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2021年12月

2021/12/31

2021年のかわせひろし

さて、年末に今年の自分の振り返りをしようと思って、元旦に掲げた目標を確認したんですけれども。

やばいですね、未達ですね。

ガンズはがんばったけれども、『マルくんのおことわり』がGWに更新したっきりですよ。「今年はそこのところも増やしていきたい」とか言ってますよ。年末駆け込み更新を一時目指したんだけれど、大忙し期間に入って無理だったー。

毎年夏に一本カクヨムに上げてたのも、調べものが足りてないなと感じて見送りました。ボリューム的にはやはり目標未達な感じです。

ただ、小さな手応えを感じている部分もあるので、そこはよかった。

あと今年のトピックとしては、エッセイを依頼されたことが上げられます。『日本児童文学7・8月号』に掲載されました。これで漫画家→小説家→エッセイストと三度目のデビュー!(大袈裟)

そして今年の評価はまだ決まってないのです。本日ガンズの更新をできるかにかかっているのですよ。ぎりぎりだ。がんばれ!

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2021/12/30

2021年のレイソル

毎年恒例振り返り。いやもう今年はとにかく辛かったですね。

ちょっと良くなるのかなと思ったら、また崩れるの繰り返し。何度も起きたので、メンタルがごりごり削られました。

この記事を書こうとシーズン前の僕の妄想記事を読み返したのですが、期待がことごとくかなってなかった。これまた悲しい。

攻守ともに課題があったのですが、一番問題だと思っていたのが、オルンガさんの抜けた穴。結局埋まりませんでした。

J2で20点以上取っていた呉屋さんはJ1でも2桁いけるはずだと思っていたのですが、どうも微妙なところでフィットせずに、結局大分に移籍。

コロナ禍による入国制限で合流が遅れたハウルさんは、フィットしそうだと思ったところで、噂では監督ともめて、これも移籍。

一人でオルンガさんの28点分を埋めるのはきついので、さらに2シャドーの得点力アップを望んでいたのですが、江坂さんはシーズン途中の移籍。クリスティアーノさんの2桁得点もかなわず。

これだけなかわなかったら、そりゃ苦しい。

オルンガさんという、ロングカウンター最強の人材がいなくなったので、攻撃をもう少しポゼッション寄りに修正しなければいけないという課題は、試合内容を見ているとある程度達成されていました。終盤のゲームでは結構いい形の崩しも。やっぱりフィニッシャーの問題。

さらにシーズン後、攻撃をになっていたクリスティアーノさん、仲間君、神谷君がそろって移籍。移籍のまとめ記事は今度になりますが、瀬川君の移籍も発表されました。結果にはまだつながっていないけど積み上げてはいた、そんな分もなくなった。今年分の積み上げはご破算で、来年またゼロから。本当にめっちゃつらい。

来年どうなるのかなあ。

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2021/12/29

寒いし眠いし忙しいし

今日もめっちゃ寒くて、朝マイナス2℃。

そして忙しいので睡眠時間が削れており、眠い。

つまり暖かい布団から出たくないのです。

しかし、やはり忙しいので二度寝をたしなむ余裕はなく。

二度寝していいのは、年明けてからかなあ。

寝正月したい。待ち遠しい。

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2021/12/28

寒い

朝起きたらめっちゃ寒かった。最低気温がマイナス。

暖房の入った部屋で、こたつに入っている時はいいけれど、台所に立つと極寒。

日本海側では大雪で、車が立ち往生したニュースも。バッテリーは暑さにも寒さにも弱いけれど、EV化進めたら、こういう時大丈夫なのかな。

雪で物流滞ると、よく近所のスーパーで欠品が出るけれど、今回はどうだろう。

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2021/12/27

移籍動向その2 入れ替わり

移籍や新加入の発表が続いています。来年のチームはどうなるのか、ドキドキしながら発表を送っています。

筑波大学から森君が新加入内定。

アカデミー卒の森君が筑波大学を経ての帰還です。めでたい(^^)/

ちょっと驚いたのが、まだ3年生だということ。今季の関東大学リーグで22試合14得点と、得点ランキングトップタイという活躍。それで1年早い加入となった模様です。めっちゃ期待感はありますね。

滝本君、FC今治に期限付き移籍。

猿田君、柏レイソルに復帰。

修行に出ていたGK猿田君が帰ってきて、入れ替わりでGK滝本君が修行に出るという展開。

滝本君が出てたら今治の試合を見るので、ぜひポジション取ってください!

猿田君は怪我があったりで、あまり試合経験を積めなかった感じ。レイソル帰還ということで、ここでがんばってほしいと思います。

神谷君、清水エスパルスへ移籍。

このニュースを見たときには、嘘でしょうとびっくりしました。仲間君がすでに発表されていたので、攻撃的ミッドフィルダーが2枚もいなくなる。

二人とも試合にはしっかり出ていたので、ポジション的に手薄になってしまうのではないかと心配していたところ、次の発表が。

中村慶太選手、移籍加入のお知らせ。

ポジション同じで、交換トレードという形になりました。清水の偵察で見ていて、いいドリブルを持っていた印象。

千葉県出身で、通っていたクラブを見ると大網白里市。高校は流通経済大学付属柏ということで、ご当地選手強化という流れになっています。それは大歓迎。ぜひぜひ活躍してほしいです!

さて、この記事の最後はどでかいやつ。

クリスティアーノさんがV・ファーレン長崎へ移籍。

最終節の試合後涙していたので、覚悟はしていたのですが、やっぱり寂しい……。

前線を大きく入れ替えることになったわけですけれども、大丈夫かなあ。

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2021/12/26

推敲終了

短編の推敲終わりまして、提出。

最後に漢字を開いてひらがなにするかどうかを考えるのが、いつものルーティン。今回は載る場所と内容が大人向けだからということで、漢字多め。

さあこれで、次は『クローン04』ですよ。

年内に間に合うでしょうか。大忙し期間だし、かなり厳しい戦い。

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2021/12/25

推敲中その3 ぎりぎり

今日、短編を提出しようかと思ったのですが、もう1回通したいので、明日に変更。

しかしその分、『クローン04』に使える時間が減るのです。ピンチ。

何とか年内に終わらせれば、がんばった感と共に年越しできるのですが。

仕事準備も並行しているので、ぎりぎりの展開が続いております。

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2021/12/24

今週の漫画感想 キラキラ

師走本番の月曜日。漫画読むのも一苦労。ジャンプ3・4合併号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『ウィッチウォッチ』。緊迫感も何もかも持っていく美晴君のキャラの強さ。

『逃げ上手の若君』。また癖の強そうな新キャラが。こういう立て方は本当にお見事。

『あやかしトライアングル』。激しい方w

『破壊神マグちゃん』。ポンと閃いたマグサンタがいい絵だったけど、妖怪納豆流しはいらないw

お次はジャンプ+。『阿波連さんははかれない』第131話。そっちだろうと思った方を越えてきた。もふもふは素敵。

『2.5次元の誘惑』第100話。みんなで集まり記念写真。本当にいいエピソードだった。

というジャンプ3・4合併号とジャンプ+の感想でしたー。さて、ご飯も食べたし、やることたくさん。21/12/20

本当に大忙しになってきた水曜日。ご飯食べながら漫画読む。マガジン・サンデー4・5合併号の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『ダイヤのA』。向こうが一つ上げてくれば、こちらもさらに上がる予感。どこまで行くのか目の離せない展開。

