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2022年5月

2022/05/31

文学フリマとクローン04第12話

日曜日は第34回文学フリマでしたー。

金曜日から当日朝の間に宣伝用イラストを4枚上げるという、なかなかハードな展開をこなして会場へ。

コロナ規制が緩くなったため、大盛況。一般参加の入場待機列の長いこと。もういいかと世間の対応がなし崩しになってるのはちょっと心配なのですが、イベントが盛り上がるのはやっぱり嬉しいですね。

コミティアに引き続き『マレシビトsideミラ』のコピー誌を持っていきました。コミティアと違って漫画は並べていないので、少しスペースに余裕があります。隣がいつも通り波野さんでオルタニアだったのですが、関連作家さんの単著も持ち込んでフェアを開催、すごい品数で所狭しと本が並べられていました。

それを見てたら僕のところももっと賑やかなのがいいなあという気分になったので、次までには単行本を出したいなと思います。

さて、ハードスケジュールをこなしまして、翌日月曜日には『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE』に『クローン04』第12話「私がいたら」を公開しました。

暁里生物科技に追われていることを知ったリンスゥ。同時に、そこから送り込まれる新型クローンから、大切な身の回りの人を守り切れないことにも気づいた。その時リンスゥの決断は。

こちらはクライマックス直前。あと2回の予定です。どうぞお楽しみください。

そろそろ次どうするか考えないと。ガンズもいろいろやりたいんですよね。

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2022/05/30

vs清水 連勝で中断!!!!

連勝で中断ですよ!!!!

2022J1第16節、vs清水は3-1!!!!

このあいだまで点が取れずに苦しんでいたのがウソみたいに、札幌戦の6得点に続きまして、ぽんぽんぽんと3得点です!

1点目はとにかくサヴィオさんがお見事! ゴール前で落ち着いて相手を外すと、利き足とは逆の左足でぎりぎりのコースを突くシュート。さすがあ!

2点目は何もかも完璧なシュート。ルーズボールをダイレクトで蹴った、古賀君の縦パスの精度と強さ。それを前へ送った細谷君のファーストタッチ。そしてマークにつかれながら逆サイドに蹴り込んだシュート。ほんとに素晴らしい!

3点目はCKから。ショートコーナーから上島君のヘッドの折り返し、細谷君の落とし、大南君のシュート。うまくつながりましたねえ。

これで連勝でリーグは中断なのですが、せっかく調子が上がったのでこのまま試合したかったような気がしなくもない。

あと、水曜の天皇杯も勝たないと、気分よく中断期間を過ごせないので、がんばってください!

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2022/05/29

偵察清水vs名古屋・FC東京と清水戦展望

前節、驚くぐらいに豪快な快勝をしまして、迎える清水戦。この後代表活動期間でお休みが来るので、ここで勝ってその間を気分よく過ごしたい。ということでまずは偵察。

2022J1第14節、清水1-2名古屋。

序盤はお互いのプレスが効いていて、守り合いからスタート。

先制したのは名古屋です。22分、左アウトサイドの安田選手が前方のマテウス選手へつけます。マテウス選手はまた抜き縦突破からクロス。ニアで酒井選手がヘディングシュートを決めました。

後半に入り、72分に清水が同点弾。自陣から右サイドへ展開。カルリーニョス・ジュニオ選手がクロスを上げるタイミングで、名古屋3バックに対して清水はチアゴ・サンタナ選手1枚しかいなかったのですが、少しマイナスのクロスをCBの手前に入れ、サンタナ選手が止まってマークを外して合わせヘディングシュート。

同点のまま進んだ試合は、アディショナルタイムに劇的な幕切れを見せます。94分、中盤でボールを受けた名古屋の相馬選手が、ドリブルで持ち上がり思い切ったロングシュート。これがポストに当たって入りました。試合は直後に終了。

後半は清水優勢で同点弾の後も攻め立てていたのですが、決めきれなかったのが響いて敗戦です。

第15節、清水0-3FC東京。

点差はつきましたが、前半はむしろ清水の方が優勢。20分には左SB山原選手からのアーリークロスを、チアゴ・サンタナ選手がボレーシュート。これはポストに当たりました。

清水が先制点を取れないでいると、逆にFC東京に点が入ります。前半終了間際の45分、左SB小川選手がビルドアップのボールを高い位置で引き出し、中央のディエゴさんへ。ディエゴさんは股抜きパスで右へ展開し、渡邊選手がダイレクトミドルシュート。これは清水GK権田選手が弾きましたが、足を止めずに上がっていた小川選手が押し込みました。

後半に入るとFC東京が優勢になっていきます。そして61分、小川選手が高い位置までプレスに行き、滑り込んでパスカット。そのボールを中央のディエゴさんに送ると、そこから右サイドへ展開。安部選手がクロスを上げ、ファーにそのまま走り込んできた小川選手がヘディングで決めました。

75分にはFC東京に追加点。右サイドでつないでディエゴさんが戻し、右SB中村帆高選手へ。これをダイレクトでDFラインの裏へと送って、安部選手がヘディングシュート。一度フラッグが上がりましたが、VARでオフサイドが取り消されて、得点となりました。

試合はFC東京の完勝で終了です。

これを踏まえて清水戦の展望です。清水は順位こそ降格争いをしていますが、能力の高い選手がいるので油断は禁物。

守備では。

まずはチアゴ・サンタナ選手です。怪我で出遅れたので今季の得点は3点ですが、戻ってきてからの調子はよく、この2試合でも1得点以外にも惜しいシーンが何度もありました。大型なうえに足元の技術も高く、シュートレンジも広い。特にサイドからのクロスにマークを外して合わせるのがうまいので、要注意です。

サンタナ選手へのホットラインで注意しなければいけないのは、左SBの山原選手です。左右両足で精度の高いボールを蹴ることができるため、アーリークロス、縦へ行って左、切り返して右と、多彩なパターンでクロスを上げてきます。しっかり消したい。

サンタナ選手とコンビを組むのは鈴木唯人選手。細谷君、佐々木君とともにU-21日本代表に選ばれています。中央で張る純粋なFWタイプではなく、引いてきたりサイドに流れたり幅広く動き回るタイプ。しっかり捕まえたい。

攻撃では。

まずやはりU-21日本代表に行く細谷君に期待です。清水は攻撃的MFが中へ絞り、そこへSBが上がっていくパターンが多いので、カウンターの時にそこは狙えるような気がします。サイドでボールを引き出して、そこから仕掛けてズドンと一発願いします!

すると左の小屋松さんにも期待がかかります。サイドで引き出して仕掛けるプレーは得意パターンです。こちらもズドンとお願いします!

さらに森君にも期待です。4得点のうち、PKも含めて3点が左サイドから抜け出して仕掛けた形。また左サイドからカットインしてズドンと一発お願いします!

中断前を白星で!!

勝ちましょう!!

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2022/05/28

今週の漫画感想 ともだちの手紙 後編

またまた追い込まれ始めた月曜日。大慌てで漫画読む。ジャンプ25号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『アオのハコ』。もうしちゃっていいと思います!

『逃げ上手の若君』。新しい技があると以前からほのめかされていて、そしてラストのコマで引く。たっぷり取った間が効いてる。めっちゃ気になる。

センターカラー『ウィッチウォッチ』。二転三転気をもませておいて、きれいに花咲くシーンがすばらしい。そして双葉が生えてるモイちゃんいい絵w

『夜桜さんちの大作戦』。ひたすら弄り倒す回なのかと思わせておいてからのいいシーン。そしていいシーンと思わせておいてからのオチ。揺さぶり方がお見事。

お次はジャンプ+。『阿波連さんははかれない』第142話。犬が無表情で驚いている絵がツボにはまる。

『あやかしトライアングル』第92話。いい話になるのかと思ったら、怒涛の2ページw

というジャンプ25号とジャンプ+の感想でしたー。さて大慌て。22/5/23

追い込まれ続ける水曜日。漫画読む時間が癒し。マガジン・サンデー26号感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『ダイヤのA』。盛り上がる対決。何に絞っているのかなー。

『シャングリラ・フロンティア』。ロボとかモンスターとか、表情ないキャラクターが何考えてるか、気になる展開。

『それでも歩は寄せてくる』。負けたかと思わせる間がうまい。そしてモザイク外れずw

お次はサンデー。巻頭カラー『このマンガのヒロインは守崎あまねです。』。原稿追い込まれている時に身の回りのお世話をしてくれるお姉さんがいるなんて、恵まれ過ぎではないか。

『龍と苺』。海江田先生、いい味出ているw

『よふかしのうた』。だんだん仮面が剥げてきた。どうなるのかな。

というマガジン・サンデー26号感想でしたー。さあ、続き。22/5/25

『ウィッチウォッチ』。前回に引き続いての感想です。読者の引っ張り方が本当に見事だなあと思いました。

前回うまいなあと思ったのは、モリヒトの席の外させ方です。ニコの恋バナをするためには、本人にいてもらったら困るわけですけれど、お母さんのお墓参りということで別行動。

しかもそちらのシーンをしっとりと描いているので、ある意味テーマに対する目くらましにもなっていました。いい話が展開するのかなあ、と思わせておいての親友発言。しかもモリヒトの目がおかしい。呪いにかかっちゃってるというビックリな展開で引き。

そして今回、そこから話が続きます。その呪いを解除するためには、モリヒトの恋心が呪いで作られた心の壁を乗り越え、溢れ出すことが必要。いったい現在はどれくらいになっているのだろう、というところでニコ登場。おもしろ魔法のシーンが展開します。

しかもモリヒト、ダメっぽい、という方向へ読者の思考を誘導しておいての、そこからの大逆転。素敵なクライマックスの絵とともに。とてもいい話に落ち着きました。

こうやって筋を書いているだけで、話が二転三転しているのがわかります。けれどぐちゃぐちゃになっているわけではない。2週連続カラーという大きなイベントで、そうそうこの話はそういうテーマで始まっているんだよなという原点を再確認するエピソード。そのテーマを軸に大きく振れ幅を作って、次々に刺激を与えていく展開になっている。

計算された紆余曲折が本当にお見事です。うまいなあ。

ウィッチウォッチ 5

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2022/05/27

日曜日は文学フリマ

第三十四回文学フリマ東京に出ます。2022/5/29(日)12:00〜17:00東京流通センター第一展示場『カ14 かってに応援団』です。

コミティアで出しましたコピー誌新刊『マレシビトsideミラ』を持っていく予定です。pixivに上げたネーム『マレシビト』のヒロイン視点版短編小説。ヒロインの乙女心成分を大幅増量しております。

文フリに向けて宣伝強化しようとイラスト描いているのですけど、作業大幅遅れで強化になっていません(^^;;)

今日明日でがんばります。

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2022/05/26

vs札幌 ケチャドバ!!!!

