偵察大分vs鹿島・横浜FCと大分戦展望
さあ、2021シーズン最後の試合です。勝ちたい! 勝って終わりたい! ということでまずは偵察。
2021J1第36節、鹿島0-0大分。
大分が鹿島のカウンターを消しつつ少し引いて守り、逆にカウンターを狙う展開でスタート。疑似カウンターのチームで狙い通りということも含めて、序盤は互角の展開。双方際どいシーンがあったけれど、得点には至らず前半終了。
後半、試合は激しさを増し、鹿島のCB町田選手が脳震盪交代するほど。終盤には鹿島が猛攻を加えましたが、大分が粘ってスコアレスドローに持ち込んで勝ち点1獲得。
ゲームとしては、上位のチームにアウェイでコンセプト通りの試合をしての勝ち点1なので悪くない結果なのですが、大分は降格争い中。この試合で降格が決定してしまいました。
第37節、大分2-0横浜FC。
共に降格が確定してしまったチーム同士の対決。大分は最後のホームゲームです。
大分の先制点は8分。右サイドのスローインをペナルティエリアの深い所に投げて、野村選手がダイレクトで折り返し、町田選手が押し込みました。
16分には大分が左サイドでポンポンとダイレクトでつないで、伊佐選手がクロス。抜け出した野村選手が押し込みます。ただ、VAR判定で伊佐選手が戻りオフサイドとなり、ゴール取り消し。
しかし27分に大分追加点。右サイドから野村選手がアーリークロスでDFライン裏を狙います。これを横浜FCのCB高橋選手がダイレクトでバックパスに逃げようとしましたが、GKとの呼吸が合っておらず、コースもずれてオウンゴール。
前半は完全に大分ペース。後半に入って横浜FCが攻勢を強めて押し込みますが、大分がしっかり粘って完封です。
これを踏まえて、大分戦の展望です。降格が決まってしまった大分ですが、組織的には非常に練れている状態です。地方クラブの悲しさで、いいサッカーをすると主力選手がぶっこ抜かれるという事態になり、そのため前半負けが込んでしまいました。9月以降の10試合は4勝4分3敗。むしろ勝ち越しています。天皇杯も準決勝に残っています。難敵ですよ!
守備では。
先行されるとつらいので、しっかり抑えていきたい。一番注意しないといけないのは野村選手です。前節では、先制点をアシスト、2点目のオウンゴールを誘発するアーリークロスと、急所を突くパスが出せる選手です。さらに幻の得点があって、ミドルシュートポスト直撃のシーンもありました。しっかり捕まえたい。
2シャドーのもう一人、町田選手も注意が必要。よくゴール前に入ってきている印象です。
呉屋さんに恩返し弾されたら最悪の展開なので、しっかり抑えて。
攻撃では。
組織的によく練れているなあと思うのは、特に守備時。押し込まれてもしっかりブロックを組み、カバーし合って穴を作らず、最後の局面では身体を張る。ここからいかに点を取るか。
今季最後の試合になってしまいましたが、とにかく細谷君の得点が見たいのです! がんばって!
クリスティアーノさんがハットトリックすると二桁得点になります。それぐらいの活躍が見たい! ドカンと決めちゃって!
前節は3バックで合わせたけど、今節はどうするのかな。サイドから崩せるとチャンスになるので、特に右サイドが気になります。大活躍してー!
最後にいい形で終わりたい!!
がんばれ!!
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