『それでも歩は寄せてくる』。結局買ったのだろうかw

『男子高校生を養いたいお姉さんの話』。もう一つのカップルの行方も気になる。花ちゃんも幸せになってほしい。

お次はサンデー。『葬送のフリーレン』。頭かじられても無傷なのは師匠譲りだけれども、そんなのどうやって譲られたのかw「……なんで無事なんですか?」「……わかんない」という、脱力した掛け合いが好き。

『よふかしのうた』。謎を二つ並行して走らせる展開、先が気になる。

『舞妓さんちのまかないさん』。ちっちゃいすーちゃん、ハキハキしてるところがかわいい。

というマガジン・サンデー4・5合併号感想でしたー。さてまた大忙しへ。21/12/22

『2.5次元の誘惑』。グループA併せ大成功で、大団円。みんなで記念写真がとてもいい絵です。

このエピソードもよかったなあ。僕は感情移入して読むタイプなので、うまい表情見るとしびれるんですよね。

本心言い当てられちゃった時の夜姫さんの顔とか。最後のシーンを撮ったときの涙を流す顔とか。今回で言えば、集合写真の時の夜姫さんの顔がすごく柔らかくて、悩みが晴れたことを物語るいい表情。

あと、このエピソードのもう一つのテーマとして、「キラキラ」の正体というのがあったのですが、それが最後に全部解決して、さらに物語の構成として以前のエピソードからずっとつながっていたとわかるところも、いいですねえ。伏線きれいなお話も好き。

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2021/12/23

推敲中その2 落ち決まる

推敲は続いています。仕事の準備もあるから、時間が足りるかどうか、ぎりぎりの展開です。

どうも落ちが決まらないと感じていたのですが、ようやくすんなり通るようになりました。

あとは何度も読んでいじって、表現の品質を上げていく作業。

さあ、間に合うでしょうか。

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2021/12/22

イグノーベル賞

今年もやってまいりました『イグノーベル賞』。1991年にノーベル賞のパロディーとしてアメリカの科学雑誌が始めた賞で、人を笑わせつつ考えさせる研究に贈られます。

そして今年も日本から受賞者が。京都工芸繊維大学の村上久助教らの研究グループによる、歩行者がほかの人にぶつからずに歩ける仕組みを調べた研究が「動力学賞」を受賞しました。村上助教らは、歩きスマホをした場合としなかった場合で歩行者の動きがどう変わるかを実験。その結果、歩きスマホをしている本人だけでなく、周辺の人の動きも乱れてぶつかりそうになったということで、歩行者同士が相手の動きを「予期」することの重要性が確かめられたとのこと。

日本人受賞者は、なんと15年連続! イグノーベル賞、楽しそうで好きなんですよね。

それにこの賞には重要な意義があるのです。

本家ノーベル賞も日本人の受賞者が多く出ていますけれども、そちらで受賞した先生がよく口にするのが、現在の研究環境の劣化について。ノーベル賞は社会に大きなインパクトを与えた研究に対して出るので、影響が確認されてから、つまり研究からだいぶ経ってからもらえる賞です。現在、日本の受賞者が多く出ているのは、昔の功績。そこで現在の、若手の研究者がじっくりと研究できないような環境について、警鐘が鳴らされているわけですね。僕も結構まずいんじゃないかなと思って見ています。

さてそんな時にイグノーベル賞。へんてこだったり、下らなかったり、あまり重要だと思えないかもしれませんが。逆にそういう研究にまじめに取り組んでいる人がいるということは、研究のすそ野の広さを表しています。本家ノーベル賞だって、発端になった研究は、好奇心に任せたものだったりするのです。

広い研究の裾野があって、その中の思いもよらぬところから大発見がある。科学の発展の歴史を見てみれば、そういうことの繰り返しです。

こちらの研究なんかは、わりと応用効くと思いますけどね。ロボットの自律行動で、群体制御が研究されていて、そんな時に昆虫など動物の動きが参考にされたりしています。文章で結果だけ書いているので、そんなの見ればわかるじゃんというふうになってますが、ちゃんと動きを計算で導き出すのは、まさにそっちの方の研究です。

ということで、こちらの受賞もどんどん続いてほしいなと思います(^^)/

イグノーベル賞にはもう一つ着目点があって。

それは平和賞。本家の平和賞より、むしろ気骨あふれる場合があるのです。

今回は「人間のあご髭は顔を守るため」という研究でした。今年はちょっとのんきな研究だったw

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2021/12/21

推敲中

短編推敲中です。

ここはもっと書き込んだ方が面白いかなと思って加筆したら、書いてる僕も盛り上がってきて、これ短編じゃなくてフルサイズで書いてもいいのではと、一瞬思ったのですが。

着想元がダジャレで、設定にもパロディ入っているので、大改造必須だなと考えて断念。

そして、やはり最後のところには、まだ加筆がいる模様。間に合わせないと。

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2021/12/20

移籍動向その1 めっちゃ悲しい

冬は別れと出会いの季節。オフシーズンになりまして、選手の移籍の話がニュースになっております。第1弾は、悲しいお知らせが多かった感じです。

杉井君、契約満了。

去年今年と、武者修行の様子をずっと追ってたので、とても悲しい。やっぱり、ポジションを取り切れないと難しいですね。

性格的にはポジティブだし、めげないし、しかもそれがプレーによく出ていてわかりやすく、とても応援したくなるタイプなのですが。

どこか別のチームに決まるといいな。

峻希さん、契約満了。

大南くんの右サイドへのコンバートが、かなりいい感じだったので、右SBがちょっとだぶつき気味になったのはどうするのかな、とは思っていました。

まだまだ働けると思うので、こちらもぜひ次のチームが決まってほしいです。

ヒシャさんはセアラーへ完全移籍。

ヒシャさんは契約満了から古巣に復帰です。

ものすごい献身性と強烈なボールハンティング。最初は日本の判定基準に苦しんでいましたが、それにも対応。中盤で本当に頼れる存在でした。

お世話になりました。さみしくなるなあ。

仲間君、鹿島へ完全移籍。

うそやろ!?

酒井君が浦和とか、仲間君が鹿島とか、アカデミー卒の選手の活躍が見たいのにライバルチームに取られてしまうの、めっちゃ悲しい。

つらい。

岩下航選手、熊本から完全移籍加入。

すっかり悲しくなっていたところで、ようやく新加入のお知らせです。いらっしゃいませ!

左SBということで、チーム事情に合ったいい補強ではないかと思います。古賀君がすっかりCBに定着したので、左SBが三丸さんと大嶽君だけになり、ちょっと手薄感が出ていました。

ぜひぜひ活躍してください!

