ISS墜落?
こちらの記事を読みました。国際宇宙ステーションは「ロシア不在でも落下しない」3つの理由…イーロン・マスクも反論 秋山文野 BUSINESS INSIDER 22/3/7
ロシアのウクライナ進行に伴いまして、国際社会が制裁を強めています。それに対してロシアは恫喝に次ぐ恫喝。核も使うぞと脅すレベル。その中で、ロシア国営宇宙公社ROSCOSMOS(ロスコスモス)のドミートリ・ロゴジン総裁が、「ウチの協力がなければ、ISSの制御ができないから、どこに落ちても知らんぞ」と脅しました。
ISSの軌道を変えるのに使われているのが、ドッキングさせてあるロシアの補給船プログレスのエンジンだから、という理屈。それに対して、わざと事実を捻じ曲げて脅していると指摘したのが上記の記事です。
実は最初にこの発言をニュースで見た時、そういえばそうだな、どうするのかなと思ってしまったのです。ロシアの補給船がエンジン代わりになっているのは知っていたので。記事中にある、アメリカの補給船でも軌道制御できるように改良されて、それの第一号がちょうど2/21にISSに到着しているということを知らなかった。
騙されそうになってて、腹立つなーと。
それにしても、一連のロシア側からの発言は、ちょっと不思議ですよね。ものすごい雑な嘘ついて自分を正当化しようとしたりもしてるんだけど、あれが通ると本当に思っているのか。
在日ロシア大使館からも舐めてるとしか思えないツイートががんがん出ていて、逆効果だと思うのですが。
一つあるのかなと思っているのは中国もそうですが、社会の仕組み。強権的な社会で、力があれば雑な嘘も「文句あんのか」で押し通せるので、使う言葉の整合性にあまり重きを置かれていないのでは。逆に言えば、「文句あんのか」とされた側も「まあ仕方ない」と受け入れる土壌があるので、行けると思うのでは。
しかし、今のこの事態で受け取る側はそういう社会ではない。なので、言えば言うほど信頼をなくす悪循環。どうするんですかね。
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