いきなり大量得点!!!!

2022J1第15節、vs札幌は6-1!!!!

仕事が終わって帰りの電車を待つ駅のホームで結果を確認したら、めっちゃすごい大勝していてびっくりしましたよ。

いきなり相手に退場が出た影響もあるのでしょうが、でも嬉しい(^^)/

展望記事で点取ってほしいと書いた人たちが、全員得点挙げてるのも嬉しい(^^)/

森君なんか、2得点ですよ。嬉しい(^^)/

家に着いて得点シーンを確認したのですが、森君の2点目、いい得点ですねえ。チームとしては6点目で、試合の大勢は決まっていたのですが、再現性のある形で取れているのがいい。広島戦の感想で、森君の2得点を必然のゴールと書いたのですが、あの2点目と同じように右サイドからカットインしてきて、今度はファーサイドぎりぎりのところに決めました。

厳しいコースを狙ってきちんと取れているのが素晴らしい。この調子でどんどん点取ってってほしいです。

疲れて帰ってきたけど、それが吹っ飛ぶ快勝、とても嬉しい。次もお願いします!

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2022/05/25

偵察札幌vs鹿島・磐田と札幌戦展望

無得点が続く中で迎える札幌戦。なんとか勝ちたい! ということで、まずは偵察。

2022J1第13節、鹿島4-1札幌。

前からプレッシングをかけて札幌のビルドアップを制限した鹿島がペースを握ります。

まずいきなり6分。札幌のビルドアップを追い込み、そこから出た長いボールをはじき返してピトゥカ選手につけると、ピトゥカ選手は即スルーパス。ビルドアップのため札幌CBが開いていて中央ががら空きで、そこへ上田選手が抜け出して決めました。

27分、ピトゥカ選手のロングスルーパスが再び通ります。カイキ選手が飛び出したところへ、札幌GK菅野さんも飛び出して衝突、PK。菅野さんが鈴木選手のキックを一度止めましたが、蹴る前に選手がペナルティーエリア内に走り込んでいてやり直し。今度は決められます。

前半アディショナルタイムに鹿島3点目。右サイド和泉選手のスルーパスにカイキ選手が抜け出して折り返し、DFラインの後ろ一つ遅れて入ってきた鈴木選手が決めました。

後半札幌が盛り返したいところで、出鼻をくじく鹿島。48分、右サイドFK。ファーでカイキ選手がヘッドで決めました。

札幌は後半盛り返して69分。縦パスを受けた金子選手が左へ展開、受けた菅選手がカットインして強烈なミドルシュートを決めて1点返します。

札幌はこの後も攻勢を強め何度もチャンスを作りますが、決め切れずそのまま敗戦。

第14節、磐田1-2札幌。

札幌はコンディション不良と累積警告により、先発メンバーがかなり変わりました。

先制したのは磐田です。8分、左CKを遠藤選手が蹴り、目の前にこぼれてきたボールを山本義道選手が倒れ込みながら押し込みました。

28分に札幌同点弾。右サイドへ展開、ルーカス・フェルナンデス選手がクロス。ファーから一列後ろへ走り込んだ深井選手が、ボレーシュートを決めました。

後半に入り55分、札幌決勝点。CB中村選手がドリブルで持ち上がり、左の青木選手へ。青木選手はカットインしてのシュートフェイントで釣って縦へ突破し、クロス。ファーで駒井選手がヘディングシュートを決めました。

札幌がこのまま逃げ切って勝利です。

これを踏まえて札幌戦の展望です。現在のウチは明らかに得点力不足。3連敗のスタートとなった第8節からの7試合で3得点のみ。無得点試合が5試合あります。それに対し攻撃的なミシャサッカーが特徴とされる札幌は、最近守備を改善していて、同じ期間に完封が5試合あります。ここを乗り越えられるか。

守備では。

では札幌が守備的になったかというとそういうことではなく、しっかりと練られた攻撃の連携は健在です。シャドー、アウトサイド、CBの三人でサイドで連携。今季は特にそこからのサイドチェンジを多用しています。そこにしっかりプレスをかけて制限したい。

特に右の金子選手、左の青木選手の2シャドーはテクニックがあり、カットインしてのシュートがあるので要注意。

もう一つ札幌で注意しなければいけないのはセットプレーです。リーグ有数のキッカー福森選手を擁しています。福森選手が欠場するのではないかという予想もあるのですが、その場合でもルーカス・フェルナンデス選手が高精度のキックを持っているので要注意です。

攻撃では。

とにかく点を取らないと勝てません。そんな時にドグさんが手術して長期欠場のお知らせが出ました。となれば残ったFWの選手にズバッと決めてほしい!

札幌は3バックのサイドのCBがどんどん攻撃に絡んで高い位置を取っているので、カウンターのチャンスはあるはず。まずそこで細谷君に期待です。ぶっちぎって決めてほしいです! ただ前節、自ら交代を申し出ていたみたいなので、コンディションがちゃんと戻っているかどうか。

小屋松さんもシュートチャンスは作れているので、あとはズバッと決めてほしいです!

前節幻の得点となった森君。今回は決めちゃって3点目を取ってください!

とにかく点取って勝ちたい!!

がんばって!!

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2022/05/24

大相撲令和四年五月場所 残念

5月場所は横綱照ノ富士関の優勝で幕を閉じました。前半にパタパタッと負けたので、今場所は苦しいのかなと思って見ていたのですが、後半立て直しての逆転優勝。お見事です。

しかし何と言っても残念だったのは、隆の勝関。横綱、大関ともに星を落としていき混戦となる中、ずっと優勝争いの先頭グループの中に残り、これは行けるのではないか、柏出身力士の優勝かと、めっちゃ期待して見ていたのですが。

多分本人もそういうことがちらついてしまったのでしょう。終盤パタパタッと負けてしまいました。照ノ富士関と3敗で並んで迎えた千秋楽も敗戦。やはり意識しないと自分に言い聞かせていても、初体験の中で平常心を保ち自分の力を発揮するのは、なかなか難しい。

でもこれで一度体験したわけで。

次また優勝争いに絡んで、今度は勝ち切ってください! がんばって!

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未来の書店に必要なもの

ちょっと前のものなのですが、こちらの記事を読みました。

未来の書店に必要なもの。KADOKAWA 夏野社長に聞く「書店のDX」 西田 宗千佳 Impress Wacth 22/5/9

4/23から4/30まで開催された、ドワンゴのイベント「ニコニコ超会議2022」に出展したKADOKAWAのブース、「超ダ・ヴィンチストア by KADOKAWA」を取材した記事です。

KADOKAWAは埼玉県所沢市に「ところざわサクラタウン」を作り、その2階に直営書店「ダ・ヴィンチストア」を運営しています。別に本屋さんとして儲けたいということではなくて、これからの出版を模索する試みです。ということでこちらの出展ブースもそういう色彩の様子。

この記事の中でとても興味を惹かれたのが、新しい本のお薦めシステム。KADOKAWAの夏野社長の名前をもじって「ナツネイター powered by Akinator」と名付けられたそのシステムは、キャラクターを使った対面式で質問に答えていくと、お薦めの本を教えてくれます。

自動レコメンドのシステムは今でも購買履歴からのものがありますが、こちらは画像認識技術を使い、答える時の表情を判断。質問にも性格判断の要素が入っていて、そこからその人に合いそうな本を教えてくれるのだそうです。

これからの出版で一番大きな課題になってくるのは、このレコメンドの部分ではないかなと常々思っているのですよ。

自分に起きているのですが、電子書籍で読むようになってくると、新しい作品に出会うことにエネルギーがいる感じがします。

例えば漫画を紙の雑誌で読んでいる場合、パラパラとページをめくっている時に、ふといい絵とか面白い絵とかが目に飛び込んできて、それをきっかけに読んでみるということが起こります。けれど電子版の雑誌や漫画サイトではそれがない。お目当て以外の漫画を読むとしたら、自らの意思でクリックしないといけない。意識のハードルが一段高い。

また、こちらは紙の本にも影響があるのですが、リアルとネットの書店の差もあります。

昔は学校帰りに必ず本屋に立ち寄って、別に何か買うわけでもないのに店内をぶらぶらと見るという習慣がありました。そこでピンと来る出会いがあったのです。ところが仕事で帰るのがすっかり遅い最近は、その習慣が消滅。ピンと来るのはタイトルと表紙が醸し出す面白そうという雰囲気なので、それはネットでも見かけるではないかとなるのですが、あの実物がずらっと並んでいる一覧性の良さと押しの強さがないのです。昔よく起きていた表紙買いを、最近していません。

この辺りの影響で、何かのきっかけがあった時に意識して食いついていかないと、新しい物を読まない。その分のエネルギーがいる。僕の場合は、仕事絡みの部分があるので、むりやり自分に読むことを強いているわけですが、そうじゃなければ多分そのままどんどん読まなくなっていくと思われます。

逆に、一度購買意欲に小さくてもいいから火がつくと、ネットならちょこちょこっとクリックすればすぐ買えるし、まとめ買いも簡単だという利点があります。特に電子書籍のまとめ買いはやばいですね。たくさん買った実感が全然ないんですよ。リアル書店だったら多すぎるから少しずつそろえていこうというブレーキがかかるのに、それがまったくありません。

ネット書店ができたころから、初版部数が全体的にどんどん減っていて、ヒット作とそれ以外の間の売り上げの格差がひどくなっているという傾向があります。こういう影響が僕だけではなくて、大なり小なりみんなの購買行動に出ている結果なのではないかな。

そこで売り手としては、新しい出会いの仕方を模索しないといけない。最初の購買意欲の火、「へえ、面白そう」という興味をどう引くか。いくつか新しいパターンも出ています。そこがもっともっと発展してほしい。

そういうところで、このシステムはとてもよさげな気がします。記事を読んだ感じでは、店舗に置かれる一種のアトラクションのように作られているみたいですが。

もしこれが、書店アプリの機能の一つとして実装できたら、とてもいいのでは。そのまま試し読みできればなおよし。今の購入履歴によるレコメンド機能より精度が高そうです。

こういう新技術によって、もっと購買喚起力の高いお薦めが可能となり、新しい作品と読者の出会いが生まれるようになるといいなあと思います。どう進化していくのでしょうか。

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2022/05/23

vsFC東京 逆転勝ち!!!!

