超ロングシュートを狙いますが、ゴール上に外れました。惜しい。

36分、右SB半田選手がペナルティエリア前でボールを受けると、ちょんと浮かせてDFライン裏へパス。細谷君が抜け出して、飛び出してきたGK頭上を狙ってループシュート。しかしこれは左に外れました。惜しい。

直後37分、右サイドから半田選手がゴールニアサイドへスルーパス。抜け出した細谷君がスライディングシュート。しかしGKに防がれました。めっちゃ惜しい。

どれか決めたかったですねー。

細谷君は攻撃では裏を狙い続けてボールを引き出し、守備では惜しみないプレッシング。このチームの攻守の戦術の要となるプレーを披露。スイス戦の得点、見たかったなー。

さて、試合は39分にイタリアに先制されますが、後半に入って55分に同点に持ち込みます。こちらの得点に細谷君は関わっていました。日本の右CKをショートコーナーでスタート。ニアの細谷君にくさびのパスが入ると、これを落として、加藤選手がシュート。これは枠外に外れそうだったのですが、藤尾選手が頭で押し込みました。

この後には佐々木君に見せ場がありました。

73分。イタリア右サイドからカンビアーゾ選手がインスイングのクロス、これをニアでカネストレッリ選手がすらします。コースが目の前で変わる難しいシュートに佐々木君は素早く反応し、ダイビングキャッチ。しっかりつかんでこぼさず、混戦発生も防ぐナイスセーブでした。

77分。イタリア左サイドからボーベ選手がドリブルで突破しペナルティエリア侵入、ゴール前へパスを送ります。これをコロンボ選手がシュート。PKスポット付近からの至近弾が佐々木君の頭上を襲いましたが、いい反応でこれを弾き出しました。

この世代の代表GKは、現在、ウチのアカデミー出身の佐々木君、小久保君と浦和の鈴木選手の3名。かなりハイレベルの争いになっています。このあいだのU-23アジアカップでは、7試合中6試合が鈴木選手。小久保君が1試合で佐々木君は出番がありませんでした。その後、佐々木君はウチで先発に定着。試合経験を積んで序列をひっくり返した形です。

スイス戦は小久保君が先発でした。やっぱり見たかったなー。

11月にも海外遠征が予定されています。みんなこのままがんばってほしいです。

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2022/09/27

大相撲令和四年九月場所 大ベテラン大躍進

九月秋場所は玉鷲関の優勝で幕を閉じました。13勝2敗。37歳10か月での優勝は、年6場所制が定着した昭和33年以降、最年長です。

しかも、相撲の内容がよかった。思い切った押し相撲。幕内最年長なのですが、元気いっぱい、めっちゃ若々しい相撲でした。まだまだ行けそう。

それに対して、上位陣に元気がなかった。横綱照ノ富士関は両膝の怪我が悪化して休場。元々膝は悪く、悪化しているのは見ていてわかりました。手術がいるかもしれないそうです。

大関陣も不調。御嶽海関はカド番で4勝11敗と大きく負け越し、大関陥落。正代関も同じく4勝11敗でカド番に。だんだん相撲が悪くなっており、立ち合いに手を入れないとどうにもならないのでは。

そこで注目なのが若隆景関です。4場所連続で関脇で勝ち越し。3連敗スタートだったので、優勝争いには絡みませんでしたが、そこから盛り返して11勝4敗。内容的にも、単なる勢いだけではなく、しっかり地力をつけている様子が見て取れます。大関取りに期待がかかりますね。来場所楽しみです。

柏出身隆の勝関は勝ち越し。琴勝峰関は7勝8敗と惜しくも負け越しましたが、立ち合いを変えていこうという試行錯誤の様子があって、こちらも来場所楽しみです。

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2022/09/26

J2観戦記 鵜木君ようやく

鵜木君が水戸にレンタル武者修行。チェックしなくちゃと意気込んでいたのですが、なかなか出番がありません。

せっかく修行に行ったのにとやきもきしていたところ、ようやく出場するようになったので、大喜びで視聴。本日はその観戦記をお送りします。

2022J2第36節、水戸0-1長崎。

鵜木君は先発、左MF。

長崎にはクリスティアーノさんがいました。この試合の時点で31試合出場6得点です。クリスティアーノさんのドリブルを鵜木君が後ろから追っかけてファールで止めて、黄紙をもらうというほのぼのシーン(違う)がありました。

見せ場としてはまず開始直後の5分にFK。鵜木君が蹴りましたが、ジャンプした壁に当たってしまいました。

44分には相手のパスミスをカット。中央へドリブルしていってミドルシュート。ただ、右足アウトにかかってしまい枠を外れました。

全体的にはよく動いてボールを受けて、守備でも果敢なプレスを見せていました。もうちょっと早いタイミングでパスを入れてもらえるといいんですけど、これはチーム全体の課題か。

鵜木君は62分に交代。そのあと72分に長崎が押し込んで左からクロス。エジガル・ジュニオ選手のダイレクトシュートは水戸GK山口選手が弾きましたが、こぼれを長崎のクレイソン選手が押し込まれ、水戸の敗戦となりました。

第37節、新潟2-0水戸。

鵜木君はベンチスタート。2点リードされた70分に投入され、2トップの一角に入ります。

80分に中盤でボールを受けてドリブルからロングシュート。これはGK正面。直後にDFライン裏へのロビングに反応。ヘディングに行ってGKと交錯。

得点を目指して一生懸命走っていましたが、この時間帯はすでに味方に疲労の色濃く、そのまま敗戦です。

第31節、水戸1-2東京V。

以前台風で中止になった試合の代替試合。週中の水曜日に開催されました。鵜木君は右MFで先発。

見せ場としてはまず47分、中央で鋭いフェイントを見せてドリブル突破し、前方の唐山選手にスルーパス。唐山選手のシュートはGKにブロックされます。惜しいー。

67分には右サイドで縦に突破。ふわりと大きくファーにクロスを上げると大崎選手がヘッド。しかしこれはDFのブロックに会いました。惜しいー。この直後鵜木君は交代。

試合は1-1で進んでいたのですが、88分、ヴェルディが押し込んだ状態でロストしたボールを前からプレスに行って奪い返し、右へ展開。深澤選手がドリブル突破してクロス、河村選手がヘディングで折り返し、佐藤凌我選手が胸で押し込んで決勝点。水戸はこれで4連敗です。

第38節、徳島1-1水戸。

1-1の同点で迎えた72分に鵜木君は投入されました。右MFへ。

一番の見せ場は82分。前線に飛び出してスルーパスを受けた鵜木君。しかし徳島のDFカカ選手がスライディングでカバーに来たため、シュートが浮いてしまいました。惜しいー。

試合はこのままドローで終了。水戸の連敗は一応止まりましたが、なかなか勝てませんね。

鵜木君の活躍で勝つ試合を見たい! 次に期待です。

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2022/09/25

日本vsアメリカ いい形

いい勝ち方した!!!!

キリンチャレンジカップ2022、日本2-0アメリカ!!!!

