偵察FC東京vs仙台・神戸とFC東京戦展望
代表の試合がありまして、ちょっと間が空きましたJリーグ。このお休みが戦力の整備に充てられて、休み前のいい流れが加速するのか、それとも水を差された形になってしまうのか、とても気になるFC東京戦です。まずは偵察。
2021J1第26節、仙台1-2FC東京。
週中の試合だったので、先発メンバーをかなり変えてきたFC東京。
しかし試合開始からずっとFC東京が押し込む展開が続き、17分に先制点獲得。左CKに対してオマリ選手がうまくコースをとって走り込み、仙台CB福盛選手の前に身を乗り出すようにして、ヘディングを決めました。
それに対して仙台は後半62分。仙台がFKを獲得。この時、仙台CBアピアタウィア選手がゴール前に上がる途中、キッカーの上原選手と話していました。どうやら自分が狙っている場所を伝えていた模様で、FKに対しファーから走り込んでヘディングシュート。ちょっとゴールから離れていたのですが強く叩いて逆サイド隅へ。これで同点。
試合を決めたのはアディショナルタイムの92分でした。FC東京の右CKに走り込むオマリ選手を仙台CB福森選手が背後から押し倒してしまってPK献上。FC東京キッカーのディエゴさん、めっちゃフェイントを入れてPKを決めました。
結果を見ると全得点に両チームのCBの戦いが絡んでいました。オマリ選手の奮闘でFC東京が勝利。
第27節、神戸0-1FC東京。
古橋選手が海外移籍しましたが、そこに逆に海外から大迫、武藤、ボージャンと3人獲得した神戸。この試合は大迫選手が先発です。お金があるチームはいいなあ。
さて試合は。前半は神戸のポゼッションが64%と大きく上回っていたのですが、FC東京は元々カウンター狙いのチームなので、その狙い通りの展開とも言えます。がっぷり四つの印象で前半終了。
後半になって83分、決勝点が入ります。FC東京が押し込んでいる時間帯、ペナルティーエリア内の密集で田川選手からパスを受けたレアンドロ選手、狭いスペースで永井選手とワンツー、戻ってきたボールもダイレクトでシュートでこれを決めました。
うまい狙い通りの形でFC東京が2連勝となりました。
さてこのあと、FC東京はルヴァン杯がありました。映像は見ていないのですが、1-2、2-0で準決勝進出。いい感じでこの試合を迎えています。
あと試合内容とは別で、長友選手の帰還が発表されています。これもチームが盛り上がってそうだなあ。帰ってきてくれるの、うらやましいなあ。
これを踏まえてFC東京戦の展望です。最近調子いいのはミドルゾーンでブロック作って引っかけてカウンターの形が効いているからですが、FC東京もカウンター勝負のチームなので、どちらのカウンターが決まるか。
守備では。
とにかくまずカウンターを防ぐには、縦パス出させないこと。切り替えの速さの勝負です。縦を素早く、しっかり切りたい。
そして、外国人3枚、ディエゴ・オリベイラ、アダイウトン、レアンドロとの一対一に負けたくない。CB陣の活躍に期待。
実は外国人トリオよりも、永井選手の方が調子よさそうで危険なのではないかという偵察試合の感想。しっかり警戒。
攻撃では。
何人か怪我人が帰ってくるのではという予想なので、先発メンバーが読みづらいのですが。
どちらにしろ今一番調子よさそうなのはクリスティアーノさん。このあいだのらしい一撃はとても痛快でした。この試合もドカンと一発お願いします!
そしてこのあいだの記事でも触れました細谷君です。先発かどうかはわからないけれど、出番はありそう。そこできっちり決め切れるかどうか。ここで一段シュート精度を上げたいところです。がんばれ!
戻ってきてほしいのはハウルさんです。いない試合もがんばって勝ったのですが、ここから勝ち星をどんどん積み重ねるには、ハウルさんの活躍が必須です!
上り調子を続けたい!!
がんばって!!
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