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2021/09/09

日本vs中国 思ったよりも

思ったよりも悪くなかった。

W杯カタール2022アジア最終予選、日本1-0中国!!

仕事から帰ってくるのがちょっと遅くて、やることもあったので、リアルタイム視聴せず結果を確認してから見たのですが、試合後に悪い評価がけっこう流れていたのです。でも見た結果、言うほどじゃないんじゃないのかな、という感想。

前半日本がポゼッション率78%と、めっちゃ押し込んだ状態でした。ただこれはむしろ向こうの失態で、日本の攻撃を恐れたためにシステムが後ろ重心の5-3-2、2トップも完全に自陣に落ちていて、守備ブロックの設定が低すぎに。プレスも全然かからず、そのため、日本が非常に楽にボールを回すことができました。

後半は中国がちゃんとプレスに来ていて、解説でも言っていましたがこちらが普通の状態。ただその後半でも相手の決定機はほぼ作らせておらず、こちらの惜しいシュートは何本かあったので、もう1点決めていれば多分印象は楽勝になっていたのではないかと思います。

さてその貴重な1点に大きく関わっていたのが、右サイドMFとして先発した伊東君です。

まず得点前の38分。久保選手がミドルシュートを打ってゴールキーパーが弾いたところ、いち早く反応して伊東君が突っ込みボールをつついて大迫選手へ。ただ大迫選手のシュートがポスト直撃。

この至近弾は決めたかったなあと見ていたところ、直後40分に伊東君がボールを受けて縦へ突破、単純にスピードで相手をぶっちぎってクロス。これを大迫選手が足を伸ばして合わせて、取り直しのゴールを決めました。

ただこの活躍のあと、後半に入って57分に伊東君にイエローカード。ボールには先に触っていてその後の交錯なので、ちょっと不可思議判定です。これにより累積で次節出場停止となりました。伊東君はこの2戦、裏を取ったりプレスのスイッチ役になったり、チームの中で非常に重要な働きをしていたので、次の試合がちょっと心配です。大丈夫かな。

さて試合の感想はここまでで、ちょっと周辺の話題をいくつか。

前回、ゴール裏からの画像の裏番組が面白かったと書きましたが、今回ちらりと見たところ、ゴール裏からの戦術映像ではなく普通の裏番組な感じだったので、メインチャンネルで視聴しました。中村憲剛さんは今回メインの解説でした。ゴール裏戦術映像解説を定番にしてほしいなあ。

さらにサッカーとちょっと外れますが、中国の事情が気になりました。まず今回の開催地がカタール。中国のホーム扱いです。コロナ対策でとのこと。この他でも中国のコロナ対応が過敏なのが、どうも怪しい感じがします。公称よりも感染者が多いか、海外で言われているように中国製ワクチンの効きが悪いか、何かありそう。

もう一つは経済関連。中国のメンバーに帰化選手がたくさんいました。その筆頭がFWで先発のエウケソン選手。広州恒大→上海上港→広州FC(広州恒大がチーム名変更)と、長く中国でプレーしていて、ウチも対戦経験があります。2013年のACL準決勝で広州恒大にホーム&アウェイ2戦計1-8とぼろくそにやられた時に、第2戦で点取られてますね。2015年にも広州恒大で対戦。中国のクラブは広州恒大を筆頭に、豊富な資金力で有力外国人選手を多く抱え、ACLでも強敵だったのですが。

その資金力が怪しくなってるなという話がいくつか。現在、恒大集団がデフォルトして吹っ飛びそうというニュースが流れています。他にも前年度優勝の江蘇FCが資金難で解散したりとか、明らかにお金の流れがおかしい。

Jリーグで同ポジションと考えると、資金力No.1の浦和を擁する三菱グループが吹っ飛びそうで、昨年優勝の川崎が親会社富士通の業績不振で解散、という話ですからね。サッカー関係でなくても大きな経営破綻の話がいくつも出ています。それも日本で同ポジションの会社はあの辺かなと考えたら、もうバブル崩壊どころの騒ぎじゃない。

資金力での中国優位がなくなっていくのでしょうか。注目なのです。

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