先制点は25分。攻め込んだ日本。守田選手がボールを受けると、ペナルティエリア左でフリーになっていた鎌田選手へ。鎌田選手が落ち着いてファーサイドへ決めましたが、判定はオフサイド。しかしVARが介入し、オフサイド取り消し、ゴールとなりました。

2点目は88分、ハーフウェーラインをちょっと越えたところの左サイドでボールを受けた三笘選手が、ドリブルで運んでいってそのままシュートを決めました。

この試合で一番の注目は、システム変更があったことではないでしょうか。鎌田選手がトップ下で、ダブルボランチの4-2-3-1の表記でしたが、守備を見ていると鎌田選手が前残りした4-4-2。縦並び2トップといった方が実際に近いのでは。

今まではアンカーを置いた4-3-3でしたが、そうすると得点で一番実績を出している南野選手と鎌田選手の使いどころが難しいという問題がありました。さらにW杯の組み分け抽選で、ドイツ、スペインと同組という死のグループに入ってしまった。僕は「自分たちのサッカー」と言いながら無策で負けるの本当に腹が立つタイプなので、きちんとカウンターを視野に入れた布陣にするべきだと思っていました。

それに対してこれは非常にいい並べ方です。真ん中に前田選手という超速FW。両サイドはこの日は伊東君と久保選手。前にスペースがあった時に、単騎でもボールが運べる人材。

しかも、現在の代表はこのタイプの層が厚い。後半入った三笘選手もこういう形の中でも働けるタイプです。2点目がまさにそういう形でした。同点に追いつきたいアメリカが前からプレスに来ていて、日本はかなり低い位置でDFライン間でボールを回していた中、前に出てボールを受けた中山君が簡単に三笘選手に預けてカウンター。

そして、中央高い位置にポジションを取れた鎌田選手も存分によさを出していました。得点だけでなく攻撃をリード。南野選手もこのポジションの方が生きるはず。

4-4-2のブロックは、前からプレスをかけつつ守備を安定させられるので、大きな守備戦術の変更をしなくていい。これもよかった。もう本番もこれでいいんじゃないかな。

本番もこれでいいと思ったのは、伊東、酒井、中山と、レイソルゆかりの選手が全員先発だったのもあります。ほんと本番もこうだといいな。次はエクアドル。

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2022/09/24

今週の漫画感想 お返し

台風の影響残る曇り空の火曜日。まずはじっくり漫画読む。ジャンプ42号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『逃げ上手の若君』。素直に答えなくてもいいのではw

『ウィッチウォッチ』。前科三犯の言葉は説得力があるw

『あかね噺』。意味ありげな顔でまた伏線が張られていく。このあいだもあったし、気になる。

お次はジャンプ+。『2.5次元の誘惑』第122話。奥村の顔を見ただけで、みんながわかっている信頼感がいい。

『あやかしトライアングル』第105話。よく考えたら主人公がモテモテという定番の形なのだが、なんか違うw

『SPY×FAMILY』第68話。敵に塩を送ってしまっているw

というジャンプ42号とジャンプ+の感想でしたー。さて、仕事行くまで作業進めよう。22/9/20

昨日がグダグダでフォローに追われた水曜日。何とか終わらせてご飯時に漫画読む。マガジン・サンデー43号感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『ダイヤのA』。やはり言われていた、ピッチング以上の見事なコントロール。

『それでも歩は寄せてくる』。すれ違いがこの漫画の基本仕様だけど、やっぱりうまい。

『シャングリラ・フロンティア』。次から次へと状況が変わるはらはら展開。

お次はサンデー。表紙&カラー『葬送のフリーレン』。アニメ化おめでとうございます。本編の方もめでたく人間側の勝利と行けるかどうか。デンケン大丈夫かなあ。

『よふかしのうた』。このエピソードが本筋のどこに絡んでくるのかなと思いながら見ていたけど、そっちに行くのか!

『BE BLUES!~青になれ~』。アディショナルタイム逆転弾なるか。この時間帯に走り切れる選手は重宝するよね。それに対してスタミナに不安のある桜庭はどうか。

というマガジン・サンデー43号感想でしたー。さてギリギリだぞ。22/9/21

『よふかしのうた』。キクとマヒルを追い、北海道へ行くために、修学旅行に参加。さてどうやって見つけようかという話の流れの中、地元のナンパ君が登場。実は吸血鬼。

ここで本筋から無関係の脱線をするだろうか、と思ったので、先行きに注目していました。

そしたら、ちょっと予想と違った方に繋がった。どうやらナズナの母、ハルの関係者の模様です。

お話を作るときに、ゴールに向かってまっすぐ展開させてしまうと、先読みできすぎてつまらないものになってしまいます。なので、ルートをちょこっと脇にそらす。読者の想定からちょっとはみ出してみせると、先読みできなくなり、興味を引き出すことができます。

中にはひたすら予想を外すことに注力するものもありますが、この作品は多分そうじゃない。とすると、ハルもこのエピソードに巻き込むのかもしれない。でも、もう一つ先の伏線なのかもしれない。

本当に作者の手の平で転がされている状態なんですけれども、それがとても楽しみなのです。どうなるのかな。

よふかしのうた 13

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2022/09/23

まとめ買い

このあいだの記事で、最近漫画の単行本は電子書籍で買ってると書きましたが。

電子書籍は危険ですねえ。

本当にまとめ買いが楽すぎる。

何巻セットと書いてあるやつを「ポチッとな」で、すぐ買える。

全30巻とかね、書店店頭で買うんだったら、ブレーキかかるんですよ。目の前にでかい塊があるから、「とりあえず10巻まで買おう」でも、かなり奮発した方なんですよ。持って帰るのも大変だし。鞄にそんなに入らないかもしれないし。

そういう心理的なハードルがないので、簡単に思い切れちゃうもんなあ。

全30巻とかね、と具体的な数字を書いたことで、お察しください。

他にもセットで買ってるんだよ。今月買い過ぎじゃないかな。

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2022/09/22

組み立て棟に被害

めっちゃ発達した台風14号が日本を襲い、各地で被害が出たのですが、そのニュースのうち、一番ぞっとしたのがこちら。

種子島宇宙センター 建物の外壁の一部剥がれる 台風影響か

鹿児島県南種子町にある種子島宇宙センターで、ロケットを組み立てる建物の外壁の一部が剥がれていることが分かり、JAXA=宇宙航空研究開発機構は台風の影響とみて詳しい状況を調べています。

JAXAによりますと、外壁が剥がれていたのは鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターにあるロケットを組み立てる建物です。

建物の高さは81メートルで、ここにロケットを格納して点検や整備を行いますが、外壁の一部が地上付近から高さ数十メートルにわたって剥がれているということです。

建物の中には現在、開発中の新型ロケット「H3」の初号機と、H2Aロケット47号機が格納され、JAXAは機体への影響がないかなど詳しい状況を調べています。

種子島では18日朝から台風の暴風域に入り、最大瞬間風速が南種子町の上中で18日午前11時30分に34.6メートル、19日午前0時25分に24.5メートルを記録しています。NHK NEWS WEB 22/9/19

写真見たらけっこう大きく剥がれてた。中に水入ったりとかは大丈夫だったのだろうか。

H2A47号機には新しいX線観測衛星XRISMと月面着陸実証機SLIMが積まれています。こちらで特に注目しているのが、SLIMに積まれた小型ローバーのうちの一台、LIV-2愛称SORA-Qです。野球のボールぐらいの球形の超小型探査ロボ。特徴は着陸した後、外殻が割れるように変形して走行モードになること。

そして何と、開発チームにタカラトミーが入っていて、その変形機構にこれまで子供向け玩具で培ってきたノウハウが投入されているそうなのです!