他の人はどうなのかな。気になってることがあるんですよね。

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2021/12/19

原稿進める暇あるのかな

タイトルは昨日の記事から。

現在短編原稿一つ、推敲中。

『クローン04』も推敲中です。これは何とか今年中に更新したい。かなりピンチ。

『マルくんのおことわり』も何とか今年中にと思ってたんだけど、これは厳しくなった―(+_+)

大忙し期間の準備と並行してやんなきゃいけないんですよね。

心安らかに新年迎えられるか、正念場であります。

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2021/12/18

大忙し期間前倒し

スケジュールきついなあと思っていたのに、追加の仕事を一つ。

毎年恒例大忙し期間は来週末からなのに、急に前倒し感が出てきました。

原稿進める暇あるのかなと心配。

明日朝早いのでもう寝ます。

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2021/12/17

TikTok売れ

先日「TikTokみたいなもんで本を紹介して、そんな杜撰な紹介で本が売れたからって、だからどうしたとしか思わない」という書評家の豊崎氏の発言から始まった騒動について触れ、既存のプレイヤーこそ環境の変化に対応してそういうことをすればいいのにということを書きましたが。

実際にそういう活動が記事になっていたのでご紹介。

TikTokで既刊がヒット スターツ出版、投稿法に秘密 書籍『TikTok ショート動画革命』(1) 日経エンタテインメント! 21/12/16

スターツ出版がTikTokの紹介動画をきっかけに既刊がヒットしたのを受けて、自らも活動を開始、うまくいっているというお話。記事の中で興味深かったのはこの辺り。

2つ目に気を付けているのは、「売れている」や「●●大賞受賞」といった一般的な宣伝に用いられるような文言を使わないことだ。「他のSNSでは、有名人が薦めるとフォロワーさんが反応するという図式だと思うんです。でも、TikTokはユーザー同士がいいよとおすすめするものがバズっていくので、出版社からの“上から目線”の押し付けはしないようにしています。出版社はやっぱり新刊を売りたいですし、『売れてますよ』と言いたいんですけれど、TikTokのユーザーはそれを見るとむしろ引いてしまう。ですので、『こんな本ありますよ』と簡単にあらすじを伝えて、あとは『みんなの感想待ってます』といった呼びかけをする程度にしています」

このようなアカウント運営を続けてきたことで、「スターツ出版文庫が好き」というユーザーが増加した。他の作品も売れ始めており、『あの花』が話題になった6月以降、20年のスターツ出版文庫全体の売り上げは右肩上がり。21年上期は前年の2倍程度で推移している。

売上2倍はだからどうしたどころじゃないですね。自分から動くことによって、運用のノウハウが溜まり、うまく回り始める。さらにブランド自体が力をつけていく。すばらしい展開です。

現在は産業革命ならぬ情報流通革命の時代なんだと思います。その中で、コンテンツ自体の流路も変わっている。作者本人が出版しようと思えばできるようになっていて、出版社の関所としての機能は失われました。ですが当然、個人出版はホイホイうまくいくわけではなく、そこに出てくる次の壁が拡散力です。世の中に作品の存在をどう広めていくか。つまり出版社から本を出す意義は、そういうところに移ってきているということです。

逆に言えば、その力がない出版社はどんどんじり貧になっていくと思われます。そしてネット上では、リアル書店の持っている一覧性とプレゼン力がない。そこは自分で補完しないといけない。

スターツ出版さんはそういうところを突破して、次の時代の環境に適応していってるということで、本当にいい話ですね(^^)/

こういう未来に進んでく話がどんどん出てくるといいですよねえ。

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2021/12/16

今週の漫画感想 大穴が勝ちをさらう展開

年末近付く月曜日。スケジュールの消化はぎりぎりだけど漫画読む。ジャンプ2号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『逃げ上手の若君』。逆転負けの後のある意味の勝利。信頼を勝ち取る。先に続く予感を強く出せるのは歴史ものならでは。

『アオのハコ』。雛がんばれー!という気分にすっかりなってる。

『ウィッチウォッチ』。大サービスの楽しいシチュエーションからピンチに持ってくうまい展開。

『高校生家族』。検索してしまったw

『あやかしトライアングル』。ルーの技が懐かしいのばっかりw

『破壊神マグちゃん』。楽しい展開から転じた「私って案外一途なのよ」がズシリと重い。

お次はジャンプ+。『2.5次元の誘惑』第99話。全話無料公開中の太っ腹。そして一気に読んだら最後流れる温かい涙。

『SPY×FAMILY』第57話。嘘つきしかいない、教育によくない家庭環境w

というジャンプ2号とジャンプ+の感想でしたー。さて、ぎりぎり踏みとどまらなくては。21/12/13

今週はマガジン・サンデーは合併号でお休み。年末年始に突入しましたねえ。

さて今週の『アオのハコ』。雛さんがんばっています。練習が延びて遅刻なのかと思わせて、しっかり浴衣を着つけてきました。ちっちゃい髪飾り、かわいい。

先週取り上げた『2.5次元の誘惑』のおまけ漫画。その時に、僕はここで、「ハーレム展開苦手」的なことをアピールしているわりに、そういう漫画の感想よく書いてるなと思いまして。

なんでだろかと考えたところ。まず基本的に僕が感情移入読書派なので、好きという気持ちを描いているシーンに惹かれやすい。あと楽しそうなコメディ好きなので、ラブコメのコメのところにも惹かれやすい。描かれているシーンは好きなものが多い。なのでそういうシーンを目にしては感想書いてる。

では苦手なのは何かといえば、以前から書いているように、最後泣く子が出てくること必須の構造になっていることなのですが。

さらに、泣くことになりがちなポジションの子が、感情移入しやすい傾向にあることに気づきました。

ヒロインを複数立てる場合、拮抗する状況にして読者にはらはらしてもらうためには、後から出た子は先行するヒロインに追いつく必要があります。主人公だけでなく、読者にもアピールがいる。その結果、実は昔から好きでしたという思いの深さで勝負することになりがち。しかも、この状況を作るためには、昔から好きだけどそれをうまく伝えられないまま来ているという、いじらしい状態になりがち。けなげなんですよ。けなげっ子に弱いんですよ。

雛さん、中一からだったというエピソードがまずかったよなあ……。「あれからだ、雛が俺に暴力を振るうようになったのは」じゃないよ。好きになっちゃったからだよ。気づいてあげてよ。

この展開では、『ぼくたちは勉強ができない』のうるかさんが、一巻途中登場という完全な当て馬ポジションからの大逆転を見せました。まさに中一から好きだけどずっと言えなかったパターンで、応援してたから歓喜の展開。しかもパラレルワールドという離れ業を使って他のヒロインもフォロー、泣く子がいないという、すばらしいお話だったのですが。

あれは漫画の雰囲気が、それが許されるタイプだったからなあ。『アオのハコ』でパラレルワールドは無理だ。雛さん、どうなるのかなあ。

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2021/12/15

紹介動画作れるんですか?

