偵察札幌vs鳥栖・広島とルヴァン杯札幌戦展望
いい感じでスタートできました、今シーズン。リーグは連勝、ルヴァン杯は引き分けスタートでしたが、若手が活躍。
さらにこの調子で行きたいということで、まずは偵察。
2022ルヴァン杯Cグループ第1節、鳥栖2-2札幌。
鳥栖は元愛媛の川井監督になり、システムが3バックに。守備時5-3-2でウチと同じですが、ただ攻撃時は普通に両サイドが上がる形です。シーズンオフに大きくチームが変わってしまったため、どうなのかなと思って見ていましたが、若手ばかりのメンバーでもむしろ優勢で試合に入ります。
先制点も鳥栖。開始早々2分。札幌DFラインの西選手が、ビルドアップで鳥栖のプレスを受けてGKにバックパス。ところがこれがずれてしまい、そのままゴールイン。鳥栖はこのまま勢いに乗り、優勢のまま前半を終えます。
後半に入るところで札幌は3人替えを敢行。田中駿汰、高嶺、金子とリーグ戦でも先発している選手を入れてペースを引き戻そうとします。
これが実って50分、札幌同点弾。右CKからニアのトゥチッチ選手がヘッドですらして、中央で田中駿汰選手がヘディングで押し込みます。59分には逆転弾。鳥栖のビルドアップに札幌プレッシャー。これに対してこの日2種登録で出場していた17歳の福井選手が経験不足を露呈。慌てたのか後方を確認せずに足裏で引いて落とす不用意なパス。トゥチッチ選手が拾ってはたき、金子選手がファーを狙いすました得意のシュートを決めました。
しかし試合はこれで終わりませんでした。72分、鳥栖同点弾。右サイドに展開し、福田選手が飛び出して折り返し。札幌のクリアは人に当たって跳ね返って、これを藤原選手がボレーで決めました。
全体的には鳥栖のよさが目立った試合でした。
2022J1第2節、札幌1-1広島。
今季はサッカーを変えようとしている広島。並びはあまり変わっていませんが、守備が前から奪いにいく形に変わっています。システムも同じ3バックで前から行くということで、札幌と完全にがっぷり四つの試合。するとやはり成熟度の差か、札幌が押し込む形でスタートします。
11分、札幌先制。左サイドへ展開、ルーカス・フェルナンデス選手が上がってくる福盛選手へはたいて、福盛選手がミドルシュート。これはブロックにかかったのですが、こぼれを興梠選手が決めました。
前半の終わり辺りから、だんだん広島が攻め込めるようになってきます。後半に入ってもその勢いは続き、54分広島同点弾。ボランチに入っていた塩谷選手が持ち上がり、前方右サイド寄りの森島選手に縦パスをつけます。森島選手がこのファーストタッチを内側へ入れて相手を外し、ミドルシュートを決めました。うまい。
この後両チームともチャンスがあったのですが、決め切れずにドロー。
これを踏まえて札幌戦の展望です。
守備では。
札幌は前からオールコートではめに来て、その勢いを持ったまま攻めてきます。まずは切り替えと球際が大切。
出てきそうな選手で警戒したいのは、1トップのトゥチッチ選手です。186cmの大型FW。昨年ウチはやられてますね。ここにボールが収まると厄介なので、しっかり潰したい。
シャドーで出てきそうな青木選手はドリブルがあるので警戒。
鳥栖戦もそうでしたが、途中からリーグスタメン組が入ってくると思うので、そこでしっかり対応したい。
攻撃では。
前節のメンバーから考えると、リーグで長い時間出た川口君、戸嶋さんのところは変わりそう。さらに若手の出番がありそうです。
特に攻撃のところでは戸嶋君が前節務めていたインサイドハーフ。そこに前節交代で出たのは落合君です。来年加入内定で特別指定。アカデミー出身で大学からの帰還組。一つ下の同ポジションの山田君が、雌伏の時を経て開幕から2試合大活躍中です。先輩も負けずにがんばってほしい!
若手というところで引き続き真家君の活躍に期待。リーグ戦も普通に出ています。ルヴァン杯での連続得点お願いします!
同じルーキーCFで、大学途中で入団した森君にも活躍してほしいですね。スピードに自信を持っているとのことで、ガンガン押し上げてくる札幌に対しては見せ場作れるはず。がんばって!
ルヴァン杯も勝ちたい!!
がんばって!!
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