つまり子供の頃に遊んでいたあの合体変形ロボの技術が、月に着陸するんだよ。すごいロマンある。

そんな重要なミッションが台風に脅かされた。ほんとにひやひや。

さて、ここから別の角度から。ロケットを衛星軌道上に打ち上げるには、かなりの速さに加速する必要があります。第一宇宙速度と言われるその速さは秒速7.9km。時速で2万8440kmです。これは地表での単純計算なので、実際には高度によって違ってきますが、とにかくめっちゃ速くないといけません。

すると少しでも速さを稼ぐため、地球の自転速度も使おうという話になります。東向きに打ち上げることになるので、東側が海の方がブースターとかを落っことすときに開けていていい。赤道が一番自転速度が速いので、なるべく南の方がいい。制止軌道に入れやすいというのもありますね。

ということで、いろいろな条件を考慮しての種子島宇宙センターなのですが。

日本で南の方で東向きだと、台風をしょっちゅうまともに受けることになりますよね。

温暖化のためか、毎年のように「史上最大級」の台風が接近するようになっています。今後もこういうことがあるのかなあ。心配ですね。

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2022/09/21

U-20アジアカップ予選inラオス

U-20アジアカップ ウズベキスタン2023の予選が、ラオスで行われていました。

テレビ中継がなかったので、結果ぐらいしかわからないのですが。

vsラオス4-0、vsグアム9-0、vsパレスチナ8-0、vsイエメン1-0。きちんと勝ち切って突破です。

結果をチェックしていてすごいなと思ったのは、千葉選手です。2戦目でダブルハットトリック、3戦目もハットトリック。計9得点の大暴れ。

清水ユース出身で昨年の高円宮杯プレミアリーグEASTの得点王。トップチームに昇格して、今季はJ3の今治にレンタル。13試合で3得点。ただ、この代表でこれまでポジションつかんでいたわけではなくて、怪我人が何人か出て、最後の最後での追加召集でした。

そういう降ってきたチャンスに、しっかり結果を出したのがすごい。この年代の選手は一つの経験から大化けしたりするので、今後に期待です。

ウチから招集されていた田中君は、1、3、4戦目に先発。日本は中1日の強行スケジュールの中、4試合をすべて完封したのですが、そちらにしっかり貢献しました。えらい!

一つの経験から大化けは田中君にも期待したいところ。この経験を生かして、どんどん化けてほしいです。がんばって!

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2022/09/20

潰れたと言えば

昨日本屋が潰れた話をしたのですが、そう言えば、喫茶店も潰れてた。

一つは駅に向かう途中の店。ここはもともと経営が怪しそうでした。パステルカラーの店構え、広いキッズスペースが売りで、子連れお母さんがターゲットだなと見てとれた。ただ、少子化の昨今、需要がそこまであるのかなと思っていたら、改装してタピオカテイクアウトコーナーができた。うむ、やはりか。

もう一つは駅前も駅前。ホームから見える好立地。僕は外で飲み食いをほとんどしない人なのですが、立地のよさから打ち合わせで何度か使ったことがあります。こっちはやっぱりコロナ禍かなあ。

飲食店は感染拡大のホットスポットとして、大きく影響を受けました。そして今、次のフェーズに入っています。

今回の流行では、行動制限をかけませんでした。さらには、隔離期間も短くしようという話も出ています。

しかし、感染リスクが下がったわけではありません。肺ではなく喉でウイルスが増殖するようになったので、肺炎で重症になる確率は減りましたが、感染力は爆上がりしているので、死亡者数は増えました。例えばこちらのNHKのサイトではここまでの感染者数や死亡者数のグラフが確認できるのですが、今回の流行が一番死亡者が多い。

死亡率は「かかったときに死ぬ確率」なので、そちらの数字は下がっていますが、「健康な人が新型コロナで死ぬ確率」は上がっているのです。

なのに行動制限はせず、隔離期間も短縮。入国制限もどんどん緩めていく予定。経済を気にしていますよという姿勢ですが、それは人命とのバーターという状態になっています。感染対策に疲れてしまってもういいじゃんとなっている人が多いので、それに便乗している形ですね。

経済をほっといていいとは思いませんが、僕はもっと、対策を打ちながら経済自体の形を変えていくんだろうと考えてました。人の不明に付け込むとはなあ。

どうも年に2回ほど大きな変異が起きて、感染流行するというペースが定着しています。対策を打たないことにしたので、次は今回よりさらにひどくなる気がします。そうすると、気にする人はやっぱり外食を自粛するでしょうから、飲食店は影響を受ける。でも行動制限をかけたわけではないので政府補償はなし。

飲食店は本当に大変だろうなと思います。

そんな中、駅前の居酒屋さんがテイクアウトを拡充していて、むしろここはもうお総菜屋さんなのではという勢い。元々炭火焼き鳥を売りにしていたので、いい匂いを漂わせて、僕の食欲を刺激しています。こうしてがんばってるところは生き延びてほしいなあと思いながら前を通るのですが、帰りが遅いのでたいがい焼き鳥終わっちゃってて、行きにおなかが減るだけなんですよね(^^;;)

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2022/09/19

本屋さん潰れた

隣駅前の本屋さんが潰れていました。

僕はよくアイディア出しのための散歩をするのですが、当然そういう時は人通りの少ない静かなルートを通ります。なので、人の多い駅前通りはあまり使わない。それでもここの本屋さんは、散歩の帰り道に立ち寄って本を買っていくことがあったので、なくなっちゃうのは寂しいですね。

ちょうど関係ありそうな記事を読んだところでした。

コンビニ売上の1%しかない「雑誌コーナー」がしぶとく生き残っている理由 小倉健一 現代ビジネスオンライン 22/9/14

コンビニでの雑誌販売について。みんなが雑誌を買わなくなったので売り上げがガタ落ちしているという話。2002年には7%あったものが、今では1パーセントだそうです。こちらは「生き残っている理由」とタイトルにありますが、その理由がなくなるのも時間の問題と分析しています。僕自身も以前は週に何度も行って雑誌を買っていたのに、もう週刊少年ジャンプしか残っていません。

もともと出版物の売り上げは雑誌と漫画に大きく依存していました。他のカテゴリーの書籍は、商品としては非常に回転率が悪く、話題の新刊でもなければなかなか売れない。委託販売の形で、かつ食品のように腐ったりしないので、それでもいいかと長く置いてあるものがほとんど。書店経営は回転率のいい雑誌と漫画、その二つに支えられていたのです。その売れ方が、情報流通の変化の中で変わってしまった。

雑誌は情報源としての価値をすっかりネットに奪われてしまい、売り上げがどんどん下がっています。上の記事では近年では年500億円ペースの売り上げ減少で、単純計算だと5年後になくなると紹介されています。

漫画は逆にデジタルシフトに成功し、売上を伸ばしていますが、紙の本のシェアは半分を切りました。残った紙の本もネット通販のシェアがあるので、書店店頭で売れている分はさらに減っていることになります。

それでは当然書店の経営は苦しくなります。上の記事ではコンビニで生き残っている理由として、雑誌といっしょについでに他の物も買っていく併買率の高さが挙げられていますが、書店にはそれはないので、減っていく分をまともに喰らってしまう。

そう考えると、街の本屋さんどころか、通勤途中の乗換駅にある大規模書店だってどうなることか。

そもそもそんな状態で、いつまで紙の本を印刷して売っていられるか。このあいだ見かけたつぶやき。

最近新しく買う漫画は電子書籍になっているのですが、以前から買っていいるシリーズはまだ紙の本で買っています。そろっていないとなんか居心地悪いから。しかし、そんなシリーズの中に、作業部屋でせっせと造山活動を続けている超巨大積読山脈に埋もれて、どこまで買ったのかわからなくなっているものがあるのです。

この山脈を早くなんとかしなければー。

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2022/09/18

vs川崎 追いついて勝ち点1

追いついたよ!

2022J1第30節、vs川崎は1-1!

同点弾は、三丸さんが中に入ってきてライン裏に浮き球、細谷君が粘ったこぼれを、ドウグラスさんが蹴り込みました。

僕は展望記事で、三丸さんが上げてドウグラスさんが決めることを期待していましたが、ちょっと違う形。その間に入った細谷君のプレーが大きかった。川崎が調子を上げてきたのは、CBのジェジエウ選手の復帰が大きいなと思って見ていました。スピードもパワーもあるフィジカルモンスタータイプ。前がかりになる川崎は、当然カウンターを食いやすいのですが、そこを馬力で潰していける。

そんなジェジエウ選手に対して体をねじ込みボールを収め、日本代表のCB谷口選手も引きつけ、巻き込んだ。その結果、ドウグラスさんが浮いていて、こぼれに行けた。細谷君が一人で二人を潰してくれたのがめちゃ大きい。

その後のシュートを決めて逆転勝ちできていたら最高でしたが、惜しかったですね。

A代表遠征には選ばれませんでしたが、U-21代表遠征には招集されました。ぜひそちらでも活躍してほしいです!