こちらの記事を読んで知ったのですが。書評家が本紹介TikTokerけんごをくさし、けんごが活動休止を決めた件は出版業界にとって大損害 飯田一史 YAHOO! JAPAN ニュース 21/12/11

この間このブログでもふれたBookTokerのけんごさんに対して、書評家の豊崎さんという方が、名指しはしていないのですけれどもツイッター上でこんなことを。

正直な気持ちを書きます。わたしはTikTokみたいなもんで本を紹介して、そんな杜撰な紹介で本が売れたからって、だからどうしたとしか思いませんね。そんなのは一時の嵐。一時の嵐に翻弄されるのは馬鹿馬鹿しくないですか?
あの人、書評書けるんですか?21/12/9

これに対してけんごさんは、TikTokの本の紹介活動をやめるという話。

TikTokの投稿をお休みさせていただきます。各方面で様々な企画等控えているのに、本当に申し訳ないです。
僕はTikTokを仕事にしてません。PR動画を1本も上げたことないです。純粋に楽しかったのですが、これからは楽しめそうにありません。
動画も含めて、Instagramでの小説紹介は続けていきます。21/12/10

ツイートを追ってみると、もともとけんごさんに、活動が取り上げられるようになってから批判的なDMなどが届いていて煩わしく思っていたところ、これがとどめになったみたいですね。

ちなみに豊崎氏はこの後、定型文通りの謝罪ツイートをしましたが、「ま、同じようなことは「本屋大賞」にも思ったりするんですが」とか「普段書評を読まない、書評が何だかわからないというタイプのお門違いの悪意をぶつけてくる輩のツイートは歯牙にもかけていません」とか、元の「書評書けるんですか?」にもにじむ、旧弊な価値観と自分のやっていることの自己評価の肥大化という負の人間性が漏れちゃっていて、延焼が続いた様子でした。

さて、このような炎上騒動をわざわざ取り上げるのは、まずひとつは、ブログに書いた通りけんごさんの活動を評価していたから。最初にリンクを張った記事でも触れていましたが、読者のすそ野を広げる活動はとても重要で、そのルートが一つ潰れるのは大ダメージです。この辺は飯田さんの記事にまったく同意です。

それともうひとつ、これがけっこう大きいんですけれど、出版界に対していつも懸念していることが、一番醜い形で吹き出しているなあと感じたからです。

進取の精神のない旧態依然とした既得権益層が、知の産業のような顔をしながら、環境の変化を読み切れず、デジタルシフトに完全に乗り遅れている。

僕は理系なので、知性とは何かと問われれば、生物の脳の進化と役割を考えて、周囲の環境を適切に捉え、それに対応する行動を取る能力、と答えます。なので、出版環境の変化に対応できていないのがむしろ知を売りにしている分野の方だという状況には、「本を読むと賢くなるって言うけど、小難しい言葉で飾ったりこねくり回したりすることを覚えるだけじゃね?」と思っちゃうわけですよ。

それがどこに吹き出していると感じたかと言いますと。

まず何と言っても「書評書けるんですか?」。決めゼリフのように書かれている文脈から考えると、これがご本人の中では重要な評価基準なのでしょうが、そもそも書ける必要なくない? と思うんですよ。だって、けんごさんのアカウント名は「けんご@小説紹介」ですよ。書評家名乗っていないし、動画制作してるわけでしょ。書評書く能力なんて、いらないっしょ。

これと、本屋大賞をくさしているところを合わせて考えると、「書評>動画」「伝統ある賞>本屋大賞」という古臭い権威主義者か、もしくはプロの批評家が評価すべきところに素人とか書店員が入り込んでくることを嫌う選民主義者なのかなと感じちゃう。でもどちらも世間の支持を見たら的外れですよね。自分の仕事にプライドを持つのは大切だけど、それが世間の中心的価値だと思い込んだら周りが見えてない。

さらに、的外れだなあと思うのが、噛みつくこと自体間違っているからです。雑誌や新聞に載っている書評に目を通して、新しい本との出会いを求めているのは、もうすっかり読書沼にはまっているディープな読者だと思います。読書習慣ない人は、よっぽど暇してるんじゃなければ、そんな文章は読まない。

それに対してけんごさんは、インタビューの中でも「普段本を読まないような人に伝えたいと思ってやっている」と、はっきり言っています。TikTokを選んだのも、そういう観点。動画がランダムに流れる機能について触れていました。

つまり、けんごさんが連れて来てくれた新しい読者の中から、どっぷりと読書沼にはまって書評記事まで目を通す人が生まれる構図になっていて、自分の読者を増やす手伝いをしてくれているわけですから、むしろ感謝すべきなのです。やっぱり状況が把握できていないなあと感じます。

さらに言うとですね、「書評書けるんですか?」じゃないんですよ。書評の目的は文章を書くことではなく、本の紹介をしてそれについて何らかを語ることだろうと思うのです。だったらむしろ、書評家の方が情報流通の環境変化に対応しないとだめなのではないか。

なので人の活動くさしてるんじゃなくて、YoutubeチャンネルやTikTokのアカウント取って、プロの書評とやらを見せつければいいのにと思うんですよね。「この人の言ってること、すごい的を得ている」と、そこで視聴者の信頼を勝ち取れば、もっとがっちり書いた自分の書評の読者にだってなってくれるはずです。

というように、環境をしっかり捉えて、その変化に対して頭を使って対応しなければいけないのにもかかわらず、古い価値観でマウント取ろうとするさまが、現在の問題点の象徴に思えて、いやーな気分になったのでした。

「書評書けるんですか?」じゃなくて、「紹介動画作れるんですか?」だと思うんですよ、ほんと。

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2021/12/14

反ワクチン

先週、仕事に出かけた時に、駅前で反ワクチンの人が街頭演説を行っていました。「ワクチンの副反応で死者はすでに千数百人! これは戦後最大の薬害! ワクチンは打たないで!」という主張でしたが、それを聞きながら僕は頭の中で計算を開始。

「この間、ワクチン接種で一回でも打った人が1億人を超えたというニュースがあったから、それで1000人ちょっと亡くなったとして、だいたい10万人に1人ぐらい。その程度だったら打たないとなあ」

このような「死んじゃってもしょうがない」的な発言は、猛反発を食う可能性があるので、あまり公には語られていませんが、実際のところ、こういう考え方でワクチン接種が勧められているのです。リスクよりもベネフィットの方が大きいというやつですね。

確かに副反応の報告が数万あって、死者が1000人を超えていると聞くとギョッとしますが。

これは以前のブログ記事に書いたとおり、どちらの拳銃でロシアンルーレットを行うか、という問題です。

ワクチンを打たなかった場合を考えてみましょう。例えばインドでは、デルタ株が世界最初に感染拡大して、その後収束しました。当時のインドのワクチン接種率が1割程度だったのに対し、のちの調査で抗体を持ってる人が7割に及んでいることがわかっています。つまり、ウイルスにみんなが感染したので集団免疫を獲得したという、ノーガード戦法の果てだった可能性が大です。

その結果はというと。

インドでは医療崩壊が発生。病院はすぐにあふれ、入院できたとしても人工呼吸器の酸素さえも足りず、という地獄。死者は公式の発表で40万人。実際には調査しきれてないので、その10倍に及ぶのではないかという推計が出ています。感染激減インドから日本へ「絶対参考にしないで…」 テレ朝ニュース21/8/22

もし日本の第5波がワクチンを打っていない状態で発生していた場合。インドの人口が日本のだいたい10倍くらい。日本の方が医療レベルが高かったとしても、ノーガード戦法だったら医療関係者もばたばた倒れるわけで、あっさり医療崩壊して関係なくなるでしょう。すると日本でも数十万人レベルの死者が出ただろうと考えられます。

千数百vs数十万。どっちの銃でロシアンルーレットやるかと聞かれたら、そりゃワクチンの方ですよね。

確かにいろいろすっ飛ばして緊急で使っているので、他にも確認されていないリスクがある可能性は否めないんですけれども。

それでも打つのはこういうことだという、この辺の考え方がもうちょっと世間に知れたらいいのになと思うのですが、メディアの働きがいまいちで不満。

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2021/12/13

最優秀育成クラブ賞

今季のJリーグアウォーズで、柏レイソルが最優秀育成クラブ賞を受賞しました!

