「女の子」に震える冬
女の子の名前はラニーニャちゃんと言います。最近僕は、この子の横暴に振り回されているのです。
本当は人ではなく、ラニーニャ現象のことなんですけれども。スペイン語で女の子という意味があるそうです。
エルニーニョ現象、ラニーニャ現象は、海水温の分布の変動が気候に影響をもたらす現象です。赤道付近に吹く貿易風が年によって強かったり弱かったりすることによって、赤道海面上層部の暖かい海水の分布の様子が変わります。エルニーニョ現象は貿易風が弱く、南米側は例年より高め、アジア側は例年より低め。この結果、日本付近は高気圧が弱まり、冷夏暖冬傾向。
エルニーニョには「神の子」という意味があり「イエス・キリスト」のこと。もともとは南米の漁師さんがクリスマス頃にできる暖流に、キリスト降誕祭を結び付けて名付けたんだそうです。この名前には「男の子」という意味もあるため、逆の現象に「女の子」ラニーニャと名付けました。
ラニーニャは逆に貿易風が強く、南米側が例年より低め、アジア側が例年より高めになります。この結果、日本付近は猛暑厳冬傾向。
そう、今まさにその状態。昨年秋から、ラニーニャ現象が発生しているのです。そのためか、例年東京の1月の最高気温は10℃ぐらいなのに、そこまで届かない日が続いています。最低気温は例年だと1℃ちょっとですが、マイナスの日が続出。めっちゃ寒い。
特に家の中が問題です。作業している部屋はずっと暖房が入っているし、僕は作業もコタツでこなすコタツマンなので、そこは大丈夫。しかし、一人暮らしだと他のスペースには人がいないので、暖房を入れません。隣の部屋も冷えてるし、さらに台所がやばい。めっちゃ寒い。コタツから出たくない。
しかも仕事で出かけると、暖房を切ってしまうため、帰ってきた頃には作業部屋もキンキンに冷え込んでいる。仕方ないから家の中でめっちゃ着込んでいたりするのです。あと、寝る部屋が冷え冷えだから、布団入ってもすぐ暖かくならない。
例年でも他の部屋が冷えているのはそうなのですが、一層ひどくなってて大変です。早く暖かくならないかな。
ということで本日は、科学的な解説を交えつつ、要するに寒いと愚痴る記事なのでした。
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