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2022/09/17

偵察川崎vs湘南・広島と川崎戦展望

ちょっと調子を崩しているところで、やってくるのが最強の敵、川崎です。しかしそれでもなんとかしたい。まずは偵察。

2022J1第28節、湘南2-1川崎。

川崎がボールを保持しているけれども、湘南もカウンターで対抗。その展開の中、先制したのは川崎です。20分、右CKを谷口選手がヘディングシュート。これが前方にいた知念選手の頭にうまい具合に当たって、コースが変わりゴール。

後半に入って53分、湘南に同点弾。川崎のクリアボールをタリク選手が競り勝ち、受けた瀬川君がスルーパス。抜け出した町野選手に対応した川崎CBジェジエウ選手が、絡んだときに後ろから蹴る形になってしまい、PKを献上。これを町野選手が決めました。

川崎は週中に試合があって湘南より日程が厳しく、コンディション的には不利でした。そのため、だんだんと押し込まれていきます。そしてアディショナルタイム93分、湘南に決勝点。ハーフウエーライン左サイドから杉岡選手が縦パス。山田選手が抜け出して折り返し、阿部選手がダイレクトで押し込みました。

川崎は走り負けた形で敗戦となりました。

第29節、川崎4-0広島。

この試合は逆に、対戦相手の広島が週中に試合があり、コンディション的に川崎が有利でした。そのためか、川崎大勝の試合となりました。

先制点は34分。川崎の波状攻撃。左サイドから脇坂選手がペナルティーエリア角に位置していたマルシーニョ選手へ。マルシーニョ選手はこれをワンタッチで縦に送り、佐々木選手が抜け出して折り返し。ファーから家長選手が走り込んでダイレクトで合わせました。

59分に川崎2点目。広島のスローインを奪って、つないで中央へ。橘田選手が前方ペナルティーエリア内のマルシーニョ選手へ縦パス、これをダイレクトではたくと脇坂選手が受けて、うまく反転してマークを外し、シュートを決めました。

68分。山根選手からの浮き球のパスを、ペナルティーエリア内へ飛び出して受けた脇坂選手が、深い切り返し。これに飛び込んだ広島CB住吉選手が足を刈ってしまってPK献上。知念選手が決めました。

そして78分、とどめの4点目。左サイドから作って佐々木選手が突破、ペナルティーエリア内のマルシーニョ選手へパス。マルシーニョ選手がファーへ巻くシュートを放つと、広島GK大迫選手がはじいて防ぎますが、ファーにポジションを取っていた家長選手が蹴り込みました。

さらに週中の水曜日に延期されていた試合。第22節、名古屋1-1川崎。

川崎がボール保持する展開ですが、名古屋の守備ブロックは強固で、守り合いに。

先制点は川崎です。61分、上がってきたジェジエウ選手がDFライン裏にふわりと上げて、知念選手が競ったこぼれをマルシーニョ選手がダイレクトシュート。これは知念選手に当たってしまいますが、そのこぼれをさらに橘田選手がダイレクトで決めました。

これに対して74分、名古屋が追いつきます。左CKを川崎がクリアしますが、このセカンドボールを稲垣選手がダイレクトミドル。相手に当たって少しコースが変わりゴール。

この後名古屋の押し込む時間帯が続いたのですが、試合はドローで終了。

これを踏まえて川崎戦の展望です。一時期調子を落とし連覇は危ういのかなと思われた川崎ですが、ここへきてぐぐっと調子を取り戻しています。超強敵です。付け入る隙があるとしたら、相手が中二日で連戦になっているところ。コンディションではウチにアドバンテージがあるので、先に動いて走り勝ちたい。

守備では。

川崎攻撃陣はタレントぞろいで層も分厚いのですが。

その中でも特に好調に見えるのは左ウイングのマルシーニョ選手です。とにかくキレキレで鋭い突破を連発。ゴール前にもどんどん顔を出してきます。しっかり捕まえたい。

CFのダミアン選手が怪我で離脱しているのですが、その穴を埋めているのが知念選手です。クロスに対して飛び込むのうまい。しっかり放さず。

右ウイングの家長選手は、狭い局面でもボールを失わずに打開してくるお馴染みのプレーの他、リズムが悪い時に思い切って下がったり逆サイドまで流れたりするプレーが見られました。しっかり受け渡して対応したい。

攻撃では。

ポイントは両サイドではないかと思われます。まずウチの右サイド。大南君が出場停止、北爪さんではないかという予想。川崎の左ウイングはマルシーニョ選手を筆頭にドリブルを持っている選手がそろっているので、まずそこを抑えたい。そしてさらに、攻撃でスピードを生かしてよさを出したい。がんばって!

川崎の不動の右SBで日本代表の山根選手も出場停止。対面には三丸さんが復帰しています。左サイドを制圧したい。よろしくお願いします!

そして両サイドから上がるクロスを、ドウグラスさんがドカンと決めてくれれば完璧!

コンパクトに、出足鋭く!!

がんばって!!

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2022/09/16

今週の漫画感想 想い出の髪留め

通常モードももっとうまくこなしたいなと思う月曜日。まずは漫画を読むところから。ジャンプ41号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。センターカラー『あかね噺』。ちょくちょく顔芸がw

『逃げ上手の若君』。属性勝負ではないw こんなにキャラ濃くして、それでもピンチな感じを作れるのはすごいなあ。

『ウィッチウォッチ』。なぜか一緒に温かい目線のニコがいい味出しているw

お次はジャンプ+。『2.5次元の誘惑』。今回お休みで人気投票の発表。美花莉がダブルスコア以上のぶっちぎり。主人公が1位じゃないのはよくあることだけど、これだけ圧倒的なのは珍しいのでは。この人気に後押しされて、幸せになってくれるといいなあ。

ちなみにコスプレ部門は753さんのマジョリーナ・マジョルーナでした。あの登場するところまでの引っ張り方と回想、ナレーションの重ね方、最高だからなあ。

『阿波連さんははかれない』第150話。大人になってからの方が長いけど、それも気がつけばあっという間に過ぎてるんだよ。

『あやかしトライアングル』第104話。あいかわらず「好きがあふれちゃうよぉお~」というセリフと絵面がまったく合っていないのが素晴らしいw

というジャンプ41号とジャンプ+の感想でしたー。さてお次も読まなきゃいけないものが。22/9/12

通常モード改善中の水曜日。まずは漫画を読むところから。マガジン・サンデー42号感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『ダイヤのA』。超絶コントロールで刺すのか、気になる次号。

『日向さん、星野です。』。星野くんちの事情がけっこうつらいので、目が離せなくなってきた。

『それでも歩は寄せてくる』。ここで起きるトラブル。気になる次回。

お次はサンデー。『BE BLUES!~青になれ~』。さあ試合同点で最終盤。決める形はどうなるのかな。

『舞妓さんちのまかないさん』。二人の仲のよさが描かれるほど、この後どうなるのか気になる。

『このマンガのヒロインは守崎あまねです。』。昔のつらさを思い出す。しかもこんな優しいお姉さん、僕にはいなかったよ。

というマガジン・サンデー42号感想でしたー。さて進めるよ。22/9/14

『あやかしトライアングル』。この「好きがあふれちゃう」が好きなんですよねw

セリフの字面だけ見ると乙女なのですが、一緒に描かれている絵は全然違う。あふれちゃっているのは「好きと書いて欲情と読む」という絵になっています。

こういうヒロインはなかなかいません。可愛らしさに包まず、本能にストレート。すごく生き生きしていて、存在感抜群。予想外の行動を取るキャラクターは、お話を進める原動力になります。自分の中の妖巫女の記憶を引き継ぐ別人格、幼心ちゃんに愛想をつかされて家出されてしまうなど、すずを起点にエピソードが転換していて、もはや作品を引っ張る存在。