湘南ベルマーレと同時受賞。初受賞となります。おめでとうございます!

ただ、受賞の理由に今一つよくわからないところがあります。トップチームに上がった選手の活躍によるみたいなのですが、もっとアカデミー卒の子を中心にチームを作っていた時もあったわけですし、なぜ今年初めてなんだろう? よそのチームに出ている選手の分も考慮しているのでしょうか。それなら酒井君に加え、中谷君が日本代表で試合に出場したりしています。

というふうに、不思議だなあと思う部分もあるのですが、ウチの育成が評価されたのは素直にめでたい(^^)/

ただ最近ちょっと気にしているのは、育成の仕上げの部分です。戦力化する最後のところで、ちょっと工夫が必要なのではないかと思います。

これはよそのチームでも起きていることだと思うのですが、高卒でトップチームに上がった場合、なかなか出番がもらえず伸び悩むケースが見られます。それに対して、高校3年の時の評価ではトップチームに上がる子より下の評価で大学に進学したけれど、そこでしっかりと出場機会を得て能力を伸ばし、大卒でプロ入りして逆転するケースがかなり見られます。

さらに言えば、近年下位カテゴリーからの移籍が活発になり、無名だった選手がJ3、J2で力をつけて、J1でも活躍。古橋選手のように海外でも活躍するようになりました。隠れた才能を広くすくい上げているという点では素晴らしいことですが、ユース代表に選ばれていたような才能あふれる子が簡単に追い抜かれているのは、痛しかゆしです。

やはり、その世代でトップクラスの才能を買ってトップ昇格させた子なのだから、しっかり最後にひと伸びさせて、戦力としたいところ。

うちは観客動員的にはあまり芳しくなく、スポンサー収入は日立グループだからということでもらっている部分が多いので、予算をドカンとつけて飛び抜けて勝つという戦略は望みづらい。それを考えても、育成がしっかり回っていて結果が出ているというのを、もっと生かさなくてはいけないと思うのです。

J3にU-23が参加できるの、いいなあと思ってたんですけど、なくなっちゃったんですよね。代わりにエリートリーグという任意参加の育成の場ができてますが、せめてそれに参加するか。あるいはもっと計画的に武者修行に出すか。来年はどうするのかな。

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2021/12/12

J2J3観戦記 来季はどこに

今季最後のJ2J3観戦記です。ちょっと複雑な状況になっております。

まずはずっと追ってきたJ2山口。

監督交代があってから陸君はほとんど出番がありません。週中の開催でターンオーバーを採用したと思われた試合にだけ出場。他はベンチ入りもなし。シーズン終了後に退団が発表されました。監督により選手起用の基準は違うとはいえ、その前までは順調に出場を重ねていたので、ここまで極端なのはなかなか見ない。いったい何があったのでしょう。

来季はどこに行くのかな。もしかしてがあったら、うれしいけれど。

浮田君もベンチ外が続いたまま終了。2年目は19試合440分2得点にとどまりました。来季は活躍できるでしょうか。

さてJ3鳥取の杉井君はどうなったかというと。チームでは最後にかけていい形で終わりました。

202J3第28節、鳥取2-1今治。

第26節、27節とベンチに入ったけれども出番なく過ごしていた杉井君。この試合から3バックの左CBに入ります。CBですが、わりと高い位置に上がってきてボールを扱うシーンがありました。

7分、上がっていってマイナスのパスをダイレクトミドルシュート。これは惜しくも外れます。

得点に絡んだのが55分。高い位置にフォローに入りボールを受けて前線へ楔のパス。これはカットされて通らなかったのですが、石川選手が奪い返して左へ。魚里選手がえぐってマイナスのクロス、田口選手が決めました。こちらが先制点です。

高い位置にいた分、裏のスペースを取られることもあったのですが、しっかり戻ってきカバー。試合も勝利で終わりました。

第29節、讃岐1-3鳥取。

讃岐にはレイソルのアカデミーから青森山田に移籍した中村駿太君が所属。先輩後輩対決が勃発していました。21分、右サイドに流れてきた駿太君が杉井君の裏を取り、シュートを放ちますが外れます。30分、駿太のターンに裏を取られそうになって、ユニホームを掴んでしまった杉井君。黄紙です。67分、左サイドからクロスが上がり、杉井君の裏を取った駿太君がヘディングシュート。しかしちょっとクロスが長くて体が伸び切ってしまい、ボールが浮いて枠を外れます。

このように直接対決では駿太君の方が目立っていましたが、試合は鳥取が逆転勝ち。後半になるほど鳥取優勢となったので、だんだん杉井君が盛り返していた形。

87分には杉井君が上がっていき、ミドルシュートを放ちます。これは惜しくも枠の上。

さらに、讃岐には仙台大学からの特別指定選手で、レイソルアカデミー出身の鯰田君が在籍しています。この試合では84分に登場ボランチに入りました。来季加入も決まっている模様。がんばってほしいです。

第30節、鳥取3-0八戸。

鳥取は最終節にかけて3連勝で終了し、この試合で八戸を抜いて12位で終了しました。

杉井君も何度か高い位置まで攻め上がって、見せ場を作っていました。

シーズン終了後、杉井君のレンタル終了と、柏との契約満了が発表されています。最後はいい形で終わったけれど、がっちりとシーズン通してレギュラーをつかめていたのではないし、戻ってこれなかったのは仕方ない。でも、杉井君はキャラクター的に見ていて本当に応援したくなるので、ぜひ次のチームを見つけてがんばってほしいです。

さてJ3最終節をもう1試合。福島1-1讃岐。

この試合、駿太君が得点を挙げています。先制されずっと押し込まれたまま進んでいた試合で、83分。すでにピッチ脇には交代が用意されているタイミング。前線へのパスが入り、重松選手がワンタッチでフリック。佐々木選手が横へつないで、駿太君が受けます。ボディフェイントを混ぜてボールを流して相手を外すと、左足シュートを決めました。直後に交代。

駿太くんはアカデミーで未来を嘱望され、ユース代表にも選ばれていた逸材なのですが、正直その後伸び悩んでいる印象。この得点で今季3得点です。

アカデミーでの印象としては、狭いスペースでも裏をとってボールを引き出せ、ゴール前の一瞬で点を取れるストライカーだったのですが、プロ入り後は中盤で起用されていることも多く、持ち味を出せていない感じ。栃木の大島くんもそうなってしまっているし、ウチのサッカーで育ったストライカーが、プロになると持ち味出せていないのはずっと気になっています。

この試合、特別指定選手の鯰田君も先発。ただハーフタイムで交代。

僕はレイソルアカデミーをモデルにして、サッカー小説『太陽のホットライン』を書きまして。レイソルのアカデミーに入れるんだから主人公の名前は太陽君、という安直な名付けをしましたw

それを書いている時に、アカデミーに実際にいた太陽君が、古賀太陽君とこの鯰田太陽君です。リアル太陽君が二人いた。そういう意味で気になる存在なのです。来季プロ入りするなら試合見ようかな。