逆転勝ちです!!!!

高円宮杯U-18プレミアリーグ2022第8節、vsFC東京は3-2!!!!

ということで、昨日トップチームがスコアレスドローに終わった後で見た、U-18プレミアリーグの試合の感想です。こっちはFC東京に勝ったのです(^^)/ 昨日の記事の出だしは、その喜びからフライングなのでした。

さてこの試合前、ウチの順位は降格圏の11位でした。試合延期があって3試合ほど消化が少ないというのもありますが、1勝3敗と調子も上がっていません。そこに迎えるFC東京は3位と好調。ウチは先発を何人か入れ替えて迎えた模様。

ところが開始3分、いきなり失点します。FC東京のプレッシングに押し込まれ、最後方でのビルドアップ。ここでGKタイガ君が痛恨のパスミス。ボランチと息が合っておらず、スペースへ出したパスを相手のエースストライカー熊田選手に直接渡してしまいます。これを熊田選手が無人のゴールへきっちり決めました。

タイガ君はこの後も何本かパスミスがありました。2年生ですでに2種登録されている期待の選手なのですが、GKのビルドアップでのミスは致命傷になるので、ミスをなくしてしっかり磨いてほしいところ。

ちなみに相手のFC東京にも2種登録の選手がおり、前出の熊田選手とCB東選手は、この間のルヴァン杯で先発フル出場。熊田選手は試合前の時点で8得点で得点ランキングトップに並んでいました。183cmとサイズがあって、かつ足元がしっかりしており、前線の基点となってボールをさばいてゴール前に入ってくる。試合を通してかなり脅威となっていました。

さて先制されてしまったのですが、21分に同点に追いつきます。左SBでキャプテンの西村君からクロス。これを大外で2年生ながら189cmという大型FW今野君がヘディングで折り返し、ニアに割って入ってきたボランチの大橋君がダイビングヘッドで決めました。大橋君はこれ以外にもゴール前に何度も顔を出し、攻撃に積極的に絡んでいました。

後半に入ってすぐの47分に逆転弾が決まります。右サイドの大木君がドリブルでサイドからえぐってクロス、DFに当たってコースが変わり、これを大外の中村君が落ち着いてコースに流し込みました。

さらに56分、追加点。モハメド君が右へ展開、大木君が縦に行きグラウンダークロス。これが少しマイナスになってしまったのですが、大外で中村君がうまく折り返してモハメド君が詰めました。

大木君は今季初先発の2年生。182cmと大型で、それでいて狭いスペースをドリブルで何度も突破していました。なかなかいい感じ。

しかしその大木君が次の失点に絡んでしまいます。76分、FC東京に押し込まれる流れの中、逆サイドまで流れて守備をしていた大木君。ペナルティーエリアで押し倒してしまってPK献上。これを熊田選手に決められました。熊田選手はこれで10得点。得点王争い単独トップに立ちました。

さらに試合終了直前に左CKから、熊田選手のヘディングシュートが枠へ飛びます。あわやハットトリックされて同点かという瞬間。

ここでウチの2種登録GKのタイガ君がビックセーブ! 横っ飛びで同点弾を阻止しました!

試合はそのままウチが逃げ切りです。この試合、トップチームの対戦終了後に同カードでU-18の中継をしていることに気づいて、後半から観戦。その後再放送で全部見たのですが、なかなか点が取れない鬱屈を癒してくれましたよ。点を取っただけでなく、2失点はしてしまいましたが、どんどんプレスに行って厳しく寄せていたのが印象的でした。交代は全部足をつったからというぐらい走ってた。

そういう寄せの厳しさを鍛えて上がってくると、即戦力として使えるので、ぜひぜひこの調子でがんばってほしいです。

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2022/05/22

vsFC東京 もう少しなのに

逆転勝ちです!!

vsFC東京は3-2!!

……というのは違ってて。

2022J1第14節、vsFC東京は0-0。

スンギュさんが体調不良で休みでも、佐々木君がしっかりと穴を埋めて完封できたのに、点が入らない。

前節同様、サヴィオさんのFKがバーを直撃したうえに、試合終了直前の幻のゴールまでありましたよ。右CKから森君のゴールが決まったかに見えたのに、VARで確認したら飛び込んだ上島君の手に当たってた。決まっちゃっていいのにー。

ちなみに上記の3-2はまるっきり嘘というわけではありません。U-18プレミアリーグでも柏vsFC東京がやっていたのです。トップチームが引き分けに終わった後、中継があることに気づいて後半を見ました。3点入った! ちょっと癒された。

再放送があるので、そちらを見て、明日感想をば。

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2022/05/21

偵察FC東京vs鳥栖・磐田とFC東京戦展望

ここ最近、得点力不足というまた違う課題が出てきてしまっている感がありますが、そいつをここで何とかして、ぜひとも勝ちたいFC東京戦です。まずは偵察。

2022J1第12節、FC東京0-1鳥栖。

前半のスタートは鳥栖ペース。途中からFC東京もいいシーンを作ります。その流れで29分、FC東京がペナルティーエリア前のFKを獲得。これをレアンドロ選手が蹴りますが、バー直撃、惜しくも入らず。

後半に入り67分、FC東京のカウンター。松木選手が前方へパスを送り、アダイウトン選手が抜け出してシュート。これもポストに当たり、惜しくも入りません。

そうしていたら81分に鳥栖の決勝点。ペナルティーエリア手前ゴール正面という絶好の位置でのFKを獲得。堀米選手がゴール左上隅を狙うと、FC東京GKスウォビィク選手が逆を突かれてしまい飛ぶこともできず、ゴールイン。

双方積極的に戦った結果、鳥栖の勝利となりました。

第13節、磐田2-1FC東京。

どちらかというとFC東京がボールを保持して磐田がカウンターを繰り出す展開。チャンスとしては互角な感じです。

先制点は磐田で43分。カウンターで上原選手が持ち上がり、右へ展開。鈴木選手はFC東京のDFラインがFWに引っ張られたのを見て、グラウンダークロスを一列後ろへ。そこへ上原選手が滑り込むように合わせてゴール。

79分にFC東京同点弾。右サイドから紺野選手がワンツーとドリブルでペナルティーエリア前へと侵入していき、左サイドへパスを通します。アダイウトン選手がファーストタッチで内へ外して、ファーへ巻くシュート決めました。

そして試合終了直前88分。磐田に決勝点が入ります。右サイドから鈴木選手がクロス、ブロックに飛び込んだ松木選手に当たってゴールは高く上がり、ゴール前の混戦に。大森選手が倒れながら横にはたいて、鹿沼選手がファーに巻くシュートを決めました。

FC東京はこれで3連敗と苦戦が続いています。

これを踏まえてFC東京戦の展望です。FC東京の3連敗の原因に、レギュラーCB二人が怪我でいなかったことが挙げられると思うのですが、そのうち森重選手は水曜のルヴァン杯で復帰し、45分の試運転を済ませているので、この試合には出てきそう。3連敗の前には上位につけていたので、守備が締め直されるとしたら強敵です。

守備では。

FC東京といえば前線に高い推進力を持つアタッカーが揃っています。ディエゴ・オリベイラ、アダイウトン、レアンドロの外国人選手だけでなく、永井、紺野選手も見せ場を作っています。誰が出てきても強力。その中でも特に、レアンドロ選手が調子よさそうです。高いテクニックとドリブルでシュートまで持ち込んできます。要注意です。

そういうアタッカーによるカウンターに強みを持っているFC東京ですが、今季はアルベル監督のもとポゼッションサッカーへの転換を進めています。その中で目立っているのがインサイドハーフの二人。安部選手と松木選手です。二人とも攻守両面で幅広く戦える選手。運動量とテクニックを兼ね備えています。

松木選手は高卒ルーキーなのですが、よく見る「うまい若手」ではなく、正確な技術の上に強さも併せ持っていて、全然当り負けしていない所が凄い。何年もプロでやってるかのような風格です。システム的にはここをどう抑えるかがカギになりそう。しっかり潰したい。

攻撃では。

現在ウチは一時崩れかけた守備を締め直すのには成功しましたが、今度は点が取れていない感じで勝ち点を落としています。点取りたい!

ということで期待するのは、まず細谷君です。チームを救う得点を希望。ドカンと一発お願いします!

FC東京は中盤逆三角形の1アンカーなので、その両脇を使いたい。そうなるとサヴィオさんの活躍を期待したいところ。ズバッと決めちゃってください!

