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2021/10/11

ノーベル賞と地球温暖化の着地点

2021年のノーベル物理学賞を、日本人の眞鍋淑郞先生が受賞されました! おめでとうございます!

正確には眞鍋先生はアメリカ国籍を取得しています。過去の日本人ノーベル賞受賞者にも、南部先生や中村先生のように、向こうに渡って研究し、そのまま国籍を取得した人がいます。どうやらアメリカ国籍でないともらえない研究費があるんだそうで、そういうのも関係しているのでしょうか。

さて授賞理由は、眞鍋先生の気候シミュレーションモデルが、地球温暖化解明の礎になった、ということ。

ノーベル賞は社会に大きなインパクトを与えた研究に贈られています。確かにここ最近、山火事やら洪水やら温暖化の影響が考えられる災害が頻発。社会にインパクトを与えまくっています。

このブログを見ていただけていればおわかりの通り、僕はずっと地球温暖化の問題に関心を持ってきました。そして最近ちょっと、次のフェーズに進んだんじゃないかなと心配しています。

気候変動の問題が世間に広く認知されたのはいいのですが、深く考えていない単純な解決策が強弁されるようになったような気がする。何か、ファッションになってしまった。

自然エネルギーと言われる、風力発電と太陽光発電は、まさに自然任せなので、その不安定さが問題視されているのですが、そのあたりを無視。ちなみに、日本では東日本大震災の復興という目的もあって福島沖に実証研究用洋上風力発電施設が作られましたが、このあいだ採算が合わないと結論が出ていました。今年の冬に米テキサス州を大寒波が襲った時には、風力発電が凍結してしまい大停電。そもそも無風だけでなく強風でも止まるんですよ。

電気自動車へのシフトも性急すぎて怖いですね。バッテリーの性能や安全性が十分ではない気がするのです。いきなり爆発する事件もいくつも起きています。一度燃えると水と化学反応が起きるため、消化がとても難しいとのこと。

自然エネルギー発電もバッテリーに一度ためて安定供給できるようにするといいのではと思うのですが、そのためにはやはりバッテリー性能でもう一段のブレイクスルーが欲しいところ。つまりそちらにシフトする前に、そこの研究にもっとリソースをぶっこむのが先ではないのかなあと思うわけです。

さらに言うと、とにかく電気だという流れになってますけども、空気中の二酸化炭素を回収して液体燃料を作るという研究もあるんですよね。空気中の二酸化炭素を燃料にできるのなら、それでも温暖化は解決するわけで。内燃機関の技術開発は続けた方がいいような気がする。特に軍事的な意味において。

気候変動は社会を作り変えていくという点において、今回のノーベル賞は妥当だと思うんですけれども、まだまだ着地点は見えてないなあと思うのでした。

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