サブスク囲い込みとノマド民
こちらの記事を読みました。
Netflix失速の裏に「意外なライバル」の出現、サブスクの限界到来? 鈴木貴博 DIAMOND online 22/5/6
Netflixの契約者数が大きく減って株価もガタ落ち、リストラ開始というのがニュースになっていました。こちらの記事は、その原因として直接のライバルだけでなく、インフレによる生活費の見直しが大きいのではないか、という趣旨です。
それはあるかもねと思いつつ、記事の締めが「「本当は、映画のように1作品を見たら1500円という売り切りモデルに世界は回帰すべきなのかな」とビジネスモデルの原点回帰を想起させる出来事でした。」となっていて、「生活苦しくなったら、エンタメ系はサブスクだろうが切り売りだろうが、カットされる筆頭じゃないか」とツッコミを入れて読み終えました。
こちらのNetflixの発表はけっこう話題になったので、あちこちで反応を見かけたんですけれど。
総じてみると、値上げで割高感があって、推しの作品にも魅力を感じないので解約という意見。
ただ身近な人にもいるのですが、不満があるからというより、サブスクのサービスが増えてきて全部契約するわけにもいかないので、見たいやつをまとめて一気に見たら別のサービスへという、ノマドなパターンが定着しているのかなと思いますね。サブスクで囲い込みをみんなが狙っているので、逆に見たいものが分散している。
僕はネットサービスじゃなくてCATVなんですが、考えたらそれも元祖サブスク。そこでいつもスタートレックの放送をしていたチャンネルで見かけなくなったなと思ってたら、Paramount+という本家のサービスができてて、そこに集約していっているようです。制作元が直接配信するようになると、ほんとに分散していく。
見たい時だけ契約はサッカーで僕もなってますね。普段Jリーグを見るのはDAZNですが、今だとルヴァン杯がフジテレビのCS。CATVのオプションチャンネルで見れるので、その時期だけ契約。あと、W杯とか、欧州選手権とか、さらにアンダーカテゴリーの日本代表の試合がCSで流れている時があって、そういう時も契約。
今度U-19日本代表が参加する大会がありますね。ウチから誰が招集されるかな。楽しみ。
DAZNも値上げしたのにイングランドプレミアリーグの放映権取り損ねてて、シーズンオフはどうするか、考えるなあ。据え置きだったDOCOMO割も値上げしますしねえ。
こうしてみんなノマド民になっていくのかな。
サービス提供者の側は囲い込みたくてキラーコンテンツを用意しようとしているのですが、結果は逆に視聴者の流動性を生み出す流れになっていて、ぼろ儲けというのもなかなかできないよなあと思ったのでした。
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