交代で出番がありそうな升掛君。ウチのルヴァン杯は終了してしまったので、得点王は難しそう。その分リーグ戦で点取っちゃってください! がんばって!

とにかく点が欲しい!!

がんばれ!!

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2022/05/20

今週の漫画感想 ともだちの手紙 前編

週末、作業ペースが上がらずに、焦り気味の月曜日。漫画を読むのも焦り気味。ジャンプ24号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。表紙&巻頭カラー『ウィッチウォッチ』。呪い(まじない)と書いて呪い(のろい)とも読む。続き気になるー。

『漫画家の猫である。』。筒井先生読み切り。現代の漫画家の仕事場にはアシいない。わかっちゃいるけど、自分も遠隔で仕事するけど、そう描かれているの見ると隔世の感があるなあ。出会った日の事情がめっちゃ気になる。

『逃げ上手の若君』。前回の感想記事で調べたよりもさらに重かった。この後軽量化して、それでもあれなのか。そして相変わらずの変態w

『僕とロボコ』。急に何でと思っていたら、最後のオチのためだったw

お次はジャンプ+。『2.5次元の誘惑』第113話。普通のオタクの人は来なくて、縁遠そうな人が来るのは基本パターンに沿っているけど、さあここからどう展開するのかが楽しみ。

『SPY×FAMILY』第62話後編。つらい戦争の夢の後、帰ってくる現実。ギャップの作り方うまい。アーニャのよしよしとか、ボンドがおなか鳴らしたりとか、小さな微笑ましいことが、めっちゃ効く。

というジャンプ24号とジャンプ+の感想でしたー。さてご飯も食べたし、仕事前に少しでも作業を進めねば。22/5/16

やっぱり作業ペースが上がっていない水曜日。漫画を読むのも焦り気味。マガジン・サンデー25号感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『ダイヤのA』。因縁の相手も制して、さあ試合は八回へ。動きはあるか。こちらがいいプレーすると相手も上回ってくる展開は、ほんとに盛り上がる。

『シャングリラ・フロンティア』。いろいろ溜めてあったものが使える展開は、連載ならでは。

『それでも歩は寄せてくる』。モザイクなのにはっきりわかる、うまいぼかし方w

お次はサンデー。巻頭カラー『白山と三田さん』。花火バックのシルエットはいいシーンに使う演出で一見よさげだけど、よく見るとおかしなポーズ。ただ、そこで男を上げるという二重に捻ったいいシーン。

『葬送のフリーレン』。現在に戻ってきて、さあ、話が動きそうなはらはらする展開。フリーレンとフェルンのほのぼのシーンとのギャップが効いてる。

『古見さんは、コミュ症です。』。いきなり後編だったので、先週読み損ねてるのかと思ったw 構ってほしかったはずるい。

というマガジン・サンデー25号感想でしたー。さて、作業。線画はとっくの昔に終わっているはずなのに。22/5/18

『ウィッチウォッチ』。二週連続カラー第一弾。いい話で展開しておいて着地点をちょっとずらす、構成の妙が見事だなあと思いました。

モリヒトとニコ、幼馴染みの二人。特にニコの方がモイちゃんラブで、いつでもOK、どんと来いな状態です。それに対してモリヒトの側も憎からず思っていて、いい感じのエピソードもあり、両想いでその先へ進むのも時間の問題と見える仲。

ところが、今回のカンシのセリフがまさに状況を表していて、「友達の枠から発展する気配がない」。雰囲気プンプンさせながら全然先へ進まないのです。

それがどうしてなのかというのが今回。モリヒトのお母さんの墓前での独り言と回想シーンで、いい雰囲気を作り、そっちの感動エピソードなのかなと思わせておいて、ニコを親友と言うモリヒトの目が怪しい。そしてモイちゃんなびかないという話が実はと、怒涛の展開でした。

さあ後編はどうなるのか。伏線張ってあるような気がするけど、どう使うのかな。

ウィッチウォッチ 5

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2022/05/19

ルヴァン杯vs京都 敗退

負けた……。

2022ルヴァン杯グループC第6節、vs京都は0-1……。

かなり有利な進出条件だったのに、これでグループステージで敗退。

守備が崩れかけたのは立て直したけど、今度は点が取れない感じに。

厳しいなあ。

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2022/05/18

偵察京都vs札幌・清水とルヴァン杯京都戦展望

さあ、グループリーグ突破なるかの京都戦。メンバーどうなるかがわからないんだけど、まずは偵察。

2022J1第12節、札幌1-0京都。

試合開始から双方持ち味がよく出ている展開で進みました。

後半に入ったところから札幌優勢で進んでいた52分に先制点。右CKで福森選手が低く鋭く曲がるボールを蹴ると、ニアに高嶺選手が走り込んでヘディングシュート。ボールの質が本当に高い。いいキッカーがいるのは本当に武器だなあ。

試合はその後も一進一退で進みますが、札幌がきっちり守り切って逃げ切り。

第13節、京都0-0清水。

前半から拮抗した展開で試合は進みます。若干清水が優勢か。

両チームとも強力な外国人FWを擁して一発があるのですが、DF人がそこに対してしっかり対応。得点を許さず。

試合最終盤には京都の連続攻撃。アディショナルタイムにウタカ選手がボールを引き出してパス、山田選手が飛び出してGKと一対一という大チャンスがありましたが、清水GK権田選手がさすがのストップ。スコアレスドローで決着。

これを踏まえてルヴァン杯京都戦の展望です。

さて勝ち抜け条件を整理しますと、まず引き分け以上で自力勝ち抜け。負けた場合は別カードの札幌との勝負になり、向こうが負けた場合に勝ち抜けです。

そして勝負を分ける鍵になるのが、先発をどうするか。週中の試合なのでコンディションの問題があります。勝ち抜けのかかった一戦という重要性と天秤にかけて、どれぐらい替えてくるのか。

守備では。

京都で警戒しなければいけないのは、何と言ってもピーター・ウタカ選手。現在得点王です。高い身体能力とシュートのうまさ。ただ、さすがに休むような気がするのですが、どうでしょう。

右SBの白井選手は、切り返しての左足でも高精度のクロスを上げてくるので、とても守りづらい。ただ、こちらもずっとリーグ戦に出ていてルヴァン杯での出場はここまでありません。どうでしょうか。

逆に出てきそうなのが右ウイングの山田選手。U-21代表トレーニングキャンプにも選ばれています。しっかりした技術がありドリブル、パスで右サイドを崩してきます。要注意。

誰が出てきてもチームのスタイルは徹底されていて、どんどん上がって分厚い攻撃を仕掛けてきます。後手に回らないように。

攻撃では。

ウチも誰が出てくるのか予想しづらいのですが。

升掛君にはがんばってほしい! 現在ルヴァン杯得点王です。ただ3人並んでいるので、ここでどどーんと点取ってください!

調子を上げている鵜木君にも期待です。ウチは身長のあるターゲットはいるのに、セットプレーの得点がいまいち。鵜木君にはキッカーとしての期待もかかります。FKを直接決めてくれてもいいんですよ! がんばって!

リーグ戦で派手な活躍を見せた森君。ルヴァン杯でもどどどーんと決めちゃってほしいです!

しっかり勝ち抜けたい!!

勝ちましょう!!

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2022/05/17

戦争と食糧危機と森林火災

昨日のブログで「日本経済の先行きに対する不安が結果に出ていて、それは国際情勢が影響しているのではないかと思うけれど、今日のテーマは創作関連」と、さらっと飛ばしましたが、本日はむしろそちらの話。ウクライナ戦争の影響について。

ロシアによるウクライナ侵略戦争は、ロシアの言ってること、やってることが、ウソとクソしかないなという感じで、このあとこいつら地球上でどの面下げて生きていくつもりなんだ、という感じなのですが。ここは政治ブログではないので、それは置いといて。

ここのサブテーマ的に地球環境の話があるので、そちらの話。

ウクライナは小麦の輸出国。2020年のデータでは世界5位で、シェアは9.1%。戦争によりそれが出来なくなってしまっているので、食糧危機が来るのではないかと心配されています。

それに対してインドが、ウチは今年豊作なのでけっこう輸出できますよ、というリリースを出していました。

ところが先日、それを撤回するように国内優先にするという発表。インドを熱波が襲って、収穫に影響が出たらしい。インドとパキスタンに早すぎる強烈熱波、小麦不足に拍車も 森さやか YAHOO!JAPANニュース 22/5/3 インド、価格上昇受けて小麦輸出を禁止 生産量は世界2位 CNN co.jp 22/5/15

温暖化が進む中、異常な熱波がやってくることは珍しくなくなっています。ちょっと待って珍しくない異常とは(日本語)。

戦争とのダブルパンチなの、やばいなあ。中国ではロックダウンの影響が農業にも出ているというニュースがあったのですが、あれはどうなってるのかな。

さらに思わぬ戦争の影響。シベリアの森林火災が止められなくなっています。ロシアが苦しむ「ゾンビ森林火災」 ウクライナ進軍で国内消防に暗雲 青葉やまと Newsweek日本版 22/5/11

シベリアには、地表すぐ下に泥炭層があり、そのため地表の火を消したと思っても地下でくすぶっていてなかなか完全消火しないという土地があります。森林はめっちゃ広大ということで、この消火に例年ロシア軍が当たっていたそうなのですが、この人手が現在ウクライナに駆り出されています。消す人がいない。

シベリアは地球上でも温暖化が進んでいる地域。森林の消失はさらに温暖化を促進し、しかもシベリアの地下の永久凍土には温暖化ガスとしては二酸化炭素以上の影響があるメタンの原料がたっぷり溜まっています。火事が続いてここが溶けるのは非常によろしくない。

