« J2J3観戦記 来季はどこに | トップページ | 反ワクチン »

2021/12/13

最優秀育成クラブ賞

今季のJリーグアウォーズで、柏レイソルが最優秀育成クラブ賞を受賞しました!

湘南ベルマーレと同時受賞。初受賞となります。おめでとうございます!

ただ、受賞の理由に今一つよくわからないところがあります。トップチームに上がった選手の活躍によるみたいなのですが、もっとアカデミー卒の子を中心にチームを作っていた時もあったわけですし、なぜ今年初めてなんだろう? よそのチームに出ている選手の分も考慮しているのでしょうか。それなら酒井君に加え、中谷君が日本代表で試合に出場したりしています。

というふうに、不思議だなあと思う部分もあるのですが、ウチの育成が評価されたのは素直にめでたい(^^)/

ただ最近ちょっと気にしているのは、育成の仕上げの部分です。戦力化する最後のところで、ちょっと工夫が必要なのではないかと思います。

これはよそのチームでも起きていることだと思うのですが、高卒でトップチームに上がった場合、なかなか出番がもらえず伸び悩むケースが見られます。それに対して、高校3年の時の評価ではトップチームに上がる子より下の評価で大学に進学したけれど、そこでしっかりと出場機会を得て能力を伸ばし、大卒でプロ入りして逆転するケースがかなり見られます。

さらに言えば、近年下位カテゴリーからの移籍が活発になり、無名だった選手がJ3、J2で力をつけて、J1でも活躍。古橋選手のように海外でも活躍するようになりました。隠れた才能を広くすくい上げているという点では素晴らしいことですが、ユース代表に選ばれていたような才能あふれる子が簡単に追い抜かれているのは、痛しかゆしです。

やはり、その世代でトップクラスの才能を買ってトップ昇格させた子なのだから、しっかり最後にひと伸びさせて、戦力としたいところ。

うちは観客動員的にはあまり芳しくなく、スポンサー収入は日立グループだからということでもらっている部分が多いので、予算をドカンとつけて飛び抜けて勝つという戦略は望みづらい。それを考えても、育成がしっかり回っていて結果が出ているというのを、もっと生かさなくてはいけないと思うのです。

J3にU-23が参加できるの、いいなあと思ってたんですけど、なくなっちゃったんですよね。代わりにエリートリーグという任意参加の育成の場ができてますが、せめてそれに参加するか。あるいはもっと計画的に武者修行に出すか。来年はどうするのかな。

|

« J2J3観戦記 来季はどこに | トップページ | 反ワクチン »

サッカー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« J2J3観戦記 来季はどこに | トップページ | 反ワクチン »