こうなってくると目が離せません。活躍が楽しみです。

あやかしトライアングル 10

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2022/09/15

通常モード改善

大忙し期間が終わり、通常モードに入っているわけですけれども。

9月になったということは、今年も3分の2が過ぎていて。

そうすると「やばい、ぼんやりしていたら、気づいたら死期が迫っている事態になりかねない(((・・;;)))」と焦燥感に襲われる病が発動するのです(恒例)。

これをなんとかするためには、もっと生産性を上げ、成果物をどんどん出して、「ああ、なんだ、ちゃんとがんばってるじゃないか」と自分に安心できることが重要。この辺でいろいろ工夫して、改善されてはいるのですが、満足して安心をもたらしてくれるレベルまでは行ってない。

今回は、自分の特性として思考を引きずりやすく切り替えが下手、というのがあるので、それを考慮したプランを考えました。

これでペースが上がると、心安らかになるのですが、はたして。

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2022/09/14

フランス漫画事情

この夏の大忙し期間がいつも以上に大忙しだったり、他の作業も忙しかったりで、反応できていなかった記事。

2021年のフランス出版市場は4冊に1冊がコミックス、うち2冊に1冊が日本の漫画 クリステル・ウーランス HON.jp News Blog 22/8/4

一か月ほど前の記事になっちゃうんですけれども。

フランスの出版社Kana社の代表クリステル・ウーランス(Christel Hoolans)さんが、コロナ禍以降のフランス出版市場とコミックス市場の現況について書いた記事。日本と同じく、コロナ禍で外出を控えなくてはならなかった時に、読書需要があった模様。特に漫画の伸びがすごい。

さて、この記事はだいぶ前なので今更なんか書いてもなと思っていたのですが、ふと違う切り口を思いつきましたよ、というのが本日の記事。フランスでは日本の漫画が人気だとは聞いていて、この記事も日本の漫画が伸びてるという話なのですが、では日本と比べてどれぐらいなのだろうと思ったのです。単純比較じゃなくて、人口比を考えて、社会にどれぐらい浸透しているのか。

まず人口を比べますと、フランスが6540万人で、日本が1億2610万人(国連人口基金・世界人口白書2021)。日本が二倍弱。

ここからがややこしい。統計の項目がそろってないんですよね。フランスの書籍市場規模は3億9900万部、45億ユーロ(2021年の平均相場でおよそ5850億円)とありますが、前後が書店の話で、販売チャンネルの話の中にも電子がなさそう。紙だけなのかな? それに対して日本。漫画がでかいはずなのですが、漫画の単行本って、書籍扱いだったり雑誌の別冊扱いだったりしているのです。

フランスのデータは記事の書き方からして書籍のうちに入ってるみたいですが、日本は雑誌の方に入ってる分があるので、ここは比べられない?

コミックスの方は、はっきり紙+電子と書いてありますね。8500万部以上、9億ユーロ(約1170億円)、シェアが24%。日本も「コミックス」でデータ出てるから、これは比べられる。日本は6759億円、シェアが40.4%。部数の数字が見つからなかったのですが、紙が3億7085万冊という数字は見ました。電子がもう6割行ってて、かつ、お値段も若干安いことを考えると、10億部超えてる?

フランスの数字を人口比で考えて倍にしても、日本の方が圧倒的に多い。さすが、日本は漫画大国だなあという結果になりました。

ただ、記事の中には日本の漫画のすごい伸びが書かれています。前年比で2倍ぐらい行ってる模様。動画配信で日本のアニメがたくさん提供されていて、そこが入り口になっているとのこと。これはまだまだ開拓の余地がありそうです。

僕は現場で、漫画家が文字通り命を削って作品を作っている様子を見てきているので、漫画が評価されそのがんばりが報われるのがうれしい。もっともっと世界で売れるといいなあと思うのです。

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2022/09/13

峠うどん物語

峠うどん物語 (重松清・著)を読みました!

峠うどん物語 上峠うどん物語 下

中学生の野島淑子(のじま・よしこ)は、無口で頑固一徹職人気質の祖父と、おしゃべりで世話焼きでぐいぐいと押しの強い祖母が切り盛りしているうどん屋を、ちょくちょく手伝いに行っている。元は風光明媚な峠のうどん屋だったのだが、目の前に市営斎場が出来てから客層が変わってしまった。葬式帰りに立ち寄るお客さんからは、それぞれの事情が垣間見えて……。

前後編二冊組。亡くなった人と残された人々を書いた作品なのですが、葬儀場本体ではなく、道路一つ隔てたうどん屋、というシチュエーションが絶妙です。

舞台を葬儀場の中にしたり、主人公を寺の住職や医療関係者にしたりと、人の死を直接扱うシチュエーションにすればお話は激情型の悲劇になるのですが、通り向かいのうどん屋さんに来るのは、通夜ぶるまいや精進落としに預かるほど故人と親しくない間柄、しかしさりとてすぐに帰りのバスに乗って山を下りて街に戻るのはちょっと……という感じでうどん屋に立ち寄る、微妙な関係性の人達です。

悲しいは悲しいのだけれども、号泣するほどではない。さりとて、義理で顔を出したというだけでもない。その絶妙な距離感。それが作品全体を貫いていて、人の死、人生の終わりが淡々とした筆致で描かれる。だからこそ逆に、死とはなんだろう、人生とはなんだろうと考えさせるのです。

そうして最後のエピソードでは、そういう人たちを眺めてきた淑子自身が、そういう葬儀に立ち会う立場になる。テーマがすっと通った、とてもいい作品でした。

独立した短編の連作の形式を取っているのですが、前に出たエピソードを伏線として、ちょっとファンタジーな風味で仕上げた『立春大吉』と、近所のみんなに信頼されている町のお医者さんが自分の妻の最後に寄り添う、『本年も又、喪中につき』がとてもよかったです。

重松先生は本当にうまい。

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2022/09/12

遥か彼方の… 1

『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE』にSF漫画『遥か彼方の…』第1話を掲載しました。

こちらは随分前、漫画の持ち込みをしていた時に立てた企画なのですが、当時はうまくいきませんでした。企画も立ち消え。

今考えるとですね、いろいろ邪念が入ってたんですよ。受けやすいものは何かとか、先行している成功作はどれかとか。物語が要求していることの他に、そういう雑味が入ってしまっていた。なので何度描いても第1話がきっちりとはまらなかったのです。

ただその時から、ラストはこうしたいという絵は見えていて。

そしてつい最近のこと。ふと、「ラストをそうしたいのであれば、描かなきゃいけないものはこれこれこうで、じゃあ第1話に入れなきゃいけない最初に読者に伝えることはこれで、さらにそれを面白く見せるのであれば……」と、ポロポロッとアイディアが出てきたのです。

ひらめくのが20年くらい遅かったですね(^^;;)

ただ、思いついてしまったら描かないと気持ち悪いので、今回形にしてみました。こちらもぼちぼち続けていきたいと思います。ぜひ、ご覧ください。

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2022/09/11

vs浦和 大敗

2022J1第29節、vs浦和は1-4。

試合後失意のあまり、ずっと漫画に逃げてた。もう何にも思いつかない感じだったし。

気になるのは、当然失点が続いていることなんだけど、悪循環にはまっているような気がして心配。前からがんばらなければとずれていても追い、その結果余計スペースが空いてる気がする。