戦争の影響がこんなところにもと、つくづく思ったのでした。

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2022/05/16

余暇行動調査と電子書籍

こちらの記事を読みました。

外出行動は増えても不安度・ストレス度は変わらず 余暇時間でマンガを読むときは「紙」より「電子・ネット」
- 2022年4月 新型コロナウイルス生活影響度調査(余暇行動編)- PR TIMES 22/5/12

株式会社クロス・マーケティングが行っている、新型コロナウイルスが消費者の行動や意識に与える影響の把握を目的する調査。第1回(2020年3月12日~13日)から定期的に実施されていて、今回が第30回だそうです。

変化があったのは「日本の経済が悪くなる」「今後日本への渡航者の規制が緩和され、訪日外国人が増加する」が3p増、「重症患者増加による病床逼迫」は2p減の辺り。日本経済については、国内より世界情勢の方が問題ではないかなと思います。中国のゼロコロナ政策に伴うロックダウン、ウクライナ戦争と天候不順による食糧問題、ロシアパージによって生じているエネルギー問題。

さてしかし、今日のテーマは創作活動に影響してそうな部分についてなので、取り上げたいのはここ。

家の中での余暇で直近1週間で行ったことは「テレビを観る」「動画共有サービスを観る」「ネットショッピングをする」「SNSをする」「音楽を聴く」「読書をする」が上位。若い世代は、動画共有サービスやSNS、音楽を聴く行動、中高年はテレビの視聴やネットショッピングが高かった。読書のジャンルは「文芸」「マンガ」「雑誌」が多く、中でもマンガは、「紙の書籍」よりも「電子・ネット書籍」で読まれているケースが目立つ。

記事にはグラフもついています。読んだ本のジャンルでは、文芸、漫画で一位、二位を争っているのですが、その様子が真逆。文芸では紙87%電子19%、漫画は紙57%電子62%です。漫画は唯一電子版の方が読まれていて、デジタルシフトに対応できている。文芸は逆に、一番電子版の比率が低い。

さらに家の中での余暇行動の調査を年代別にしていて、予想通り若い世代ほどネット関連に時間を使っています。しかも、コンテンツ的には同じジャンルでもネットで触れている。映像コンテンツを見るのはテレビではなく、動画配信や共有サービス。音楽を聴くのもレコード、CDではなく、ストリーミングサービス。

さてこの二つから感じたこと。

小説に関して言うと、今の若い世代の方が入り口は整備されています。小中学校での朝の読書運動があり、強制的に触れる機会が作られている。ですが、子供たち全員に読みたい本が用意されているかというと、少子化というビジネス環境のためそうなっていません。採算取れるジャンルが絞られている。さらに児童文学の性質上、「大人が読ませたいもの」になっています。すると、かなりの子供がサービス外になっている。

そこで取りこぼしているうえに、デジタルシフトが遅れていて、その後触れる機会も作れていないわけですよね。そういう部分が大問題だなあと常々考えているのですが。

それが数字に出っちゃっているのではないか。

この調査では20代だけ読書の数字がポコンと落ちています。他の年代では35-38%なのに27%。コンテンツごとで考えると20代は映像も音楽も楽しんでいて、使うデバイスが違うだけです。

その土俵に小説は上がれてないんですよね。下がってるのはそのせいではないか、小説、漫画一緒の数字でこうなら、別々だったらどうなっているんだろうとちょっと思ったのでした。

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2022/05/15

vsG 負けてしまった

なんでだよ、もーとふて寝したらそのまま朝まで寝てた。

2022J1第13節、vsGは0-1。

惜しいシーンはたくさんあって、前半のサヴィオさんのFKとか、後半の三丸さんの抜け出してのヘッドとか、枠に当たってたのが入ってくれてれば2-1。10cmぐらい内側に入るだけで勝ってたのにー。

悔しいので、水曜のルヴァン杯はぜひ勝って、この気分を晴らしてほしいです!

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2022/05/14

偵察Gvs札幌・神戸とG大阪戦展望

前節は引き分けですが、安定感は取り戻せたみたいなので、勝っていきたいG大阪戦です。まずは偵察。

2022J1第11節、G大阪0-0札幌。

全体的には札幌の試合。守備もはまっていたし、サイドチェンジを織り交ぜてうまく攻め込めていました。シュート数にもそれは出ていて札幌19本、G大阪7本。

札幌最大の得点機は前半終了直前の45分。右CKの場面。蹴る前のポジション争いでG大阪CBクォン・ギョンウォン選手が札幌の宮澤選手を押し倒して注意を受けていて、ボールが蹴られた後に今度は後ろから抱えて倒してしまいファールを取られてPK献上。これを札幌のシャビエルが蹴りますが、ゴール右隅へ飛んだ厳しいボールをG大阪GK一森選手が見事にストップ。

一森選手はこの後もビッグセーブをいくつも見せて、完封に貢献。試合は後半も札幌優勢だったので、勝ち点獲得に大きく貢献しました。

第12節、G大阪2-0神戸。

神戸はACLのグループステージを2勝2敗で突破。上海が辞退していたので、他のチームよりスケジュールも楽でした。その勢いでリーグはいまだ未勝利で最下位なのを脱出できるかという試合。

しかしメンバーはそろっているはずの神戸は、どうも今一つうまくつながっていない感じ。試合開始からG大阪優勢で進みます。そして流れを決定づけたのが34分。G大阪パトリック選手の抜け出しに並走した神戸CB菊池選手が飛び込んでタックルに行きますが、足に引っ掛かってしまい、VARが入ってファール、決定的得点機会の阻止で一発赤紙。神戸10人に。

G大阪がますます有利になりましたが、なかなか点は入らずに進んでようやく81分先制点。右CKが一度はね返され、それをG大阪SB柳澤選手がシュート、ブロックでコースが変わってクォン・ギョンウォン選手が頭で押し込みました。

91分には左サイドからカットインしたウェリントン・シウバ選手がシュート、DFに当たってコースが変わってゴール。押し込み続けたG大阪が順当に勝ちました。

これを踏まえてG大阪戦の展望です。

守備では。

まずこの2試合で先発した中村仁郎選手。高校1年でJ3でデビューしたG大阪ユース出身の逸材。2年でJ1デビューは宇佐美、堂安の両先輩と並びます。タイプも似ていて、ドリブルとパンチ力のあるアタッカー。どちらかというと引いてボールを欲しがるところも同じです。しっかり潰したい。あと、プレースキックのキッカーも務めていて、CKでニアに鋭く精度の高いボールを入れていたのも要注意。

パトリック選手はやっぱり危険。抜け出す速さに、サイドからのボールに対する高さ。しっかり抑えたい。

ボランチのダワン選手が運動量多くいろいろ顔を出して上がっても来るので、しっかり捕まえたい。

攻撃では。

この試合も細谷&森のアカデミー卒2トップになるのでしょうか。相手のCBはクォン選手に昌子選手か三浦選手か。どの選手も代表経験のあるベテランです。これを若いコンビが切り裂いたらめっちゃわくわくします。特に二人ともスピードあるので、ぶっちぎってシュートとか見たい! がんばって!

2シャドーの一角が中村さんか小屋松さんか。2トップが引っ張ったその後ろで間受けが重要になるのではないかと思われるので、持ち味出してほしいです!

アンカーの椎橋君が得点に絡むシーンをよく見かけます。この試合でも見たいです!

また調子を上げていきたい!!

勝ちましょう!!

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2022/05/13

今週の漫画感想 中先代の乱1335

ゴールデンウィーク明けて通常モードに復帰する月曜日。月曜日に漫画読むのも通常モード。ジャンプ23号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『僕とロボコ』。好きなものとそうでないもので記憶力がまったく違うのはよくあること。歴史だけじゃなくて他も漫画で読めばいいのではと思ったけれど、国語がどうにもならないw

センターカラー『あかね噺』。夢を追うのは厳しいからなあ。しみじみ思う。

『ウィッチウォッチ』。このあいだのみんな四角くなっちゃうのに負けない、なかなかシュールな絵面w

『逃げ上手の若君』。とうとう歴史的な大事件に踏み込むのかと盛り上げておいて、本人のピンチはめっちゃ手前から。この落差がうまい。

お次はジャンプ+。『阿波連さんははかれない』第141話。「ありのままで挑むのよー」のところはあの歌なんだろうか。

『あやかしトライアングル』。木陰に隠れている絵がいい味出ているw

という、ジャンプ23号とジャンプ+の感想でしたー。さて、通常モードなので、ご飯食べたらいろいろやらないと。22/5/9

通常モードに復帰しての水曜日。ご飯食べながら漫画読む。マガジン・サンデー24号感想です。スレッドでつなぎますー。

『ダイヤのA』。前回対戦の因縁がしっかり効いている。どうなるのかな。

『シャングリラ・フロンティア』。しっかりと強いというところを描いておいて、さらに実は……と、もう一段の上積み。うまい展開。勝てるのだろうか。

『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』。旭の男前感がすばらしい。

『よふかしのうた』。じわじわとか、ひたひたとか、そういう感じに迫ってくる悪の描写。派手さはないけれど、その分説得力がすごい。

センターカラー『葬送のフリーレン』。そして現状へ。さあどうなるのかな。

『白山と三田さん』。そんな秘技がw

というマガジン・サンデー24号感想でしたー。さて仕事行かねば。通常モードってせわしないな。22/5/11

『逃げ上手の若君』。さあ、いよいよ歴史上で名の付いた、大事件に突入していくのですが。

そうやって盛り上げておいて、ものすごく手前のところで問題発生させて、ギャップで印象付けて引く展開。うまい。

鎧兜が重くて動けない。

これは時行が体力がないというだけの話ではなく、実際にかなりの重さなのです。大人の物で20kg前後。

僕は合気道をやってたので古流武術にも興味が出て調べてみたのですが、この重さは日本の武道の技術体系に影響を与えています。ボクシングで言うところのヒット&アウェイのような動き回る戦い方をせず、摺り足での移動で重心の安定を重視するのは、重い甲冑を着ている想定だから。打撃系の技、特に蹴り技が少ないのもそうですね。

