偵察C大阪vs札幌・川崎とC大阪戦展望
いい流れで連戦のスタートを切り、そしてすぐやってくるC大阪戦です。このまま勢いに乗っていきたいところ。まずは偵察。
2022J1第5節、C大阪2-2札幌。
札幌はコロナ感染者が出て先発5人変更。C大阪は攻撃の核の清武選手が怪我で離脱しましたが、代わりに乾選手が戻ってきました。
25分、C大阪先制。札幌のビルドアップにプレッシャーをかけて、GK大谷選手のキックを原川選手がカットし前方の乾選手につけます。乾選手はタメを作って右へはたき、受けた山田選手がファーストタッチで相手を外してシュートを決めました。
30分に札幌同点。右CK。いつもなら福森選手が蹴るところですが、この日は欠場。ルーカス・フェルナンデス選手が蹴ります。これがGKをギリギリ超える絶妙のインスイングのキックで、ファーの岡村選手がヘディングで決めました。
62分、C大阪がもう一度先行。札幌のバックパスをブルーノ・メンデス選手が追うと、札幌CB岡村選手はロングキックで回避しようとします。その時に踏み込んだ軸足がボールをつついてしまい、空振り。慌ててもう一度蹴り出そうとしたボールが、詰めてきたメンデス選手に当たって跳ね返り、いいコースへ飛んでゴールイン。
76分に札幌が再び同点。左サイドから金子選手が左足でインスイングのクロス。これに中島選手が飛び込みます。かすかにかすったのか中島選手のゴールとなりました。
試合は全体的に札幌ペースで、二度先行されたけれど追いついたという試合でした。
このあと2022ルヴァン杯第3節があり、C大阪はメンバーを結構入れ替えて臨みましたが、大分に6-1と快勝。
そして第6節は、川崎1-4C大阪。
いきなりC大阪が大量リードを奪います。13分に先制。右サイドで加藤選手がプレスをかけてボールを奪い、持ち上がって中央へパス。山田選手のシュートはポストに当って跳ね返りますが、これを乾選手が押し込みました。28分には攻め込まれていたC大阪が反攻に出て、左サイドから山中君が中央へパス。受けた中原選手がタメを作りスルーパス、抜け出した乾選手が落ち着いて流し込みました。そして36分、カウンター発動。山田選手がファーストタッチで入れ替わり、ドリブルからGK脇を通して流し込みました。
この大差を受けて、川崎は後半開始時に一気に4枚替えるという荒療治に出ます。
しかしそれでもC大阪が追加点。68分、川崎が中盤でパスミス。奪ったボールを中原選手が左のパトリッキ選手へ。スルーパスを出すと原川選手が抜け出してグラウンダーで折り返し、山田選手がダイレクトシュートで決めました。
86分に、ペナルティーエリア内でスルーパスを受けた川崎・小林選手がヒールで残しマルシーニョ選手が逆サイドへ流し込んで意地の1点を返しますが、ここで試合終了。川崎のホーム無敗記録が25でストップ。新記録とはなりませんでした。C大阪は狙いどおりの前からの守備で川崎をはめて、大勝となりました。
これを踏まえてC大阪戦の展望です。ウチもかなりいい感じで来ていますが、C大阪もルヴァン杯、第6節と大勝が続いて好調です。難敵です。
守備では。
一番に警戒しなければいけないのは、FWの山田選手です。C大阪のアカデミー出身で、琉球、仙台と武者修行に出ており、昨年帰還。ルヴァン杯では得点を挙げていましたが、札幌戦のゴールが待望のトップチームでの初得点。もともと2種登録されていたり、U-17日本代表でW杯に出ていたり、将来を期待されていた選手。初得点の後、ルヴァン杯、そして川崎戦と3試合で4ゴール。絶好調ですね。スピードのある抜け出しに要注意です。
怪我から戻ってきた乾選手も好調です。高い技術はまったく錆び付いておらず、ゴール前に切れ込んでいって得点に絡みます。しっかり抑えたい。
そしてその乾選手の後方に、今季移籍してきた山中君がいます。偵察した試合の前の清水戦で得点に絡んでいます。とにかくクロスの精度が絶品で非常に危険。深く持ち込んだときだけではなく、アーリークロスもめっちゃ嫌なところに送り込んできます。しっかり寄せて防ぎたい。
攻撃では。
気になるのは大南君の怪我。磐田戦で腿裏を押さえて交代しました。欠場となった時の右CBが誰になるのか。今季のウチは変形システムで、大南君は守備時には右CBですが、攻撃時にはどんどん上がってSB的な働きをしていました。
上島君がそこに入る予想を見かけたのですが、古賀君を右に回して上島君を左に置くと、古賀君は右SBの経験もあるので4バック状態になったときにいい感じになるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。また、C大阪は前からどんどんプレスに来ているので、これをはがせるかも重要。その時アカデミー育ちの上島君と古賀君がいると、かなりボール回しが安定するのではないかと期待しています。がんばって!
C大阪の左サイドが攻撃でとても効いているということは、ウチの右サイドが攻撃で優位をとって押し込むと良いということです。今季絶好調のサヴィオさんが右サイドを支配してくれると、勝利に近づくと思われます。がんばって!
そしてドバイ杯から帰国直後に先発と、タフさを見せた細谷君。C大阪のCB西尾選手もU-21代表で、試合に出ていました。代表対決ガチンコ勝負で、ここはぜひ勝ちたいところです。ドカンと一発お願いします!
ハードな連戦、波に乗っていきたい!!
勝ちましょう!!
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