2022J1展望その3
さあこの記事で今季展望も最後です。昨年上位のチーム。
昨年6位、浦和。
ロドリゲス監督2年目で継続的に強化が進んでいます。それが一番出ているなと思ったのが、ボランチにロドリゲス監督徳島時代の懐刀、岩尾選手を獲得したこと。徳島のビルドアップの中心で、チームのかじ取り役でした。
岩尾選手はゼロックス杯でさっそく先発、なかなか高評価でした。これでビルドアップの質が一段上がると思われ、ますます強敵になりそうです。
逆にFWの層がかなり薄いように見えます。浦和は天皇杯優勝でACL出場ですから、選手層の厚みが必要。そこにまだ補強を狙っているという話は出ているので、そこがどうなるかでかなり違ってくるはずだと思われます。
昨年5位、名古屋。
フィッカデンティ監督が退任したのはびっくりしました。その後釜にFC東京を退任した長谷川監督を招聘。タイプ的には同じく堅守速攻を得意とする監督なので、その部分ではいい選択。
何人かスタメンの選手が抜けましたが、そこにも素早く補強をしています。
ただシュヴィルツォク選手がドーピング疑惑で活動停止中だったり、チーム作りが難しそうな部分もあって、そこがどう出るか。
昨年4位、鹿島。
先に書いておきましょう。
鹿島の仲間君、見たくない!
浦和の酒井君に引き続き、めっちゃがっかりなのですよ。なんでこうなってんのかなと思う。
さて、鹿島のトピック的には、新監督がスイス人のヴァイラー監督となったのが、ちょっとした驚きでした。鹿島はジーココネクションを利用して、ずっとブラジル人監督を呼んでいたからです。鹿島のサッカーの色が変わるのでしょうか。ここは非常に大きな注目点。
大きな補強となったのは、ベルギーから鈴木選手が帰還したこと。前線はさらに強力になりました。逆にバックラインから複数の流出があり、ここの層は薄くなった感じ。ここを素早く構築し直せるかどうか。
先日、水戸とのプレシーズンマッチで苦杯をなめています。昨年の徳島のように、コロナ禍の水際対策で、新監督がまだ入国できていないんですよね。チーム作りは遅れているかも。
昨年3位、神戸。
昨年夏に大迫選手と武藤選手という欧州帰りの二人の大物補強があったからか、大きくチームが変わるような動きはありませんでした。ウチがドウグラスさんをもらっているのに、大きな穴に見えないのすごい。
さらに各ポジションに実力者を補強して、層は厚くなった印象です。
神戸はプレーオフに勝つとACL本戦出場です。そうなったときに、うまくマネジメントできるかどうかが、一番のポイントではないかと思われます。
昨年2位、マリノス。
けっこう人の出入りが多目だったのですが、もともと分厚い選手層を誇っていたことと抜けたところにも的確に補強していることで、スタメンに大きく穴が空いた感じではありません。前線に2ndセットがあるというアイスホッケーみたいな交代策は、今年もできそうな感じ。ほんとすごい。
ただACLがあって過密日程にはなるので、新加入選手を素早くフィットさせたいところです。
特にバックラインはティーラトン選手とマルチンス選手が抜け、永戸選手とエドアルドさんを取りました。実績は十分でタレントとしては見劣りしませんが、ここが素早くチーム戦術に対応できるかどうかが、ポイントではないかと思います。永戸選手が怪我したそうで、そこはちょっと苦しむかも?
昨年優勝、川崎。
近年海外移籍が続いている川崎。このオフにも旗手選手の移籍がありました。これだけ続けば大きなダメージがあると考えておかしくないのですが、それでも連覇しているもんだから、大丈夫じゃないのかなと思えてしまうのがすごい。
補強の目玉は札幌から獲得したチャナティップ選手です。左ウイングでフィットするようだと、また穴のない布陣になるな、やだなあと思っていたら、ゼロックス杯ではまだいまいちだった様子。
ただ、それでもやっぱりなんとかなるんだろうなあと思っちゃうのは、実績ゆえ。今年も強いんだろうなあ。
ということで始まります、Jリーグ。今年は上位に行きたいですねえ。
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