さてそうすると、せっかく時行が身に着けた剣術が非常に使いづらくなっちゃうわけですけれども、これから戦場に向かうのにどうするのかな。

逃げ上手の若君 5

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2022/05/12

ワクチン3回目

前回接種から半年を過ぎたので、そろそろ新型コロナワクチン3回目を打たねばと思っているのですが。

副反応の心配があるので、なかなか予定が立てられない。前回は39℃の熱が出て、3日寝込む事態となりました。そうすると、週末が丸々潰れる。仕事オフの日に他のスケジュールが入れられない。今月ちょこちょこ用事があるので、空いてる週末がないのです。

あと、仕事オフの日は僕にとっては休日ではなく原稿書く日なので、そこが潰れると前後の仕事の日と合わせてずっと原稿進まない状態になるのも、困るところ。

ということを考えていたら、そろそろノババックスのワクチンが提供開始される模様。組み換えタンパクワクチンという種類のもので、この方式は以前から使われています。インフルエンザのワクチンもこれですね。

僕が前回打ったのがモデルナのmRNAワクチン。どちらもウイルスの殻のとげの部分を免疫に覚えさせ、ウイルスが入ってきた時にすぐ退治できるようにするというものですが、mRNAワクチンはそのタンパク質の設計図を体内に送り込んで体内で生産、組み換えタンパクワクチンは設計図を他の培養細胞に送り込み、出来たタンパク質を注射します。

mRNAワクチンは設計図を直接送り込んで体内で生産した方が効率が良いという狙いで開発された技術ですが、そのためか逆に組み換えタンパクワクチンの方が副反応が弱いという話。どうせ5月中に予定が立たないなら、そっちの方がいいかなあ。

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2022/05/11

次の目標

思い付きでネーム切ったもんだからめっちゃきつきつだったスケジュールをこなしまして、先週末はすっかりだらけて過ごしていましたが、さて、次の目標へ進まなくてはいけません。

ガンズ連載中の『クローン04』をコツコツ進めるのと並行して、新作を一つ書きたい。なんとなくイメージはあったのですが。

このあいだのコミティア。創作の熱気にあふれた空間で、その熱に当てられてアイディアが湧くのはいつものこと。というか、あそこに行ったら進むだろうと、もう当てにしているw

今回は、原稿進めようかなと思っていたら、寝かせていた別のアイディアが膨らみ始めて、これ書けるんじゃないかなという感じになりました。

あと何個かエピソードがいるので、まず資料漁りから。目標は夏かな。

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2022/05/10

サブスク囲い込みとノマド民

こちらの記事を読みました。

Netflix失速の裏に「意外なライバル」の出現、サブスクの限界到来? 鈴木貴博 DIAMOND online 22/5/6

Netflixの契約者数が大きく減って株価もガタ落ち、リストラ開始というのがニュースになっていました。こちらの記事は、その原因として直接のライバルだけでなく、インフレによる生活費の見直しが大きいのではないか、という趣旨です。

それはあるかもねと思いつつ、記事の締めが「「本当は、映画のように1作品を見たら1500円という売り切りモデルに世界は回帰すべきなのかな」とビジネスモデルの原点回帰を想起させる出来事でした。」となっていて、「生活苦しくなったら、エンタメ系はサブスクだろうが切り売りだろうが、カットされる筆頭じゃないか」とツッコミを入れて読み終えました。

こちらのNetflixの発表はけっこう話題になったので、あちこちで反応を見かけたんですけれど。

総じてみると、値上げで割高感があって、推しの作品にも魅力を感じないので解約という意見。

ただ身近な人にもいるのですが、不満があるからというより、サブスクのサービスが増えてきて全部契約するわけにもいかないので、見たいやつをまとめて一気に見たら別のサービスへという、ノマドなパターンが定着しているのかなと思いますね。サブスクで囲い込みをみんなが狙っているので、逆に見たいものが分散している。

僕はネットサービスじゃなくてCATVなんですが、考えたらそれも元祖サブスク。そこでいつもスタートレックの放送をしていたチャンネルで見かけなくなったなと思ってたら、Paramount+という本家のサービスができてて、そこに集約していっているようです。制作元が直接配信するようになると、ほんとに分散していく。

見たい時だけ契約はサッカーで僕もなってますね。普段Jリーグを見るのはDAZNですが、今だとルヴァン杯がフジテレビのCS。CATVのオプションチャンネルで見れるので、その時期だけ契約。あと、W杯とか、欧州選手権とか、さらにアンダーカテゴリーの日本代表の試合がCSで流れている時があって、そういう時も契約。

今度U-19日本代表が参加する大会がありますね。ウチから誰が招集されるかな。楽しみ。

DAZNも値上げしたのにイングランドプレミアリーグの放映権取り損ねてて、シーズンオフはどうするか、考えるなあ。据え置きだったDOCOMO割も値上げしますしねえ。

こうしてみんなノマド民になっていくのかな。

サービス提供者の側は囲い込みたくてキラーコンテンツを用意しようとしているのですが、結果は逆に視聴者の流動性を生み出す流れになっていて、ぼろ儲けというのもなかなかできないよなあと思ったのでした。

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2022/05/09

vs浦和 引き分け

スコアレスドローでした。

2022J1第12節、vs浦和は0-0。

前半にあった、細谷&森のカウンターが決まって勝っていたら、僕的には狂喜乱舞だったんですけれど、惜しいー!

けれどスコアレスドローはそんなに悪くない結果。

ウチが今季勝ち点稼げているのは守備の安定によるところが大きいのですが、3連敗の一つ目の川崎戦は0-1だからまだいいとして、そのあと2つが複数失点だったのは気になるところでした。そこでこのあいだの広島戦は1失点、本日は完封と、締め直せた感じなのがいいですね。

守備が安定していれば、勝ち点積み重ねられると思うので、この調子で次もお願いします!

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2022/05/08

偵察浦和vs大邱・セーラーズ・山東泰山と浦和戦展望

前節素晴らしい大逆転勝ちだったので、続けていきたい浦和戦。まずは偵察。

なのですが、浦和はACLに出ていたので、ちょっと試合の見方が難しい。とりあえず3試合見てみました。

2022ACLグループステージ第4節、浦和0-0大邱。

ACLはコロナ禍の影響で集中開催になっていて、中2日で6連戦という超強行スケジュール。なのでメンバーを入れ替えて戦っているのが、偵察が難しいなと感じた原因その1。大邱とは第3節と連戦になっていて、そちらは0-1で負けています。

さて試合は浦和がずっと優勢で、シュート数も16対4と大差がつきましたが、最後のところで今一つ合わずにスコアレスドロー。

78分ごろ、酒井君が足を痛めた様子で交代。この後、手術して全治2か月が発表されました。3月の磐田戦で右足第5中足骨、足の甲の小指側を骨挫傷。ただ、ACLのため保存療法を選択していたそうです。今年のW杯が夏回避して冬になっているのが不幸中の幸い。しっかり治してほしいです。

第5節、浦和6-0ライオンシティ・セーラーズ。

セーラーズはシンガポールのチームで、この試合の前には浦和、大邱と共に勝ち点7で並んでいました。ただ、レベル差ははっきりしていて、浦和が押し込み続けます。

まず前半14分、サイドから内へ入ったモーベルグ選手にパスが入ると、ダイレクトでスルーパス。馬渡選手が抜け出し先制点を決めます。39分にはペナルティエリア手前の混戦でこぼれたボールを、シャルク選手がミドルシュートを決めて追加点。

後半はさらに点を重ねます。48分、浦和波状攻撃。ペナルティエリア左側で小泉選手がボールを受け、戻りながらクロス、大外でモーベルグ選手がヘディングシュート。52分、ペナルティエリア手前から関根選手がスルーパス。小泉選手が抜け出して、ゴールニア上に決めます。

さらに62分、中盤から関根選手がスルーパス。松尾選手が抜け出してシュートを決めます。そしてダメ押し90分、ペナルティエリア手前での攻防でゴール方向にこぼれたボールに松尾選手が素早く反応、GKをかわして流し込みました。

第6節、山東泰山0-5浦和。

この試合の前に浦和のグループステージ突破は決まっていて、あとは1位か2位かでした。

山東は若手ばかりのBチームでこの大会に臨んでいます。中国リーグのニュースを見ていると、資金繰りが厳しいのがありありとわかり、公式発表の成長率は絶対嘘だよなと強く感じます。そういうチーム相手の試合が参考になるのかなと思ったので、3試合見ることにしたんですよ。やる気ないなら上海みたいに辞退すればよかったのに。

さて当然のように浦和が優勢で試合が進み、13分に先制点。浦和は敵陣でボールを奪われたところですぐにプレスに行き、安居選手が奪い返して即ミドルシュート。ゴール隅に決めました。34分には右サイドから江坂さんがクロス。大外で知念選手がボレーで押し込みました。さらに前半アディショナルタイム、右サイドから江坂さんが岩尾選手との連携でペナルティエリアに侵入、折り返し。これをニアで松尾選手が押し込みました。

後半にも追加点。69分、急に豪雨となる中、松崎選手が縦パス。前線で選手が絡んでそのままボールは抜けていき、松崎選手が追います。それに対して相手GKが飛び出しスライディングクリア、これを松尾選手がダイレクトミドルシュートで流し込みました。松尾選手はこれでグループステージ5得点と大活躍。85分には左CKのこぼれを岩尾選手がシュートしてポスト、はね返りを知念選手が詰めてとどめとなりました。

さて、これを踏まえて浦和戦の展望です。ACLを強行スケジュールで突破した浦和ですが、帰ってきてからのJリーグ第11節は5/18に組まれていて、休養は取れています。選手はローテーションで起用していましたし、何ならウチよりコンディションはいいかもしれない。まずしっかり、走るところで負けないようにしたい。

守備では。

まず、江坂さんを抑えたい。戦術とかの前に、僕が恩返し弾とか見たら泣く。絶対潰してほしいです!

