偵察清水vsFC東京・G大阪と清水戦展望
レイソルではなくて、僕の事情。大忙し期間後半に突入し、体調超低空飛行で迎える清水戦です。ここでメンタルにもダメージを喰らうと墜落しかねないので、ぜひとも勝っていただきたい! ということでまずは偵察。
2022J1第24節、FC東京0-2清水。
試合を通したポゼッション率は51%:49%。シュートは11本:12本。互角の展開でしたが、ちょっとのところで清水の勝利となった試合。
それを象徴するのが39分。FC東京左CK。こぼれをアダイウトン選手が引っかけるようにしてダイレクトシュート。ネットを揺らし、ナイスゴールかと思われましたが、前方にFC東京の東選手が残っていてオフサイドとなります。決まっていたら、試合展開は違っていたかも。
58分に清水に先制点が入ります。右サイド、名前のインパクトで話題となった新加入のピカチュウ選手がワンタッチで前へ。右SBの原選手が球際で競り勝って抜け出してクロス。ファーに走り込んだカルリーニョス選手がヘディングシュートを決めました。
85分には追加点。清水の左CKのこぼれを拾ってFC東京がカウンターに入ろうとしたところ、清水のホナウド選手選手が奪い返して前方の片山選手へ。左に展開して山原選手がクロス、ファーでチアゴ・サンタナ選手がヘディングでゴール。
FC東京も攻めていたのですが、清水の完封勝ちとなりました。
第25節、G大阪0-2清水。
試合の入りはG大阪でした。ボールを保持して清水陣に攻め込みます。ただ清水がそれに対してしっかりカウンターを取る展開で、印象としては互角。
そのまま試合は進んで73分、清水先制。カルリーニョス・ジュニオ選手がセンターサークルでボールを受けてドリブル開始。相手を引きつけて前方へパス。チアゴ・サンタナ選手がクロスするように斜めにランニングしてDFを引っ張っていたので、ペナルティーエリア右サイドががら空き。そこへ走り込んでボールを受けたベンジャミン・コロリ選手が、しっかりコントロールしてシュートを決めました。
86分には清水追加点。自陣左サイドでのスローイン。G大阪が一度奪いますが、一瞬呼吸が合わずお見合いになったところを、チアゴ・サンタナ選手がかっさらってカウンター。ペナルティーエリア内まで持ち込んで中央へパス。カルリーニョス選手が押し込みました。
G大阪の方が相手陣でボールを持てていたけれど、ゴール前で今一つ合わないのは試合通して変わらず。それに対して清水がカウンターでしっかりとやりきって2得点で勝利となりました。
ちなみにG大阪は、この試合のあと片野坂監督を解任。僕は偵察で監督解任直前試合を連続で見た形に。
解任の席で片野坂監督が「試合ごとに少しぶれてしまった」と後悔の念を口にしたという記事を見ました。片野坂監督は大分で相手を引き込んでおいての疑似カウンターでチームを作りましたが、G大阪ではチームの伝統にも配慮して、あそこまで徹底した策を取っていなかったように見えました。あとは怪我人もありましたし、サッカーで結果を出し続けるのは本当に難しいなと思います。
さて、これを踏まえて清水戦の展望です。清水は監督交代の効果が出ているのと、夏の補強が成功しており、降格圏から脱出。2試合見た感じでは、かなりいい状態だと思われます。順位に惑わされず、しっかり戦いたいところ。
守備では。
2トップが好調です。まずはなんと言ってもチアゴ・サンタナ選手です。今季は怪我で出遅れましたが、戻ってきて以降18試合で9得点。2試合に1点の回ペースです。サイドからのボールに合わせるのも上手いですし、ドリブルで持ち込んでのシュートもありますし、とにかく要注意です。
相方のカルリーニョス・ジュニオ選手にも要注意。チアゴ・サンタナ選手が前線でポストプレーをこなすタイプなのに対して、引いてきてボールを受けるタイプです。そこからのドリブルでチャンスを作るだけでなく、受ける側でゴール前に走り込んでいく姿勢も目立ちました。しっかり捕まえたい。
左SBの山原選手が、数多くチャンスを演出しています。高い精度のクロスを持ち、セットプレーのキッカーとしても、質の高いボールを供給。要警戒です。
攻撃では。
前節はサヴィオさんに続きドッジさんも欠場だったんですけど、中盤の構成が気になりますね。二人が戻ってきてくれるのがベストなのですが。
代わりに一列下がった小屋松さんに期待です。間で受けて、そこから仕掛けていくシーンを見たいです!
今季、攻撃力を増してきている椎橋君が、またズドンとミドルシュートを決めるシーンも見たい!
そして武藤さんには引き続き点を取り続けてほしいです! よろしくお願いします!
ぜひとも勝ってください!!
がんばって!!
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