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2021/12/11

今週の漫画感想 半分分けてあげる

師走最初の月曜日。ばたばたしながら漫画読む。ジャンプ1号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『逃げ上手の若君』。ここで出てきた宿敵。以前の戦いでどう変わっているのかも気になる。

センターカラー『破壊神マグちゃん』。普段ダメな姿を散々見せてたけど、ギャップがあるから燃える覚醒。

『アオのハコ』。またまたすばらしい、いい表情だけど、そこで敵に塩を送っちゃうのかー。うあー。

『ウイッチウォッチ』。「めっ」の後の溜め長いw

『あやかしトライアングル』。思わせぶりな後ろからの顔、気になる。

お次はジャンプ+。『2.5次元の誘惑』。今回は本編お休みで、12巻の宣伝で巻末おまけ漫画がコラージュされていますが、単行本買ったらこのおまけ漫画が最高だった!ということをここで訴えたい。

『阿波連さんははかれない』第130話。妄想だったとはw 漫画だから何でもあり、を逆手に取られた。

というジャンプ1号とジャンプ+の感想でしたー。ほんとばたばた。21/12/6

ざあざあ雨降る水曜日。仕事行かずに漫画読んでたい。マガジン・サンデー2・3合併号の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『それでも歩は寄せてくる』。ばれちゃうのかなとはらはらしたけど、ちょっと違う書き方だった。口元の笑みがいい感じ。

『ダイヤのA』。ただの投手戦ではなくなる予感。

『男子高校生を養いたいお姉さんの話』。制作秘話、ほんとに悲しいw

お次はサンデー。『舞妓さんちのまかないさん』。どんなに厳しい合宿かと思いきや、とてもいい姉さん。

『葬送のフリーレン』。「お姉さんはいるでしょ」で、何のことだか思い当たるのに時間がかかったw

『よふかしのうた』。思わぬタイミングで半吸血鬼化。ギャップの作り方とミスリードのさせ方うまい。

というマガジン・サンデー2・3合併号。感想でしたー。仕事に出るまでに雨やまないかなあ。21/12/8

『2.5次元の誘惑』。つぶやいたとおり、12巻のおまけ漫画が最高だったのです。

一巻で主人公として出てきた奥村は、ガチのキモオタとして描かれていて、二次元の女の子にしか魅力を感じないという設定。その時、そんなふうに育ってしまった理由として、母親が男を作って蒸発、姉からも蔑まれているということが、ギャグっぽく出てきました。

ところがこの設定はその後、克服しなければいけない課題として、シリアスにクローズアップされます。

そういう前提で、おまけ漫画です。おまけなのでコメディタッチにいろいろドタバタが詰め込まれた後。

見るからに大失敗の美花莉の手料理を食べた奥村君、美味しいとつぶやいて、「人の作った料理あんま食べたことないから…時々でいいからこういう料理を食べられたら…幸せだろうな」と薄幸ぶりをポロリ。

家庭事情を知っているので、その言葉を聞いてぐっと来た美花莉が差し出したのが、「一杯愛されて育ったから余ってる」愛情のおすそわけ。

もう、奥村君は、生涯美花莉に愛情半分こしてもらえばいいと思います!(強調)

おまけ漫画だからと油断して読んでたら、めっちゃ感動もののシーンが来て、やられたのでした。

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2021/12/10

オミクロン株

オミクロン株 “ワクチン後も感染しやすい” 西浦教授ら分析

新たな変異ウイルスのオミクロン株は、ワクチンを接種した人や過去に感染した人でも再感染しやすく、南アフリカで急拡大しているとする分析結果を京都大学の西浦博教授らのグループがまとめました。

西浦教授らのグループは、新型コロナウイルスの遺伝情報を登録するウェブサイトに、ことし9月半ばから11月末までに南アフリカから報告された200件余りのデータをもとにオミクロン株の拡大の勢いを分析しました。

8日、厚生労働省の専門家会合に出された報告によりますと、特にオミクロン株が広がっているハウテン州では、1人が何人に感染を広げるかを示す実効再生産数はデルタ株の4.2倍で、データの偏りを補正しても少なくとも2倍以上になったということです。

この値は、減少傾向にあるデルタ株と急増しているオミクロン株を比べた結果で、オミクロン株そのものが持つ感染力はまだ分かっていないとしていますが、南アフリカでワクチンを接種した人や過去に感染した人の割合を踏まえて解析すると、免疫によるオミクロン株に対する感染予防効果は20%程度にとどまっていて、免疫をすり抜ける再感染によって急拡大しているとみています。

西浦教授は「ワクチン接種が進んだ国でもオミクロン株が流行するリスクは高そうだ。今後出される重症度やワクチンの効果など、かぎになる情報を注視している」と話しています。

NHK NEWS WEB 21/12/9

南アフリカで確認されたオミクロン株。デルタ株をあっという間に駆逐して広まったということで、世界中で警戒されています。

デルタ株の時点で、その感染力とワクチンの感染予防効果のデータを比較すると、ワクチン打っただけでは感染拡大が食い止められないのでは? と思っていたのですが、それより感染力が強いとなると、もう無理っぽい。

ワクチン打てば以前の生活に戻れると期待する向きが多いのですが、マスク生活は続けないとダメみたいですねえ。

軽症者ばかりで毒性は弱いのではないかという話がありますが、南アフリカは平均寿命が短くて患者が若いみたいなので、もうちょっと様子を見ないと言い切れないかも。

僕的には、脳にダメージが来ることがあるという後遺症を恐れているので、症状軽いというだけでは安心できません。

ワクチンよりも特効薬が待望される流れになってきました。スパッと治る薬ができないかなあ。

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2021/12/09

方向性固まる

新作のアイディア出しと調べものをしているところで、その関連分野で新展開があった模様。

そしたらそれが、なんとなく漠然と考えていたお話のアイディアを補強する方向だった。

ということは、これを書けということですね(^^)/

もうちょっと調べたらあらすじ固めよう。

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2021/12/08

殺人容疑で告訴

殺人容疑の告訴状受理 熱海土石流で静岡県警

 静岡県熱海市で26人が死亡、1人が行方不明になっている土石流災害で、県警熱海署は6日、土石流の起点となった盛り土がされた土地の現旧所有者の男性2人について、殺人容疑での告訴状を受理した。遺族側弁護士が明らかにした。

 告訴状では、2011年まで所有していた不動産会社代表の男性(71)は盛り土の流出で下流域の住民が死亡する恐れが大きいと認識しながら、防災措置を施さないまま、行政の中止要請を無視して土砂の搬入を続けたと指摘。現所有者の男性(85)も同様に認識しながら放置したとし、2人とも住民の死亡を容認する「未必の故意」があったとしている。

 告訴状受理後、取材に応じた遺族側弁護団の加藤博太郎弁護士は「単なる過失では済まされない極めて悪質な事件ということが明らかになってきた」と話した。

 土石流災害をめぐっては、別の遺族がこの2人を業務上過失致死容疑などで告訴。受理した県警が10月、神奈川県小田原市の不動産会社など関係先を家宅捜索した。時事ドットコム21/12/6

昨日の記事で調べものして書きたいと書いていたのに関連したニュース。

SDGsに関連したSFショートショート『不謹慎ピクニック』を書いたので、単に書きましたという告知記事だけじゃなくて、作品の背景となった事柄についても書こうかなと思っているのです。ただ、ちゃんと確認して書こうとすると、調べもの多い。その時間がなかなか取れない。

