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2022/02/07

降り積もる後遺症リスク

このあいだ、新型コロナ・オミクロン株で気になっていることについての記事を二つほど書きました。

その後もニュースはチェックしているので、また気になっていることについてまとめようかなと思ったのですが。

現在僕は絶賛作業遅れ中。長文のブログ記事を書いている場合じゃないのですが、書こうと思った記事は超大作の予感。

仕方ないので、大きな流れをまとめるのはあきらめて、読んで気になったニュース記事について、小出しで感想を書いていきます。今日はこちら。

医師に聞いた「オミクロン株も新型コロナ後遺症リスク」軽症でも要注意 石田雅彦 YAHOO! JAPAN ニュース 22/2/2

石田さんはライターですが、医科学修士を持ってて、現在博士課程在学中だそうです。その石田さんが、新型コロナの後遺症外来を持つ、「みらいクリニック」(福岡県福岡市)の院長、今井先生にインタビューした記事。土台がしっかりしているので、読みごたえがありました。

この中で、そうそうそこが気になるんだ、と思ったのがこちら。後遺症について。

ところで、新型コロナに限らず、怪我や病状が改善されて治療を終えてからも何らかの症状が続く後遺症に悩む人は多い。新型コロナでも2020年5月頃から後遺症が問題視され始め、厚生労働省や和歌山県、茨城県などが調査をしている。

日本の厚生労働省が出した手引によると新型コロナの後遺症は、基本的には徐々に回復」し「3カ月ほどで約2/3は回復」するとしているが、英国の研究によれば退院後の5カ月で10人中2.5人しか完全に回復せず、1年後でもほとんど病状の改善がみられないケースも多いという。また、2021年11月に茨城県が発表した後遺症に関するアンケート調査によれば、女性に多く(71%)、最も多い症状は男女とも倦怠感(約5割)だった。

後遺症の代表的な症状としては、この倦怠感をはじめ、息切れ、味覚・嗅覚の障害、思考力や記憶への影響、脱毛、関節痛などがある。注意しなければならないのは、こうした新型コロナの後遺症が症状の軽かった人でも起きることだ。前述した茨城県のアンケート調査によれば、無症状者や軽症者でも6割以上に後遺症の症状がみられたという。

オミクロン株の後遺症は

オミクロン株は無症状や軽症の患者が多いとされ、それが感染防止対策に対し、やや弛緩したムードを醸成している。また、こうしたムードを助長するような意見も出始めているが、後遺症のことを考えれば感染者は少ないに越したことはない。後遺症が長く続く患者が増えれば、それが社会的なコストにもなっていくからだ。

最後のところの「社会的コスト」の部分なんですよ。

僕はとにかく、ブレインフォグなど脳に後遺症が出たら作家として死んだも同然だと、めっちゃ恐れているわけですが、僕個人の話ではなく社会全体への影響として考えた場合、最近気になっていることがあるのです。

どうも世間的にはもう嫌になっちゃってて、「ただの風邪でいいじゃん」という人が増えている感じがあります。欧米なんかは、日本人より我慢が効かない人たちなので、すごい見切り発車な感じで規制を緩めだしています。

ただ、ウィズコロナとかかっこいいフレーズつけてますけど、ほんとに社会的に許容できるの? と思っているのが後遺症なのです。このウイルスは変異が続いており、たぶんワクチン打ち続けても感染をゼロにはできない。しかも、ここは風邪と同じように、何度もかかる可能性があります。

そうした時に引用部分にもあるように、無症状、軽症でも後遺症が出る場合がある。今井先生のインタビュー部分では、「デルタ株では軽症の方々が後遺症を発症する傾向があります。無症状でも数週間経って後遺症を発症することも稀ではありません」とさえ言っています。

オミクロン株の後遺症は出るとしたらこれからだろうということなのですが、この調子で後遺症が出て、しかも中には何年たっても治まらない人がいて、みんなが一生の間に何度も感染するようになっていくのだとしたら。後遺症で働けなくなる人が、どんどん降り積もっていく可能性がある。

前述のように、欧州は緩めるみたいですよという記事も出ていますが、そういうところが心配なので、日本はまだ様子見してた方がいいんじゃないかなと思うのです。

イギリスなんて感染者一日十万行ってるのに、もうマスクやめとか言ってるんですよ。万の単位で後遺症患者が溜まりそうな気がする。

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