モーベルグ選手がめっちゃ働いています。右サイドワイドにポジションを取る、ドリブル得意のアタッカー。またぎフェイントを多用し、左利きなので、左に抜けてカットインの方が多い。キックは両足で蹴れるので、かなり厄介です。しっかり抑えたい。

松尾選手が好調に見えました。横浜FCの時は左サイドのアタッカーという印象だったのですが、1トップでも起用され、自分のスピードをうまく生かしていたという印象です。シュートも落ち着いているし、どちらで来ても要警戒。

攻撃では。

酒井君が欠場決定の浦和右サイド、ウチの左サイドでの攻防が一つ鍵ではないかと思います。

いぶし銀タイプが好きなので、三丸さんが活躍すると嬉しい。表情変わらないのに、ごりっと強気で行くプレーが素敵。ぜひそういう崩しからのクロスが見たいです!

左サイドと言えば小屋松さんの得意ゾーン。そろそろまた得点をお願いします!

森君の出番はあるかな。前節2点目みたいに左から入ってシュート決めるところが見たいです!

強敵だけど連勝したい!!

がんばれ!!

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2022/05/07

今週の漫画感想 幼心の想い

気がつけばゴールデンウィークが迫る月曜日。やること山盛りだけど漫画読む。ジャンプ21・22号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『あかね噺』。認めさせてく流れは燃える展開。さあ、何を仕込んでくるのか。

『逃げ上手の若君』。この漫画のギャップの作り方は本当にうまい。鎌倉武士の落ち込み方から大将になる決意、信濃の思い出から策略発案、そして瘴奸の過去と現在。これだけ濃密に詰め込んであるのすごい。

『ウィッチウォッチ』。めっちゃ盛り上がったところで差し込まれる、ポエムのインパクトでかいなあw

『高校生家族』。そして始まる将棋編。家族それぞれが主役のシリーズがある形だけど、将棋編の振れ幅はすごい。

お次はジャンプ+。『阿波連さんははかれない』第140話。ライドウ君の顔がスルーされてるなーと思っていたら、うまい構成。

『あやかしトライアングル』第89話。すずが新たな性癖に目覚めちゃってて、ほんとに濃いヒロインだなあと思っていたら、前回の引きがそう来るかという展開w

というジャンプ21・22号とジャンプ+の感想でしたー。さて、いろいろ片づけねば。22/4/25

スケジュールぎりぎりで進んでいる水曜日。ご飯時に漫画読む。マガジン・サンデー22・23号の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『ダイヤのA』。長い連載の特権で、昨年夏が全部伏線になる展開。はらはらする。

『シャングリラ・フロンティア』。正体を隠しているので言えない言葉が、セリフの間にモノローグとして差し込まれているの、いい演出。

『それでも歩は寄せてくる』。合宿打ち上げで気合を入れるはずなのに、思い返したらてれてれになっちゃうの、いい展開。

お次はサンデー。巻頭カラー『このマンガのヒロインは守崎あまねです。』。ねこぐち先生新連載。ヒロインが漫画の参考にされる時に変なコスプレして邪魔をする展開なのだが、その結果「ちょっと面白くなっていた」とされる、ちらっと描かれている漫画の中身が気になるw

『よふかしのうた』。最悪の捨て方。そこに導く邪悪さ。どうなるんだろう。

『白山と三田さん』。一つ前に載っている漫画『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』。と、たまたまデート待ち合わせというシーンでつながっていたのだけれど、ギャップがひどいw

というマガジン・サンデー22・23号感想でしたー。合併号かー。GW迫ってるなあ。(焦燥感)22/4/27

コミティアまでの強行軍が終わった木曜日。ゆっくりのんびり漫画読む。ジャンプGIGAとジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプGIGA。『破壊神マグちゃん外伝』。最終回が見たくて買いました。報われない感じを守りつつ、ハッピーエンドのいい話。ほかほかの流々がかわいい。

お次はジャンプ+。『2.5次元の誘惑』第112話。新学年突入。新入生のやってくる春。どっち方面に進むんだろうか。楽しみ。

『あやかしトライアングル』第90話。移籍して規制が緩くなったとたんw

『姫様"拷問"の時間です』第139話。最近外に遊びに行かないし外食もひたすら避けてるから、回転ずしもご無沙汰だなあと思いつつご飯食べる。

というジャンプGIGAとジャンプ+の感想でしたー。さて今日はごろごろして風呂入って寝るだけ。幸せ。22/5/5

GW合併号なので二週分まとめましたが、そこで取り上げるのはむしろ合併号の影響がないweb漫画。『あやかしトライアングル』。前回の記事で移籍についてコメントしたので、移籍の結果について。

まず、みんなが休みで需要が高まる連休にも更新できるwebは強いなあという感想。合併号は主に印刷所がお休みになる影響なのですが、印刷関係ないから、webは更新できる。読み手としてはありがたい。描き手としては休みがないのとGW進行がないのとどっちが楽だろう?

そして予告通りカラー扉が連発されています。こちらも印刷の関係。モノクロでもカラーでもwebでは表示コストは変わりません。こちらは描き手としては明らかに大変だと思いますが、やはり読み手としてはうれしい。

そして自主規制が緩くなるんじゃないかなーという予想をしましたが、そちらもさっそく。何してるんですか、すずさん? という感じでエッチシーンがこっそりパワーアップ。エロコメは男の主人公の欲望が炸裂することが多いわけですが、ヒロインの方が暴走しちゃっているのが、この漫画の楽しいところ。

移籍の影響はいい感じで出てるのではないかと思います。これからも楽しみです。

あやかしトライアングル 8

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2022/05/06

COMITIA140

コミティア140でした。

このゴールデンウィーク、各地でけっこう人出があるそうですが、それにもれず、こちらも盛況でした。

これだけ人で埋まってるの、久々だなあ。

ウクライナでの戦争のため、コロナの話題がトップニュースから外れているだけで、状況はあまり変わってないんですけどね。去年の夏よりまだ感染者が多い。2週間後ぐらいにひどいことになってそう。

さて今回の感想。漫画の1ページを拡大したものをポスターにして、貼り出していたら。

「かわいい」とつぶやいて、足を止めてくれた方がいたのですが、ケンちゃんと博士の漫画だから、中身はかわいい方面じゃないじゃないですか。中身を確認したら、そのまま去っていったんですけど。

たぶんこっちのかわいい方面が、絵柄的には本来行くべき道だったんですよね。

ところがそこで本格的なSFに行くとか、さらに変な話にするとか、いろいろ混ざってるとか、こういうところが問題なんだよなあと思いつつ。

でも、業だから仕方ないよなと。描いてて楽しくないと、作業的にはめっちゃ大変なんだから。

それでもって、これを押し通すなら、もうちょっと宣伝に力入れないとと思ったのでした。この後文学フリマもあるしね!

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2022/05/05

ぎりぎり終わった

本日はCOMITIA140です。5/5 11:00~15:00、東京ビッグサイト東1・2・3ホール『J16b かってに応援団』です。

コピー誌新刊は『マレシビトsideミラ』。ぎりぎり終わりました。この前ネームを描いてpixivに上げた『マレシビト』の小説版です。

ネームはキャラクターが動き出してしまっているからという理由で描いたのですが、こちらの小説もそうでした。ネームを書き終わったあともキャラクター達は脳内に居座っており、次の作品のアイデア出しに苦しんでいる僕に、ヒロインの吸血鬼少女ミラが「私なら今すぐ行けるよ!」と猛烈アピールを繰り広げたのす。それに屈する形で書きました。

こういう、作者の脳内キャラクターが別人格設定になっている語りは、はたから見たときキモいのではないかと、常々心配しているのですが。

キャラクターが動くというのは、そういうレベルで活動しているとしか言いようがないので、仕方ない。

ミラ視点なのでイチャコラ度を大幅アップしました。楽しんでいただければ幸いです。ご来場お待ちしております。

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2022/05/04

vs広島 森君が2発!!!!

森君の2発で大逆転ですよ!!!!

2022J1第11節、vs広島は2-1!!!!

いきなりFKからサントスさんに決められて失点し、今日もやばいのかなと一瞬弱気になったのですが。

交代で出場した森君が2発決めて大逆転と、最高の勝ち方になりました!

いやー、この2点は大きいですね。ただ単にこの試合に勝ったというだけではなく。

まず、森君にとって大きい得点。森君はアカデミー卒ですがそのまま昇格はできず、筑波大学へ。三年生の昨年の関東大学リーグで14得点でトップタイと結果を出して、1年早くプロ入りして戻ってきました。この時点でがんばってほしいじゃないですか。

しかし、シーズンが始まると、森君はルヴァン杯、リーグ戦と、出場しても今一ついいところを出せず。その間にアカデミーの1年後輩の細谷君がチームの主役を張る大活躍、高卒ルーキーの升掛君はルヴァンで現在得点王、真家君も初得点を挙げていました。先輩としては焦りもあったかも。一つ結果が出てよかった。

さらに、チーム的にも大きい。ドウグラスさんが第4節を最後にベンチ入りもありません。リリースはないのですが、怪我かもしれない。昨年までの神戸でも怪我で離脱があったので、こういう時に代役張れる人がいる。サイズのある、ターゲットマンをこなせる人が欲しいのです。

この試合ではアンジェロッティさんが2トップの一角で先発。最近調子が上向いています。そこにこの得点で、森君も手を挙げた形です。代役どころか主役になるぐらい活躍してほしい。二人ともがんばってほしいです。

そして、2点の形がいいですよね。たまたま取れたというゴールではなく、必然のゴール。

1点目はボールが細谷君に入るところで追い越して、スルーパスを受け、DF二人に挟まれそうになりながらも、落ち着いてゴール隅に打ち込みました。2点目は左サイドから中に入っていって、パスを出すのかなという瞬間にニアをしっかり打ち抜いた。どちらもかなり厳しいコースにコントロールしていて、シュート技術の高さをうかがわせます。

ああいうところを狙えるのなら、これからもどんどん取れるのではないかと期待大なのです。次も期待します!

