今週の漫画感想 覚醒
週末からのワクチン接種の副反応で、ヘロヘロで迎えた火曜日。漫画感想も一日遅れた。ジャンプ47号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。
まずはジャンプ。『逃げ上手の若君』。裏で着々と進むお話。どうなるのかな。
センターカラー『高校生家族』。バレー漫画だったり、将棋漫画だったり、気になる展開。殺しあいのらせんに生まれるのは鬼か悪魔か。
『破壊神マグちゃん』。ゆすぎ方w
『ウィッチウォッチ』。完全に意識の外からやってきた、すごい展開w この展開の教科書の方が、みんな一生懸命読むのではないか。
『あやかしトライアングル』。ヒロインががんばって身体を張ってピンチになって、そこにやってくる主人公。燃える展開。
お次はジャンプ+。『姫様"拷問"の時間です』第117話。姫様の超強烈そうな必殺技で壊しちゃうのかと思ったw
『2.5次元の誘惑』第95話。伏線が幾重にも張り巡らされてて、それが収束していく見事なシーン。見せ場に至る構成の仕方。山に近付いていくに従いタメを作っていくテンポの取り方。キャラ選択と彼女のコンプレックス、そしてゲーム中のセリフと彼女の想いなど、流れの重ね方。お見事。
という、ジャンプ47号とジャンプ+の感想でしたー。さてご飯食べて体力回復しないと。仕事あるんよ。21/10/26
ちょっと寒いなあとコタツ起動する水曜日。くるまりながら漫画読む。マガジン・サンデー48号の感想です。スレッドでつなぎますー。
まずはマガジン。『ダイヤのA』。こちらの先発もしっかり切って、さあ相手。野球のこのターン制はほんとに漫画に向いてる。
センターカラー『それでも歩は寄せてくる』。将棋盤に猫の手がいい感じ。
『男子高校生を養いたいお姉さんの話』。憧れの印税生活!
お次はサンデー。『よふかしのうた』。吸血鬼とその眷属の話は、ミドリとラヴ君のせいですっかりほのぼのイメージだったのだが、もう一気にやばい感じに。今まで抑えていただけに、狂気の発露がめっちゃ効く。
『古見さんは、コミュ症です。』。新たなドラマの予感。
『かけあうつきひ』。「よ」と「う」! いい演出。
というマガジン・サンデー48号感想でしたー。このままコタツでごろごろしながら一日過ごしたいが、そうもいかない。21/10/27
『2.5次元の誘惑』。めっちゃいい山場のシーンでした。
今までの話の流れとしては、まず覇権コンテンツのコスプレで併せをしようとしたら、一人メンバーが足りないので現地で誰かに声をかけよう、ということで始まり。
そしたら四天王と呼ばれる夜姫が、ちょうどいいことにそのキャラクター。ただし相手にはその気がない。めげずラブコールを送り続けると、夜姫はちょっとぐらついて、自分のコスプレしているこのキャラが作中仲間になったのは共通の敵がいたからだと、ふと思ったところで現実でも共通の敵になりそうな人が登場……という展開。
物語のうまさ、というのは、さあここからです。似たようなあらすじでも、おもしろいかどうかは作者の腕でがらりと変わります。そこが今回本当に素晴らしかった。
まず、共通の敵として登場したのは、753さん。まあ、この場に来れる他の四天王はこの人しかいないので、それは予想できる。
ここからがすばらしかったのです。まず山場に至るテンポの取り方。漫画は、回想シーンや場面にモノローグを乗せ溜めを作るなどの演出で、読者の感じる時間の流れをコントロールすることができます。これを使ってぐうっと盛り上げていった。
そして前述の本筋以外に張り巡らされていた伏線が、山場のコマに向かって収束していきました。まず753の以前のエピソードが、伏線として効いています。そして選んだキャラクターは初登場時、「鬼ザコ」「弱体化用合成素材」と散々な言われよう。ギャグ用のキャラだと思っていたら、これも伏線。しかもゲーム中のセリフが753のテーマと被っており、ああ、このキャラしかないんだというはまり具合。
ちなみに、2等身のデザイン、そのゲーム中のセリフ、そして嫌がらせ的に最初描かれていた決めゼリフの、このシーンでの効き具合に、たぶんこれがほんとのゲームだったら、僕がはまったのはこのキャラだろうなあと思いました(けなげキャラに弱い)
さて、最強の敵登場で、お話はどうなるのか。楽しみです。
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