偵察清水vs神戸・福岡と清水戦展望
ウチは勝ち点34の13位、清水は勝ち点32の15位。17位の湘南が勝ち点27で、お互い降格争いから脱出しきったとは言えない状態。ここは絶対負けられません! ということで、まずは偵察。
2021年J1第30節、清水0-2神戸。
出だしから神戸が押し込む展開で、すぐに先制点が入ります。9分、神戸は左サイドへ展開、縦パスに大迫選手が抜け出してクロス。ニアで武藤選手がダイビングヘッドで決めました。
その後清水もだんだん盛り返していって、拮抗した試合展開になりましたが、最後に神戸がとどめをさします。
87分、大迫選手にくさびが入り左へはたくと、佐々木選手がタイミングを見ながら、マイナスグラウンダーで折り返し。これをこの日ボランチに入っていた大﨑選手がダイレクトでシュート、ディフェンダーに当たりコースが変わってゴール。これで神戸が勝ち切りました。
清水はチアゴ・サンタナ選手がけっこういいシーンを作っていて、あれが決まっていればと惜しい試合となりました。
第31節、福岡1-2清水。
福岡はこの試合まで5試合負けなし。ここで勝てばJ1残留が決まります。過去のJ1シーズンは井原さんが監督だった年も含め、1年で降格となっていたため、初残留に王手がかかっている非常に重要な試合です。
しかし先制したのは清水でした。27分、スローインのこぼれをサンタナ選手が奪って西澤選手へパス。西澤選手がドリブルで運び、潰されたところを藤本選手が拾ってシュート。福岡のGK村上選手がセーブしますが、こぼれをサンタナ選手が詰めました。
後半に入りすぐの48分、清水が追加点。サンタナ選手のキープから藤本選手との連携で前を向き、サイドの西澤選手へ。西澤選手はそのボールをダイレクトで、ふわりとしたアーリークロス。これにカルリーニョス・ジュニオ選手が走り込んで合わせました。
その後攻勢を強めていた福岡が、81分に1点返します。波状攻撃が続いていた時間帯に左へ展開すると、左SBの志知選手がダイレクトのクロス。これは清水GK権田選手に取られるかなと思った瞬間、ジョン・マリ選手がその目前に足を伸ばしてボールをコントロール、ゴールに押し込みました。
さらにアディショナルタイムに入ってのラストプレー。福岡左からのFK。ファーでジョン・マリ選手が押し返し、逆サイドの奈良選手へ。少し低いボールに頭で行って外してしまいました。中途半端な高さで判断が難しいボールでした。直後笛が鳴って試合終了。清水はなんとか逃げ切りです。
これを踏まえて清水戦の展望です。間が空いて、調子を取り戻せているか。
守備では。
チアゴ・サンタナ選手が好調です。最近5試合で4得点。特にサイドからのクロスに合わせるのが上手い感じ。神戸戦では得点にはなっていませんでしたが、右サイドからのボールに対して惜しいシュートシーンを作っていました。しっかり抑えたい。
コンビを組む藤本選手は大型ポストプレイヤーのサンタナ選手とはタイプが違い、抜け出しに強みがある選手で、ちょうど補完できるいい関係。これもしっかり捕まえたい。
サンタナ選手に対してサイドからクロスを供給しているのは、右はMF西澤選手、左はSB片山選手です。特に西澤選手はクロスの精度が高いうえに、サイドに張りっぱなしではなく中にも入ってプレーができる、捕まえづらいタイプです。しかしここはしっかり受け渡して抑えたい。
攻撃では。
もうとにかく細谷君の4点目を熱望しているのです。U-22代表合宿では、練習試合2試合でどちらも得点。日本のエースの雰囲気が出ております。ぜひともこの試合でもズバッと決めて欲しいです!
この試合バイタルを攻略できるかどうかがキモのような気がします。クリスティアーノさんのズドンとものすごいシュートが決まるところが見たいです!
神谷君の調子が上がっています。2試合連続得点。この試合でもズバッと決めちゃってください!
降格争いから遠ざかるために負けられない試合!!
がんばって!!
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