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2022/05/03

偵察広島vs磐田・清水と広島戦展望

ルヴァン杯を勝ち始めたら、今度はリーグで3連敗。何とか抜け出したいところです。まずは偵察。

2022J1第9節、磐田2-2広島。

双方前からプレスをかけてしっかり守ってきます。しかし、全体としては広島優勢。

けれど先制したのは磐田でした。39分、左サイドで大森選手が飛び出してボールを引き出します。そのドリブルを広島CB荒木選手がつついて防ぎ、フォローに来ていた磐田CBリカルド・グラッサ選手が足を出してボールが右サイドへこぼれていくと、これを拾った鈴木選手が囲まれながらも狭いコースをしっかりと突いてシュートを決めました。

後半に入るといきなり広島がプレッシャーをかけて同点に持ち込みます。46分、磐田GKコシェレフ選手からのロングキックを広島CB佐々木選手がはね返し、満田選手が拾います。そこから前線に飛び出したボランチの松本選手へ。折り返しのグラウンダークロスにニアに向かって森島選手が走り込み、それについていった磐田CBグラッサ選手が足から飛び込んでクリアしようとするもしきれずに、コースが変わってオウン・ゴール。

この後も広島が磐田を圧倒し続けます。61分には広島がセカンドボールを拾い続けて波状攻撃。CB佐々木選手から裏へ蹴ると、抜け出した柏選手がワンタッチでさらに追い越していく森島選手へ。森島選手もダイレクトで中に折り返し、逆サイドで満田選手がダイレクトシュート。ずっとダイレクトでつながったビューティフルゴール。

圧倒し続ける広島はその後もチャンスを迎えますが決め切れずにいると、サッカーではよくある光景が。89分、磐田右アウトサイドの吉長選手が突破からクロス。ファビアン・ゴンザレス選手が中でシュート、一度ブロックされますが、もう一度蹴って決め切りました。

広島にとっては悔しい引き分けとなりました。

次の週末はルヴァン杯グループステージ第5節目。広島4-0徳島。広島は先発を5人変えたのですが、林、青山という大ベテランが出たので、あまりメンバーを落とした感じにはならず、徳島に快勝。

第10節、清水2-2広島。

先制したのは清水です。20分、左サイドへ展開、左SB山原選手が戻りながら右足インスイングのクロス。これを大外でチアゴ・サンタナ選手が滑り込むようにしながらヘディングで決めました。

広島の同点弾は68分、左サイドへ展開、少し戻りながら柏選手の右足インスイングクロス。ニアにCFベン・カリファ選手がCBを引っ張り、その後ろにフリーで入ってきた森島選手がボレーで合わせました。

ところが直後70分、清水がリード。右サイドに出たこぼれ球を中山選手がクロス。ファーで宮本選手がヘディングシュート、これはDFがゴールカバーに入りましたが、こぼれをサンタナ選手が押し込みました。

攻勢強める広島は80分、左CK。中央で佐々木選手が競り勝ってヘディングシュート、これは清水GK権田選手が体に当てて防ぎますが、こぼれを柏選手が押し込みました。

他にも広島はチャンスがあったのですが、バーに当たったりで得点ならず、結局ドローで終わりました。

これを踏まえて広島戦の展望です。今季広島は新監督を迎え、戦術的にも新しい挑戦をしているのですが、見た感じかなりうまく進んでいる模様。強敵です。

守備では。

まずウチの問題。今年は昨年と違って守備安定しているなあと思っていたら、そういうわけではなかった。多分どんどん人に行ってマンツーマン気味になる守り方なので、ちょっと遅れてずれ始めると崩れちゃうのかなと思われ。ここでしっかり締め直したい! がんばって!

広島新監督のスキッベ監督は、若手を積極的に使っていて、それがいい感じで回っています。まず目立つのは、シャドーに入っている満田選手。広島ユース出身大学卒のルーキーで、交代出場を続けて信頼を勝ち取り、ここ2試合先発です。ドリブル、飛び出しととにかく前に行くスピードと積極性が目立ちます。要注意です。

大学在学中に特別指定でやってきてチーム3年目の右アウトサイド藤井選手は、スプリント数J1トップで、ドリブル、クロスも高い数字。非常にキレがあって厄介です。しっかり抑えたい。

現在チーム得点王はシャドーに入る森島選手。そろそろ若手を過ぎて中堅どころ、名実ともにチームの中心です。今までのシーズン最多得点は5点で、うまいけれどもあまり点を取るタイプではなかったのですが、今年はもうそれを超えそうで一皮むけた感じです。幅広く動きボールを引き出すので、しっかり捕まえて。

あと、チームの傾向として、高い位置でアウトサイドにボールが入った時に、シャドー、ボランチがインナーラップして追い越していくのが徹底されている感じです。しっかりマークにつくこと。

攻撃では。

今季広島は高い位置からのプレッシングを採用。つまり、現在連敗中の課題が引き続くことになります。まず、落ち着いてはがしたい。

そしてハイプレッシャーのチームは、ラインの後ろが大きく空くのですが、広島の3CBはフィジカルモンスタータイプがそろっていて、むしろこの戦術に向いています。ただ、両アウトサイドが高い位置を取る結果、両脇は開いているので、そこを突きたい。

まずサヴィオさんに期待。右サイドを疾走してほしいです。得点もお願いします!

左サイドは小屋松さん。1試合の休みでコンディションはいいはず。ズバッとぶち抜いてほしい!

そして最近どんどんフィジカルモンスター化している細谷君が、広島CB陣をちぎれたら、もう本物です! ドカンと一発お願いします!

連敗止めたい!!

がんばって!!

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2022/05/02

パラ・スター〈Side 宝良〉

パラ・スター〈Side 宝良〉(阿部暁子・著)を読みました!

パラ・スター <Side 宝良>

高校の時の交通事故で半身不随となり車いす生活になった君島宝良(きみしま・たから)。親友の山路百花(やまじ・ももか)のおかげで目標を取り戻し、厳しいトレーニングの末、車いすテニスの選手として東京パラリンピックの有力候補となるまでになっていた。

ところが最近、宝良は絶不調。パラリンピック代表は他の人の方がいいのではないかと陰で言われる状態になっていた。それには、これまで二人三脚で歩んできたコーチとの別れがあって……。

前の巻は百花の視点。この巻は宝良の視点。障害者である宝良本人が主人公なのですが、むしろ障害というテーマが薄まっている不思議な感じがあります。

宝良本人が障害者として苦労しているシーンもありますし、車いす生活になってしまったみちるちゃんがそのために友人関係に悩むエピソードもあり、書いていないわけではないのです。ちゃんとお話のテーマとしてしっかり扱われています。ですがそれ以上に、アスリートとしての宝良の熱量がすごい。

新しいコーチと組むとなった時のセリフなんか、もうしびれるもん。

「最上さんと戦った時にしたことは本当に苦し紛れだった。でもそこに少しでも可能性があるならそれを伸ばしたい。あんな無様な戦い方は、もう二度としたくない。コーチが病気になって動揺してたとか、そんなのは敗けていい理由にならない。だって私は、大会の初戦の日に雪代コーチが死んだとしてもきっとコートに立つ。コーチだけじゃなく、たとえそれが親でも、一番大事な友達だったとしても」
 人間性を疑われたとしても仕方ないことを言っていると自覚はあった。それでも志摩は顔をしかめることも、笑うこともなく、こちらを見つめ返す。
「だから私に何が足りなくて、それを得るために何をするべきか、志摩さんに見えるものを教えてください。何だってやります、強くなるためなら」

こういう覚悟で、この後熱戦が続くのです。もう最後の試合なんか、本当に手に汗握る展開です。想いの密度がすごくて、涙出た。

最高のスポーツ小説を読んだ。そういう感想で読み終えたのでした。

本当に傑作だよ!

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2022/05/01

クローン04第11話とコミティア新作

『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE』に『クローン04』第11話「交換可能の部品」を公開しました!

リンスゥ達への 夜襲が失敗に終わり、本社に戻ったクロサキと九十六号。本社では敵対組織襲撃の大被害に対し、大勢が対応に当たっていた。クロサキは被害者の中に見知った顔を見つけ……。

今回は敵本拠地でのエピソード。敵にもいろいろ思うところがあるのだ的なお話で、ここからラストシーンにつながっていくのです。

次回からラストエピソードに入っていきますよ。がんばろう。

さて、その前に5/5のCOMITIA140です。何か短編小説コピー本を作ろうとしていたのですが。

三つ並行でお話を考えるの無理だった。(何度目だ)

二つで交互がいっぱいいっぱいだという、自分の脳のスペックを再確認した結果に終わりました。原因は、この「交互」の部分です。そう、作業が終わったはずの『マレシビト』が、もっと正確に言うと、ヒロインの吸血鬼少女ミラがいけないのです。

なんでスケジュールが厳しくなるのを承知の上で、無理矢理ネームを切ったのかと言えば、お話がすぽんとはまってキャラが動き出してしまったから。そしてそのまま脳内に居座っている感覚だったのです。SFショートショートを書こうとして、どうもいまいちはまらないと苦戦していた時、「私ならすぐにでも行けるよ!」とアピールされてたのです。ぼんやりアイディア考えてると、気がつくとそっちの話になってるんですよね。

ということで、これまた諦めて、もう書くしかないなと手を付けました。ほんとに一日ちょっとで初稿が終わった。すごい。

あとは推敲と表紙。どれぐらい質を上げられるか。こうご期待。

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