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2022/07/22

日本vs香港 ラストピースに名乗り上げ!!!!

さて本日の記事は、19日夜に行われました男子代表の試合。

快勝スタートです!!!!

E-1サッカー選手権決勝大会、日本6-0香港!!!!

男子代表の注目ポイントは、W杯に向けて、ラストピースとなる人がいるのかな、というところです。

今回は海外組が呼ばれておらず、Jリーグ勢のみ。ここからそんなにたくさんは代表メンバーに残さないだろうと考えられ。

生き残るのは、今のチームに足りない何かを持っている人ではないかと思われます。

現在の代表チームの攻撃の軸は、予選では伊東君でした。さらにこのあいだの4連戦で、不得意な南野選手の左サイドより、本職の三笘選手の方がいいのではないかという雰囲気も生まれています。対戦相手的にカウンターが必要になると思われるので、その方がいい気もします。

そして今回のW杯は、もう擦り合わせるための時間がありません。夏から冬へのスケジュール変更で、直前合宿がなくなっています。もう、今の形にパチンとはまる人しか選べないのでは。話題となった鹿島・鈴木選手の落選も、そういう流れなのかなと思います。

さて、速いウイングを置いてカウンターとなった時、真ん中はどうするかが、今の問題。ここが一番のラストピースだと思います。サイドからのクロスのターゲットになれて、裏も取れるタイプがいいのでは。一番いいのは、上田選手がこの海外挑戦でもう一段化けてくれることかなと思うのですが。

さて、その視点で見ると、この試合で先発した湘南の町野選手は、まさにそれができるタイプです。そして結果も残しました。20分の2点目。右サイド山根選手からのアーリークロスを、相手CBの間にうまくポジションを取ってヘディングシュート。57分の6点目は、右サイド水沼選手からの鋭いクロスに、西村選手がニアに飛び込んで潰れ、そのこぼれを町野選手が押し込みました。

さて両サイドを縦に抜ける選手にするのかなと考えると、相馬選手がそのタイプ。そしてこちらも結果を出しました。開始早々2分の先制点は、ペナルティーエリア前のFK。相馬選手が直接ねじ込みました。55分の5点目は、右サイドのインナーラップで深い所から山根選手が折り返し、相馬選手がニアでヒール気味に合わせました。

右サイドで先発の水沼選手も、何度もいい突破からのクロスを見せていたので、アピールに成功したのではないでしょうか。

さて面白い存在なのが西村選手です。22分の3点目。こぼれ球を相馬選手がダイレクトで縦に入れると、ペナルティーエリア内で受けた西村選手はターンして相手を外し、シュートを決めました。40分にはペナルティーエリア右前で受け、豪快にミドルシュートを決めました。こうしてシュート力があるところをアピールしているのですが。

西村選手はもともと仙台で2トップの一角を得意とするタイプでした。ただ、海外挑戦してもう一度戻ってきた時には、仙台にそのポジションがなくなっており、今一つフィットしない感じだったのですが。今季マリノスに移籍したらいきなり復調して大活躍。

ただそのポジションがトップ下なのです。典型的な司令塔型トップ下のプレースタイルではなく、ボールを受けシンプルに散らし、そしてペナルティーエリア内に入っていってクロスを受けるスタイル。このマリノスで成功した形は、代表でもそのままはまるかもしれません。

同じように中央ちょっと下がった位置のポジションを得意としているのが南野選手と鎌田選手で、その二人に対しよりFWっぽい役割を果たすことができるという点で、面白い存在なのではないかと思います。

さて今回の代表の試合で、個人的なもう一つの注目点は、なんといってもウチから行った二人。細谷君、大南君が活躍できるかどうかです。

まずこの試合では、後半の74分から大南君が交代で出場、右SBに。ロングボールをヘディングでガツンと跳ね返すなど、強さを見せることができました。こちらのポジションは万全であれば酒井君がファーストチョイスになると思うのですが、大南君はサイズがあって体が強く、がっちり守れ、それでいてスピードがあって攻め上がれるということで、同タイプです。

むしろ性格的にはより積極的なので、SBやアウトサイドは向いてるよなあと思うのです。けっこうチャンスはありそうなので、残りの試合もがんばってほしいと思います!

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