次までに修正できるだろうか。

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2022/09/10

偵察浦和vs全北現代・鹿島と浦和戦展望

負けと引き分けを繰り返している現状で、やってきますは浦和戦。超強敵。まずは偵察。

2022ACL準決勝、浦和2-2PK3-1全北現代。

前半の11分、浦和先制。スローインのリターンを受けたモーベルグ選手が、インナーラップする酒井君に、寄せてきた相手の狭い隙間を通すドンピシャのパス。酒井君が速い折り返しをゴール前へ送ると、松尾選手が押し込みました。

後半に入るところで全北現代はキム・ボキョンさんを投入。お懐かしい。トップ下に入ります。55分、その全北現代の同点弾。グスタボ選手から、ペナルティーエリア内のソン・ミンギュ選手に鋭いパスが入ります。サイドから絞ってマークについていた大畑選手のタックルはソン選手が出した足ごと刈ってしまいます。ボールに触れたのが先か足が先か、VARからオンフィールドデビューまで行く際どいプレーでしたが、結局認められてPKに。ペク・スンホ選手のキックを浦和GK西川選手は読んでいたのですが、脇の下を抜けてゴール。そして試合はこのまま同点で延長へ。

その延長後半、そろそろ試合が終わろうかというところで全北がリード。116分、左CKをショートコーナー、これをキッカーに戻してイ・スンギ選手がニアに速いクロスを送ると、ハン・ギョウォン選手が飛び込みます。最初はハン選手のゴールだったのですが、のちにマークについて一緒に飛び込んだショルツ選手のオウンゴールに公式記録が変わるぐらいの本当に際どいシュート。

試合時間は残り数分、絶体絶命となった浦和がここから同点に持ち込みます。120分、酒井君が猛烈なタックルでボールを奪うと、モーベルグ選手が拾いドリブルで運んで縦パス、追い越した酒井君がファーへクロス。これはクリアされますがこぼれを大久保選手がダイレクトボレー、ゴールの枠からそれたけれど明本選手がヘディングシュート、GKが防いだこぼれをユンカー選手が押し込みました。

迎えたPK戦は浦和GK西川選手が一、二本目を止める大活躍。浦和決勝進出です。

J1第28節、鹿島2-2浦和。

鹿島の速い攻撃が機能してペースをつかみ、先制点が16分に入ります。左サイドでボールをつなぎ、パスを受けた樋口選手がインスイングのクロス。ファーでカイキ選手がヘディングシュートを決めました。

27分に追加点。中盤でボールを受けたカイキ選手が、ドリブルで持ち上がりそのままミドルシュート。この日先発の浦和GK鈴木彩音選手が触りますが、そのままゴール。

しかし浦和はすぐに一点返しました。30分、ペナルティエリア手前でボールをつないで、岩尾選手がワンタッチで前方の松尾選手へ。マークが外れていて松尾選手はフリーでシュート、ブロックに飛び込んだ鹿島CB関川選手に当たってコースが変わりゴール。

そして後半に入って69分。左サイドから浦和FK。ニアに走り込んだ岩波選手がすらしてゴール。マークを外す動き、かすめ具合と、見事な得点でした。

浦和が追いついて勝ち点2を拾った試合となりました。

これを踏まえて浦和戦の展望です。見ていてとてもいい感じです。超強敵です。ただ、ぽつぽつとコロナ感染のお知らせが出ていて、それによるメンバー変更があるかも。そこがちょっと読めない。

守備では。

まず、ウチの守備を引き締めることができるかどうかが先です。前から行く分、後手を踏むとどんどんずれが大きくなってしまう。連動性を保ち、コンパクトにできるかどうかがカギ。

そのうえで警戒したいのは、やはりまずユンカー選手です。サイズもスピードもテクニックもある。ここはしっかり潰したい。

そして右サイドのモーベルグ選手も警戒。ドリブルがあり突破するだけでなく、中に入ってシュートもあります。放さないように。

最近カウンターにやられているイメージなので、松尾選手も警戒したい。抜群のスピードがあり、最近は左サイドだけでなく1トップとしても働いています。しっかり捕まえて。

攻撃では。

複数失点しているのでそちらが目立っちゃってますけど、実は攻撃はここ5試合で10得点と、かなり取れています。これはこのまま続けたい。

続けてほしい筆頭は、復帰して2試合連続得点中のドウグラスさんです! この試合も一発お願いします!

武藤さんはそのドグさんとのコンビについて、手応えを語っていました。ぜひとも武藤さんも一発お願いします!

ドグさんというターゲットが帰ってきたので、サイド攻略してクロスからドッカンが見たい。大南君と川口君でしょうか。がんばって!

強敵だからこそ勝って勢い取り戻したい!!

がんばれ!!

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2022/09/09

今週の漫画感想 魔界

とりあえずひと段落した月曜日。次に進む前に漫画読む。ジャンプ40号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『呪術廻戦』。いきなり相撲が始まって、どうなるのだろうと見ていたけれど、最後の顔はとてもいい顔。

『あかね噺』。一つ対決に決着がついて、そしていろいろ気になる引き。

『逃げ上手の若君』。ちょっと緩ませておいて危機感バリバリに引く、うまい展開。

お次はジャンプ+。『姫様"拷問"の時間です』第154話。わかるw 僕もよく買う。

『2.5次元の誘惑』第121話。回想シーンの密度の濃いこと。素晴らしい。

『SPY×FAMILY』第67話後編。大ピンチから一転するところの緩急がお見事。

というジャンプ40号とジャンプ+の感想でしたー。さて、次の前に雑事もこなさにゃ。22/9/5

通常モードに入って、慌ただしい水曜日。大急ぎで漫画読む。マガジン・サンデー41号の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『ダイヤのA』。めっちゃピンチで主人公覚醒か。気になる展開。

『日向さん、星野です。』。ここに来て星野君のキャラ立てを一歩進める、こちらも気になる展開。

『シャングリラ・フロンティア』。ド迫力海戦スタート。映えるなあ。

お次はサンデー。『古見さんは、コミュ症です。』。万場木さんは、やっぱりいい子。ちょっといい感じだけど、どうなるのかな。

『龍と苺』。海江田先生は、やっぱり師匠(だから違う)。戦いの中で散々ギャップを見せた後なので、穏やかな表情に漂ういい人感。

『よふかしのうた』。この寄り道がどうつながるのか、本当に気になる。

というマガジン・サンデー41号感想でしたー。さて、準備終わってない。

『2.5次元の誘惑』。四天王の二人、753と夜姫の併せ企画で選んだのは、なんとリリサ達と同じリリエル外伝。リリサに二人が感化された結果です。

常々、作品の面白さは何が生み出すのだろうと頭を悩ませているわけですが、とりあえずここまで生きてきての暫定的な結論は、「情報量の多さ」です。ただですね、この言葉の定義が難しくて。

単に字面を眺めると、情報量が多いというのは、設定が凝っていてそれがどんどん前面に出てくる難しめのもの、というイメージになってしまうのですが、もっと広い意味。単に大きなエピソードの設定だけではなく、掛け合いだったり小ネタだったり、細かい描写も全部含む。

あと漫画の場合であれば絵が伝えてくる情報もあります。それも書き込んでいるという意味ではなくて、例えば「ほんわかしている」というのも立派な情報。単に手数が少ない絵と味わいのある絵というのは違うということ。1本1本の線にもニュアンスを伝えるための情報が詰まっているということです。

読者が読んで何か心を動かされるもの。そういうものがたくさん詰まっていることが大切。そういう視点で見たときの、この漫画の濃さは素晴らしいなと思います。特に今回の回想シーンは、喋ってる内容の濃さもさることながら、掛け合いや小さなリアクション、表情に至るまで、情報量が満載。テンポもよくて楽しめます。