こちらの事件についても、作中でちらりと触れています。

自然エネルギーは不安定でコスト高なので、普及させるための補助金が入っていて、それ目当ての補助金ビジネスになっている負の側面があります。こちらも、役所の人を恫喝していたという話もあるんですよね。他にもいろいろ闇深い。

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2021/12/07

調べもの中

ここのブログに載せる記事で、調べものをがっちりしてから書きたいのが一つ、あるのですけれども。

別件で、作品を書くための調べものが発生しており、そちらの方が優先順位が高い。旬を逃してしまうけれど仕方ない。

そちらの作品は短編。

いつもSFショートショートで短編を書いているときは、事前の調べものはあまりしていません。普段から科学の読み物はたくさん読んでいるので、そうして溜め込んだ知識のストックの中でアイディアを出しているから。調べるのはお話のあらすじを考えた後に、正確な数字が知りたいとか、これで成り立つのかなとか、そういう調べもの。

今回はお題があって、それ関連の知識が今ひとつ足りてないなと思うので、そこから。まずは畑を耕している感じです。

問題は締め切りがあって、のんびりしている場合ではないことです。急いで耕さないと。

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2021/12/06

お仕事中

本日お仕事中です。

こちらの仕事の今後のスケジュールを聞き、他にやらなきゃいけないことを合わせて考えると、なかなか忙しい12月。まさに師走。

時間かかるのではないかと気になっているのは、『クローン04』の次の更新分です。章立てをちょっといじらないといけない。

これが終わったらそっちにとりかからなくては。

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2021/12/05

vs大分 負けて終了

負けて今シーズン終了。

2021J1第38節、vs大分は2-3。

結局複数失点して終わってしまった。シーズン最後が点も取れない、守れないという形になってしまって、かなりがっかり。

細部を見るとですね、向上している部分はあると思うんですよ。今日は久々の複数得点で一度は追いついたし。得点シーンは人数かけてゴール前に入っていくいい形だったし。サヴィオさんの同点弾はうならせるうまさだったし。

ただ、あっちがいいとこっちがだめになり、という繰り返しで1年終わっちゃった感。

来年に向けて、どうするんでしょうねえ。

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2021/12/04

偵察大分vs鹿島・横浜FCと大分戦展望

さあ、2021シーズン最後の試合です。勝ちたい! 勝って終わりたい! ということでまずは偵察。

2021J1第36節、鹿島0-0大分。

大分が鹿島のカウンターを消しつつ少し引いて守り、逆にカウンターを狙う展開でスタート。疑似カウンターのチームで狙い通りということも含めて、序盤は互角の展開。双方際どいシーンがあったけれど、得点には至らず前半終了。

後半、試合は激しさを増し、鹿島のCB町田選手が脳震盪交代するほど。終盤には鹿島が猛攻を加えましたが、大分が粘ってスコアレスドローに持ち込んで勝ち点1獲得。

ゲームとしては、上位のチームにアウェイでコンセプト通りの試合をしての勝ち点1なので悪くない結果なのですが、大分は降格争い中。この試合で降格が決定してしまいました。

第37節、大分2-0横浜FC。

共に降格が確定してしまったチーム同士の対決。大分は最後のホームゲームです。

大分の先制点は8分。右サイドのスローインをペナルティエリアの深い所に投げて、野村選手がダイレクトで折り返し、町田選手が押し込みました。

16分には大分が左サイドでポンポンとダイレクトでつないで、伊佐選手がクロス。抜け出した野村選手が押し込みます。ただ、VAR判定で伊佐選手が戻りオフサイドとなり、ゴール取り消し。

しかし27分に大分追加点。右サイドから野村選手がアーリークロスでDFライン裏を狙います。これを横浜FCのCB高橋選手がダイレクトでバックパスに逃げようとしましたが、GKとの呼吸が合っておらず、コースもずれてオウンゴール。

前半は完全に大分ペース。後半に入って横浜FCが攻勢を強めて押し込みますが、大分がしっかり粘って完封です。

これを踏まえて、大分戦の展望です。降格が決まってしまった大分ですが、組織的には非常に練れている状態です。地方クラブの悲しさで、いいサッカーをすると主力選手がぶっこ抜かれるという事態になり、そのため前半負けが込んでしまいました。9月以降の10試合は4勝4分3敗。むしろ勝ち越しています。天皇杯も準決勝に残っています。難敵ですよ!

守備では。

先行されるとつらいので、しっかり抑えていきたい。一番注意しないといけないのは野村選手です。前節では、先制点をアシスト、2点目のオウンゴールを誘発するアーリークロスと、急所を突くパスが出せる選手です。さらに幻の得点があって、ミドルシュートポスト直撃のシーンもありました。しっかり捕まえたい。

2シャドーのもう一人、町田選手も注意が必要。よくゴール前に入ってきている印象です。

呉屋さんに恩返し弾されたら最悪の展開なので、しっかり抑えて。

攻撃では。

組織的によく練れているなあと思うのは、特に守備時。押し込まれてもしっかりブロックを組み、カバーし合って穴を作らず、最後の局面では身体を張る。ここからいかに点を取るか。

今季最後の試合になってしまいましたが、とにかく細谷君の得点が見たいのです! がんばって!

クリスティアーノさんがハットトリックすると二桁得点になります。それぐらいの活躍が見たい! ドカンと決めちゃって!

前節は3バックで合わせたけど、今節はどうするのかな。サイドから崩せるとチャンスになるので、特に右サイドが気になります。大活躍してー!

最後にいい形で終わりたい!!

がんばれ!!

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2021/12/03

今週の漫画感想 炎

そろそろ12月が迫る月曜日。心落ち着けるために漫画読む。ジャンプ52号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『ウィッチウォッチ』。ニコのは数学じゃなくて、小学生低学年算数w 暗記科目はノートで対応できたとして、数学はどうしたんだろう。

『アオのハコ』。最後のコマ、心情が伝わってくる、本当にいい表情。報われてほしいなあ。どうなるかなあ。

『逃げ上手の若君』。これはある意味戦車では。どうするんだろう。

センターカラー『僕とロボコ』。「奇跡の一枚」を超えた「神の一筆」、ほんとに神降臨という意味だったw

『破壊神マグちゃん』。よくあるバトル展開は一蹴して、さらなる敵の登場。こちらは手ごわい。どうなるんだろう。

『あやかしトライアングル』。戦いになるのか、と思いきやシロガネのボヤキに同意したくなるゆるゆる展開、からの意外な引きと、振り回す構成うまい。

お次はジャンプ+。『2.5次元の誘惑』第98話。キャラクターの上書き大成功。最初きついキャラで出てきたのに、「コスプレ…大好きなんですよね」のコマの姿が愛おしくさえ見える。

『I SPY』。遠藤先生の特別読み切り。以前の作品の再録、第三弾。この企画、遠藤先生のコメントがずっとついていて、どう『SPY×FAMILY』につながっていくのかという話がされているんだけど、当時の苦悩が垣間見えて、めっちゃ感情移入してしまう。連載当たってよかったなあ。

