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2021/12/16

今週の漫画感想 大穴が勝ちをさらう展開

年末近付く月曜日。スケジュールの消化はぎりぎりだけど漫画読む。ジャンプ2号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『逃げ上手の若君』。逆転負けの後のある意味の勝利。信頼を勝ち取る。先に続く予感を強く出せるのは歴史ものならでは。

『アオのハコ』。雛がんばれー!という気分にすっかりなってる。

『ウィッチウォッチ』。大サービスの楽しいシチュエーションからピンチに持ってくうまい展開。

『高校生家族』。検索してしまったw

『あやかしトライアングル』。ルーの技が懐かしいのばっかりw

『破壊神マグちゃん』。楽しい展開から転じた「私って案外一途なのよ」がズシリと重い。

お次はジャンプ+。『2.5次元の誘惑』第99話。全話無料公開中の太っ腹。そして一気に読んだら最後流れる温かい涙。

『SPY×FAMILY』第57話。嘘つきしかいない、教育によくない家庭環境w

というジャンプ2号とジャンプ+の感想でしたー。さて、ぎりぎり踏みとどまらなくては。21/12/13

今週はマガジン・サンデーは合併号でお休み。年末年始に突入しましたねえ。

さて今週の『アオのハコ』。雛さんがんばっています。練習が延びて遅刻なのかと思わせて、しっかり浴衣を着つけてきました。ちっちゃい髪飾り、かわいい。

先週取り上げた『2.5次元の誘惑』のおまけ漫画。その時に、僕はここで、「ハーレム展開苦手」的なことをアピールしているわりに、そういう漫画の感想よく書いてるなと思いまして。

なんでだろかと考えたところ。まず基本的に僕が感情移入読書派なので、好きという気持ちを描いているシーンに惹かれやすい。あと楽しそうなコメディ好きなので、ラブコメのコメのところにも惹かれやすい。描かれているシーンは好きなものが多い。なのでそういうシーンを目にしては感想書いてる。

では苦手なのは何かといえば、以前から書いているように、最後泣く子が出てくること必須の構造になっていることなのですが。

さらに、泣くことになりがちなポジションの子が、感情移入しやすい傾向にあることに気づきました。

ヒロインを複数立てる場合、拮抗する状況にして読者にはらはらしてもらうためには、後から出た子は先行するヒロインに追いつく必要があります。主人公だけでなく、読者にもアピールがいる。その結果、実は昔から好きでしたという思いの深さで勝負することになりがち。しかも、この状況を作るためには、昔から好きだけどそれをうまく伝えられないまま来ているという、いじらしい状態になりがち。けなげなんですよ。けなげっ子に弱いんですよ。

雛さん、中一からだったというエピソードがまずかったよなあ……。「あれからだ、雛が俺に暴力を振るうようになったのは」じゃないよ。好きになっちゃったからだよ。気づいてあげてよ。

この展開では、『ぼくたちは勉強ができない』のうるかさんが、一巻途中登場という完全な当て馬ポジションからの大逆転を見せました。まさに中一から好きだけどずっと言えなかったパターンで、応援してたから歓喜の展開。しかもパラレルワールドという離れ業を使って他のヒロインもフォロー、泣く子がいないという、すばらしいお話だったのですが。

あれは漫画の雰囲気が、それが許されるタイプだったからなあ。『アオのハコ』でパラレルワールドは無理だ。雛さん、どうなるのかなあ。

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