ほんとにいい漫画だなあ。

さてお話は、次回に大きなポイントが来そう。楽しみです。

2.5次元の誘惑 14

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2022/09/08

コミティアで導線の話

記事タイトルを書いたあと、当日の入場手続きのことを思い出し、「あの導線設計はないよな」と思ったのですが、そちらの話ではなく。

昨日の続きとなります。漫画家の友人と話していて出てきた話題について。ただ、こちらは会話の中ではちょこっとだけ出てきたものなのですが。

作品に読者を引っ張ってくる導線の設計についてです。

ウェブトゥーンに限ったことではなく、漫画は以前からコンスタントに新規参入が続いています。紙か電子か、横か縦かに関わらず、新しいところが立ち上がるというのは、それだけ漫画に魅力があって、一つ当てれば大きく儲けられると思われているからでしょう。そういう評価になっている自体はいいことだと思います。

でも、立ち上げたものがすべて長続きするとは限らない。結局、読んでくれるお客さんをいかに集められるか、それに限るのだと思います。

そして昔より今の方が、難しくなってると思うんですよね。

昔々、まだ電子書籍などなく、紙の本だけの頃は、作品と読者の出会いの場は基本的に書店。書店は、もともと本を買う気満々の人が、ふらりと立ち寄り何かないかなと探している。ちょっと気になるものがあれば、すぐ手に取ってもらえます。

そういう仕組みに対して、情報流通がネット上に主戦場を移すと、この「ふらっと立ち寄って買ってもらう」がかなりハードルが高い。

まずそもそも、立ち寄ってもらうのが大変です。本屋の棚の間での出会いの機会は、ある意味平等です。一応、入り口入ったところとかレジ脇とかに面前陳列というような、優遇されるポジションはあるのですけれども、買う気満々の人は奥の棚のところも回遊してくれるので、そこで出会うチャンスがある。けれどもそれがウェブ上のサイトとなると違ってきます。

それこそ出版社じゃなくて個人でも参戦できるほど、流通網に乗せるハードルは下がりましたが、代わりにどこに誰がいるのかがまったく見通せない。圧倒的な量の情報の海で、ほとんどの人がおぼれてる。

すると自分のところに引っ張ってくる誘導施策をうまくやらないといけない。いい作品を作るのは大前提で、でも読者を連れてくる役割まで作品に背負わせてはいけないと思うのです。

その点でうまかったよね、という例で僕が挙げたのは、ジャンプ+でした。週刊少年ジャンプに出張掲載して、そこから人を引っ張ってきた。長い時間をかけて蓄えてきたブランド力という資産をうまく使った。

僕は漫画の感想でよく『SPY×FAMILY』と『2.5次元の誘惑』を取り上げていますけれども、どちらもそれで知りました。

SPY×FAMILY 92.5次元の誘惑 14

さて、この話はコミティア会場でしていたわけで、それこそその時、自分の眼前には作品が積まれていました。流通網には乗せられるのだから、この作品たちもそういうところがとても大事。ジャンプ+をいい例として挙げましたが、あれは当然個人には無理なので、なんか考えないとねえ。

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2022/09/07

コミティアでウェブトゥーン話

日曜日のコミティアでの話。

昨日の記事で書いた通り、自分の本を売るのをほったらかしにして『ワールドトリガー』の第25巻をひたすら読み込んでいたところ、友人の漫画家さんが立ち寄ってくれたのです。その時の話題。

ウェブトゥーン流行ってるよねえという話になりました。

ただ、その人は、自分は描かないかなあ、と言っていて。

やっぱりあの、感情をガーッと持ち上げて描く展開に触れていました。

その展開について触れた記事がこちら。ウェブトゥーン考。

やっぱりあの描き方だとストーリー展開が縛られてしまうので、対応できる人、できない人がいますよねえ。僕も多分ダメだ。向いてないと思う。

という話をして別れたあと、席に着いてスマホを開くと、それまで読んでいた『ワールドトリガー』が表示され。

まさにこういう漫画が、一コマ表示に向いてないやつじゃんと思ったのでした。

ちなみにそこで画面に映った時刻を見て、終了時刻まであと30分を切っていることに気づき、「時間が溶けてる!?」とびっくりしたのです。やっぱりこういう漫画が好き。

ワールドトリガー 25

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2022/09/06

ワールドトリガー 25

昨日、コミティアの最中に本を売るのをそっちのけで読みふけっていたという漫画がこちらです。

ワールドトリガー 25 (葦原大介・著)

ワールドトリガー 25

遠征選抜試験の閉鎖環境試験は続く。PC上で行うシミュレーション演習が始まった。本人の能力を反映した駒で行う演習で、やはり修の能力評価は低め。初日は大苦戦で終わる。ただ、少しずつ改善の目も見えてきて……。

一度読むだけなら30分ぐらいですけど、その場で何周も読んでいたから、気がついたらすごい時間が過ぎていたのです。

なんでこんなに何度も読みたくなるのかなあと考えてみると。

この漫画はストーリーの進み方がめっちゃ丁寧で、エピソードの数で考えるとあまり進んでいない。でも、丁寧に描かれたやり取りが、後々伏線として使われます。どうなっちゃうのかなと思わせる種もたくさん蒔かれていて、情報量としては実は多い。

しかも、バトル物でよくある、追い込まれた主人公が気力を振り絞ると秘められた潜在能力が発動して大逆転、という展開がまったく起きません。逆転勝ちの影には、準備された工夫とか、ずっと本人が何とかしたいと努力していた課題とかがある。

つまり全部伏線につながっているので、二度読み以降はここを使うのかな、あそこを使うのかなと、想像しながら読めるわけですよ。修の大逆転が起きてほしいし、諏訪さんもそれを期待して振っているし、めっちゃ考えながら読み返していたら、あっという間に時間が過ぎていたのでした。

何を見つけるのかなあ。次もすごく楽しみ。

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2022/09/05

コミティアでした

COMITIA141でした。

今回はまず原稿で苦労。時間的には余裕あるよなーと、ちょっとのんびりやっていたら、表紙失敗して描き直しが発生したり、気づけば追い込まれていました。最後の印刷でも想定外のことが起きて、ほんとにぎりぎり。

そしていつもより少し遅く家を出たら、入場受付がずっと奥の8番ホールで、なかなかたどり着けない。さらにここで遅れて、開幕に準備が間に合わず。

そしてそうして苦労してたどり着いたイベントなのに、あんまり身を入れて満喫できず。実は楽しみにしていた漫画の新刊があり、でも準備で追い込まれていたので買えていなかった。電子書籍は便利ですね。会場でスマホで購入。楽しみにしていた分、何回も繰り返し読んでいたら、気がつけば終わりの時間が迫っていた。

漫画は面白かったんだけど、あんなにがんばっていたのに何だったんだろうと、ちょっと徒労感も覚えたのでした。次は集中しよう。

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2022/09/04

vs磐田 悔しい引き分け

2022J1第28節、vs磐田は引き分け。

せっかく2点リードしたのに追いつかれたの、悔しい。

なかなか守備を締め直せませんね。

原稿追い込みの時に、メンタルにもダメージ。しょんぼり。

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2022/09/03

偵察磐田vs浦和・名古屋と磐田戦展望

まずはめでたい話題から。

流通経済大学の熊澤和希選手が来季加入内定です! いらっしゃいませー!

CS放送のJSPORTSでやっているサッカー番組Foot!の木曜日は、ユース年代のニュースを取り扱っています。レイソルU-18の試合を見たくてよくチェックしているのですが、そこで一度流通経済大学特集があり、熊澤君が出ていました。流通経済大学附属柏高校出身ということで、こういう地元高の有力選手が来てくれるといいんだけどな、と思って眺めていたのですが。

本当に来てくれた! 嬉しい!

流経柏の先輩としては、中村さんがそうですね。市船出身椎橋君がウチに来てくれて、現在主力となっているわけですけれども、地元にゆかりのある選手が活躍してくれると嬉しい。熊澤君もぜひぜひがんばってください!

そしてもうひとつ。地元出身という意味ではバリバリの、アカデミー卒、田中君がU-19日本代表に選ばれました。こちらもめでたい!

