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2021/10/06

J2感想 陸君心配

溜め込んでしまいました、J2J3感戦記。かなりの試合数なので、分けてお送りしたいと思います。まず本日はJ2、田中陸君です。

2021J2第24節、岡山1-0山口。

五輪中断明けとなったこの試合。中断期間に移籍がありました。岡山に以前清水にいたオーストラリア五輪代表ミッチェル・デューク選手。山口には山形から大槻選手が加入、こちらはシャドーで先発です。

岡山にはアカデミー卒の先輩、白井君。がっちり主力として働いています。この試合は右MF。陸君はボランチで先発して84分まで。

白井君の活躍は、まず18分。右へ展開したボールを受けてクロスを上げます。ファーで、ドンピシャシュートでしたが、GK正面。

53分には、白井君が右からカットインして左足のミドルシュート。これは上に外れました。

56分には陸君に見せ場。ビルドアップに参加していた陸君、ズバッとDFライン裏へロングパス。大槻選手が抜け出します。しかし岡山GK梅田選手が先にキャッチ。交錯する際どいタイミングでした。惜しい。

岡山の決勝点は78分。右CK、キッカーは白井君です。ニアで安部選手が競り勝ち、GK前で上門選手が押し込みました。

この得点後、攻勢をかけるため山口は陸君を後退させます。アカデミー卒対決は先輩の勝利となりました。

第25節は豪雨の影響で9月中旬に延期となりまして、第26節、群馬3-0山口。

試合の入りは山口でした。いいプレスで押し込んでボールを握ります。その中で14分、陸君にいいプレー。ダイレクトスルーパスをDFライン裏へ。高井選手が抜け出しますが、ラストパスが引っかかりました。惜しい。

すると直後15分、群馬に先制点が入ります。そして41分、45分と、追加点。群馬はやることが整理されていて、山口のポゼッションに対してカウンター狙いで、前線の選手がボールをうまく引き出して、点に結びつけました。

山口は後半、攻撃的な選手をどんどん投入して反撃に出ます。陸君もその中で69分に交代。しかし結局、完封負けとなりました。

第27節、山口2-1山形。

立ち上がりから山形ペースで試合は進みます。しかし先制は山口。その後同点にされますが、もう一度突き放す展開。

J2上位の山形の方がボールを握って攻め込む展開だったのですが、陸君はその中でしっかり守備で奮闘していました。2点目を取ってリードした直後の73分、山口は一気に三枚替えで逃げ切りをはかり、陸君もここで交代。

山口はこのあと、しっかり守り切って勝利。

第28節、栃木3-2山口。

栃木には新戦力として、鳥栖から豊田選手が加入。こちらがめっちゃ効いていました。4分にゴール前交錯プレーの隙を突き、バックヘッドで先制点。55分にはクロスをファーでヘッドで2点目。さすがです。

山口はボールを持てているけれど、栃木のカウンター狙いにはまった形。最後、栃木は5バックにして逃げ切り。

ただこの展開の中で、ここまでの試合だと陸君は攻撃的な選手と交代というパターンが多かったのですが、そのままフル出場。このままどの展開でも欠かせない選手に成長してほしいなと思います。

第29節山口0-1町田は、累積警告で陸君お休み。

第25節、山口4-1金沢。

大雨で延期されていた試合がここに来ました。前節の敗戦を受けて先発8名交代。陸君が池上選手とともにボランチを君でフル出場。快勝となりました。

この中で陸君の見せ場は、まず33分。サイドでボールを奪って高井選手とワンツー、DFライン裏へ抜け出すとそのままクロス。ニアに大槻選手が飛び込みますが、DFにブロックされてコーナーとなりました。惜しい。

38分には守備でも見せ場。金沢FW丹羽選手へ寄せて並走しながら激しいボールの奪い合い。向こうの方が大きいけれど負けずに何度もぶつかり合って、ボールはそのまま外へ出て山口ボールとなりました。とてもよい守備。

第30節、相模原2-0山口。

相模原はこの時点で最下位。ただ山口も降格ラインのそばで、まだ油断ができない状態です。その中で13分、28分と相模原はポンポンと先制、追加点。

陸君はビルドアップの時に最終ラインに落ちてさばくなど、よくボールに触って配球に活躍していました。しかし相模原はプレッシングと引いてブロックの守備の切り替えが的確で、山口はボールを持てていても崩すには至らず。

陸君は76分に交代。山口はここでダブルボランチ交代で、攻撃的な選手を増やして人数をかけて攻勢に出ますが、そのまま敗戦。

第32節、山口1-3長崎。

昇格争いをしている長崎と降格争いに加わってしまいそうな山口。力の差は歴然としており、試合開始から長崎が押し込む展開となります。そのまま15分、33分、60分と長崎が得点。

試合終了ほんとに間際の95分、陸君が攻撃の起点となります。相手のクリアに陸君は体をぶつけて競り合う相手のバランスを崩し、ボールを拾ってキープ、左へ展開します。島屋選手のクロスを大槻選手が左にはたいて池上選手がシュートを決めました。直後試合終了のホイッスル。

最後に一矢報いたけれど、相手のプレスがまったく緩まずずっとペースを握られ続けて、山口は完敗。

第33節、山口1-2ヴェルディ。

え、陸君がベンチにもいないんだけど、どうした。怪我?

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