という、ジャンプ52号とジャンプ+の感想でしたー。まだお昼食べてないので、腹減ってきた。21/11/29

とうとう12月になった水曜日。心落ち着けるために漫画読む。マガジン・サンデー1号の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。『それでも歩は寄せてくる』。短冊の中身を見せない演出。何書いたのかめっちゃ気になる。

『ダイヤのA』。エースと四番の対決。ここで打てれば、といういいところで切れる。引っ張り方うまい。

『男子高校生を養いたいお姉さんの話』。黒澤さんの神展開がw

お次はサンデー。『葬送のフリーレン』。フェルンめっさ強い。しかしシュタルクたちの方がどうなったのか、先週あの引きで今週場面転換されちゃったので、やきもき。

『よふかしのうた』。冒頭から飛ばしているw 逸材っぷりを発揮。

『あおざくら 防衛大学校物語』。妬み満載のダメ人間な展開だったのに、ほんとに最後の1ページで心洗われる素敵なオチになった。最後を引き立てるこの構成はお見事。

という、マガジン・サンデー1号の感想でしたー。うわー、2022年1号ですよ。年明けちゃってるよ。21/12/1

『2.5次元の誘惑』。このエピソードの流れは途中から完全に想定外でした。しかも大成功ですよ。

併せのメンツが一人足りないとなり、四天王の一人がそのキャラだとなれば、この人と絡むんだろうなという予想はすぐ立ちます。

けれど、こんなキャラクターの印象の上書きが起きるとは、思っていませんでした。

最初出てきた時には、とても性格が悪い人という第一印象。ところが、一人残ったファンのために、口は悪いけど嫌がっていた併せに臨む。併せになると、口は悪いけどみんなの世話を焼く。実はいい人ではと上書きしていく。

さらに、自己顕示欲でコスプレしていると言ってたのに、キャラを選ぶ基準はドはまりしているから。そうして僕の印象がどんどん上書きされた結果。

普段の顔はつり目三白眼ギザギザの歯と、人相悪くするために、ちょっと記号化されたデザインなのに、衣装を頑張って作って、できたー!となっている顔が、愛しく見えてくるのですよ。

これだけ印象変えたのは、ほんとにお見事。さてさて次回の見せ場も楽しみです。

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2021/12/02

あと1か月

12月になりました。

今年もあと1か月ですよ、早すぎますよ。

このままではすぐ死んじゃうよ(定期)

今年のがんばりが足りないんじゃないかという焦りの原因は、ここ何年か毎年夏の長期休みに新作書いていたのに、今年は企画が固まり切らなくて見送ったことですね。出している量としては、ガンズをほぼ毎月更新しているからけっこうあるはずですが、一つ完結しているとボリューム感が違います。

これを何とかするためには、今月駆け込みでどれぐらい書けるか、がんばった感を出して今年を終われるかが重要。

書かないとー!

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2021/12/01

冒頭の重要性

僕はテレビ番組をリアルタイムで見ることがあまりなくて。だいたい録画しておいて、作業してる時に流すとか、ご飯食べるときに見るとか、あとから視聴する感じなんですけれども。

その中でもアニメは、面白かったら一気に見たいということで、とりあえず撮り溜めているケースが多いのです。

ですが、そんなことばかりしていたら当然ハードディスクがあふれそうになって、整理しなくちゃとなり。溜めてるだけで見ていないアニメの第1話を見ることにしました。

さて、ここからが今日の本題。

1話目を見て、面白くなかったらそのまま残りを全部消すという作業をしていたのですが。ふと、結局選ばれるというのはこういうことなんだよなと、見る側ではなく作る側の気持ちになったのです。

冒頭で掴まないと見てくれない。

それは昨日今日の話ではなく、ずっと言われていることです。まず掴んで、とりあえず見てもらって、そのまま脱落しないように転がしていって、次の山を作って飽きさせないようにする。そういうお話の作り方が大切。

ただ、それが最近の環境変化により、さらに強化されているよなあと思うのです。

例えばアニメでは、僕のように録り溜めたら下手すると半年放置という人は珍しいんじゃないかと思うんですけれども、それでも1話目をチェックして続きを見るかどうかを決めるというのは普通のこと。それが強化されているような気がするのは、配信で見る人も多くなっているんじゃないかと思うからです。テレビを流しっぱなしにしする習慣があれば、たまたま途中から見かけるということもあるのでしょうが、配信だとまず1話目を見るはず。

漫画も同様で、電子化がどんどん進んでいくにつれ、入り口としての第1話の重要性は高まっています。紙の雑誌で見てる場合には、ページをめくっている時に断片的ですが絵が目に入っています。だからちゃんと読んではいないけれど、なんとなくあらすじはわかる。アニメ第1話チェックをした日に同時に起きたのが、僕の広大な積読山脈の中からたまたま見かけて読み出した漫画があったこと。

『初恋ゾンビ』。これの最終回周りが、とても好きなのです。17巻かけた、初恋成就の物語のエンディングがすばらしい。しかし週刊少年サンデー連載当初、僕はこの漫画をちらりと1話目を見て切っていました。企画の狙いは大体わかるから、その線ならまあ別に見なくてもいいかなーという感じ。ところが、雑誌を読んでいて、たまたま目に留まるページが、どうも最初の予想とは違ってきている。だんだん気になってきて、読むようになったのです。

現在だと『2.5次元の誘惑』がこれにあたります。JKエロコスプレという、わかりやすい売りでスタート。まあ何をしたいのかは大体わかったと、一度チェックしたあと続けては見ていなかったのですが、週刊少年ジャンプに出張掲載した時に、何か様子が違うと気づきます。変なゆるキャラがいる。想像していたのと違うものになってるなと思って読み始め、全巻揃えて今に至ります。めっちゃ熱いんよ。びっくりするよ。

ただし、これが起きたのは、僕がジャンプをまだ紙で買っているからです。『初恋ゾンビ』も今だと出会いが起きません。雑誌でも電子版だと目次を出してクリックしてお目当ての作品に飛ぶので、一度見ないことにするとそれで終わりなのです。途中にいい見せ場があったとしても、そのページは開かないので気がつきません。

こういうような途中から入るパターンがどんどんなくなって、出会いがなくなってるなと気になって、無料キャンペーンの作品なんかを意識的に読むようにしているのですけれど、こうなるとやっぱり1話目から。冒頭の掴みがこれまで以上にとても大切になってきます。

ただこの冒頭の重要性とは逆に、途中を見てもらえないかなというのも思います。前述の通り、企画として出だしはわかりやすい一言で表せる設定だったとしても、話の進め方でまったく違うものになっていくからです。ちょっと気になったところで軽い気持ちで読み始めたらどハマりした、という経験はたくさんあります。そういう出会いがないのはさみしい。

その点ではwebでよく見かける漫画の広告は秀逸です。何ページ分かが表示されるようなやつだと、その続きが気になってちょっとのぞいてみたりが起きます。

まず冒頭は大切で、そこで引き込む力を持っていなければいけない。

でもそれだけに頼っていたら、一番引きの強いパターンに収斂していってしまうので、その作品の面白さをアピールするいろいろな手段を考えなくてはいけない。

小説に関して言うと、もともと書き下ろし単行本が多く、冒頭で掴まなければ読んでもらえない状況で、それがwebでも引き続き、ということなのですけれども、やっぱり途中の面白さで出会うというパターンも欲しい。

バシバシと録画を消しながら、そんなことを考えていたのでした。

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