この試合の後に合流するそうで、ここはいっちょ景気づけて送り出してあげたい。

つまり勝ちたいわけですよ! 前節で大敗を喫してしまったのあとの磐田戦。ここでしっかり立て直したい!

ということで、まずは偵察。

2022J1第25節、磐田0-6浦和。

一気に浦和がペースをつかんで大勝となりました。

まずはいきなりの5分、攻め込んできた磐田のつなぎのボールを、自陣で小泉選手がカットしてカウンター。ペナルティーエリア付近まで運んで逆サイドでフリーのモーベルグ選手へ。モーベルグ選手はしっかりと逆サイドネットへ蹴り込みました。13分には追加点。磐田バックラインのパス回しにプレス。少しパスが雑になりコントロールが乱れたところを松尾選手が奪って、ペナルティエリアに切り込んで折り返し。小泉選手が押し込みました。さらに40分に追加点。右サイドでボールを受けたモーベルグ選手が縦突破からクロス。これが少し流れてポストに当たりそのままゴールイン。

後半も浦和は攻撃の手を緩めません。63分、左サイドで明本選手が抜け出してクロス。ファーでフリーだった伊藤選手がボレーシュートを決めました。直後66分、浦和の波状攻撃で右サイドを抜け出してクロスが上がります。これをファーの小泉選手がバックステップしてマークを外し、胸コントロールから落ち着いてシュート。さらに79分、江坂さんのスルーパスを磐田の選手がカットに行き、足をかすめてコースが変わりますが、ユンカー選手が素早く反応。うまく抜け出し、落ち着いて流し込んでとどめとなりました。

この大敗を受けて磐田は伊藤監督を解任。ヘッドコーチだった渋谷正雄監督が後を継ぎます。なんか偵察の試合で監督交代がよく起きているような気がする。

第26節、名古屋1-0磐田。

磐田は監督交代となりましたが、この試合のシステムは3-4-2-1のまま、大きな変更は見られませんでした。

19分、この試合唯一の得点が生まれます。右サイドで名古屋のマテウス・カストロ選手がスルーパス、森下選手が抜け出して折り返し、永井選手がダイレクトシュート。これをゴールキーパーが反応よく足を出して弾き返しますが、これを拾ったマテウス選手が、ロングシュートを左足で巻いてゴール左上隅に決めるというスーパーゴール。あんなの止められない。マテウス選手は本当にすごい。

試合は磐田の方がボールを保持していましたが、攻撃であまり前進できない感じで、目立ったチャンスを作れません。むしろ名古屋が狙い通りに試合を進めて優勢な印象。

磐田は後半、FWをどんどん投入しチャンスを作ろうとしましたが、形にはならずそのまま試合終了です。

これを踏まえて磐田戦の展望です。先週の第27節は、磐田の対戦相手はマリノスで、ACLとの関連でもともと別日予定でした。磐田は2週間を練習に使えたわけで、そこでどれだけ整備できているかがポイントだと思われます。

守備では。

新監督にはなりましたが、渋谷監督は元々ヘッドコーチとしてチーム作りに関わっていましたし、フロントとしても監督は交際させてもコンセプトは大きく変えたくはないというようなコメントが出ていたので、大枠は変わらないということでしょうか?

そして相手チームのことより自分のところの方が問題なのです。前節大敗しているうえに、その2つ前の広島戦でも複数失点をしています。そういう時に、前節脳震盪で交代した祐治さんは、どうやらお休みっぽい。そして上島君も前節の赤紙で、この試合はお休み。急造バックラインになることが確定しています。まずしっかりいい守備から入れるか。

磐田は1トップの選手をしっかりと固定できてなくて、苦戦の原因になっているのかなと思うのですが、タレントとしては大型でスピードのある選手がそろっています。まずはここをしっかり抑えたい。

右サイドで先発予想の鈴木雄斗選手も要注意です。ゴール前までどんどん進出してきて、シュートチャンスを作り出しています。しっかり捕まえたい。

そしてそういう攻撃陣を操るボランチの遠藤選手。歳をとってもパスワークは健在。ここでリズムを作らせたくない。しっかり消したい。

攻撃では。

磐田が、監督を替えたけれどもこれまでのコンセプトは大きく変えないというのであれば、ある程度つないでくるはずなので、前からの守備でカウンターが効くはず。

その時サヴィオさんは浮きそうな気がする。ドカンと一発お願いします!

好調を続ける武藤さんにも期待です。ズバッと決めちゃってください!

そして帰ってきたドウグラスさん。いきなり得点を決めてくれました。先発はまだなのかなと思うのですが、交代でもあの決定力! ぜひとも連発お願いします!

色々と白星が欲しい試合!!

勝ちましょう!!

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2022/09/02

今週の漫画感想 座談会

大忙し期間が終了した月曜日。しかし自分の原稿があるので、実はまだまだ忙しい。ジャンプ39号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。センターカラー『ウィッチウォッチ』。なんかやたらしつこいなと思ってたら、伏線だったw

『あかね噺』。表情をずっと見せてないの気になる。そして、座って話してるだけなんだけど、ものすごい対決感。ほんとに顔が描けるってすごい武器だなと思う。

『逃げ上手の若君』。いい話の後、必ず若様の変態がオチつけるw

『僕とロボコ』。やはりロボットと言えば未来から……?

お次はジャンプ+。『阿波連さんははかれない』第149話。だんだん戻っていくところ、好きw

『あやかしトライアングル』第103話。開いてばんと表情見せるのは基本の演出だけど、そこにいい顔が描いてあれば格別。

というジャンプ39号とジャンプ+の感想でしたー。さて原稿作業続き。22/8/29

原稿描き中水曜日。ご飯時に漫画読む。マガジン・サンデー40号感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『日向さん、星野です。』。ドアの向こうとこっちでずっと気持ちがすれ違っているのが基本で、一瞬だけ噛み合う。それがいい感じで気になる。

『シャングリラ・フロンティア』。こちらもすれ違ってる気持ちがあるんだけど、いつか噛み合うんだろうか。

『それでも歩は寄せてくる』。どんどん泥試合になっていくところが楽しいw

お次はサンデー。『よふかしのうた』。目の前のピンチも当然気になるし、これが全体の中でどういう位置に来るのかも気になる。

『白山と三田さん』。意外な表情w

『このマンガのヒロインは守崎あまねです』。ほんと、アナログで身につけた技術がいくつもいらなくなっていて、時代の変遷を感じる。

という、マガジン・サンデー40号感想でしたー。さて、アナログ部分をがんばるかな。22/8/31

『あかね噺』。優勝して、念願の一生師匠との座談会に。

「物わかりのいい人」の仮面をはいだところの師匠の顔が大迫力で素晴らしいと思ったのですが、今回もいい顔がたくさん。

ジャンプにはバトル物の連載が多く、この号にも現在戦っている最中の漫画がたくさん載っています。そんな物理的な殴り合いじゃないけれど、「対決」ということではこのシーンも戦いです。それらに負けないひりひりとした緊張感をそういう顔が生んでいるのです。

最初、朱音が勢いよく切り込んでいきましたが、反撃に会い劣勢です。やったことは無茶苦茶なんだけど、そこに信念と道理があるので覆しがたい。どうなるのかな。

あかね噺 2

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2022/09/01

コミティア用漫画描き中

日曜日のコミティアに向けてコピー誌制作中です。12pの冊子になる予定。

スケジュール的にはちょっと余裕があるのではないかと油断していたら、結局ギリギリっぽくなっていくという、いつもの風景。

時期的に子供たちの夏休みの終わり頃で、そこでこういうことになると、もしかして自分は子供の頃からまったく成長していないのではないかという気分になりますねw

COMITIA141 22/9/4(日)11:00~15:00 東京ビッグサイト東1・2・3・8ホール『せ45a かってに応援団』です。お待ちしております。

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