偵察広島vs神戸・Mと広島戦展望
いい流れのまま来まして、迎えます広島戦。このまま連勝を伸ばしたい。まずは偵察。
2021J1第24節、広島1-1神戸。
こちらは大雨で延期していた試合。代表活動期間中ですけれども開催されました。
神戸の1トップに海外帰還組の武藤選手が先発。お金があるクラブはいいなあ(2度目)
広島は怪我人やコンディション不良などで、何人か先発変更してスタート。前半から神戸にボールを持たれますが、広島はそれを織り込んでの守備からカウンターの狙いなので落ち着いており、シュートはあまり打たせていませんでした。
けれど後半に入ったところで広島にさらにトラブル。57分、神戸・佐々木選手のドリブルに、広島ボランチのハイネル選手が少し遅れて足裏を見せたタックル。これが2枚目の黄紙となって退場です。前半にもらった1枚目は異議での要らないカードだったのでもったいない。
10人になった広島ですが、しかしそれでも先制します。66分、くさびのパスをドウグラス・ヴィエイラ選手が収めて反転、そこで押し倒されてFK獲得。東選手がこれを直接決めました。
しかし神戸も72分に追いつきます。左SB初瀬選手がサイドでボールを受けると、切り返して右足でインスイングのクロス。これをニアに走り込んだ佐々木選手がフリックしてゴール。
試合はこのまま引き分けで終了。広島は追いつかれ同点にされてしまったのですが、メンバー変更や退場などがあり不利だったことを考えると、がんばった引き分け。
第28節、広島1-3マリノス。
先制したのは広島でした。8分、左サイドに出たボランチの土肥選手から、DFライン裏へクロス。そこへ飛び出したシャドーの東選手が、斜め後方からの難しいボールをダイレクトでシュート。これはポストに当たりますが、跳ね返りをドウグラス・ヴィエイラ選手が押し込みました。
しかしここからマリノスの攻撃力が炸裂します。36分、落としを受けたマルコス・ジュニオール選手がドリブルでペナルティーエリアの手前まで運び、ファーを狙ったミドルシュート。これを前に入っていた前田選手が触ってニアにコースを変え、GKの逆を取ってゴール。
前半アディショナルタイムに逆転弾。左CKにCB實藤選手がマーカーと競り合いながら体を預け、オーバーヘッド気味に右足アウトで合わせるスーパーゴールを決めます。
そして後半60分。ゴール正面ですが少し離れた位置でFK。これをレオ・セアラ選手が強烈な一撃で決めます。
広島はこのあと前線に選手を入れて反撃を試みますが、点は取れず。さすがの破壊力を見せてマリノス逆転という試合でした。
これを踏まえて広島戦の展望です。
守備では。
広島もFC東京と同じくカウンターに強みがあるチーム。ロースコアゲームになりそうなので、まず守備陣がしっかりこらえていくことが大切です。特に切り替えの速さでは上回りたい。
ボランチの青山選手は、攻撃の起点として1本の縦パスで裏を取らせることができる選手。自身が上がっていってのミドルシュートもあります。ここはしっかり抑えたい。
1トップに入っているのはドウグラス・ヴィエイラ選手です。189cmの大型FWですが、足元は柔らかく、ボールがしっかり収まります。あとボールに対して体を入れるのがうまく、何度もファールをとってFKのチャンスを獲得していました。対応には厳しさと繊細さの両方が要求されると思います。CBのみんな、がんばって!
調子がよさそうな選手の筆頭が東選手です。偵察した2試合では、左CB、シャドー、左アウトサイドと、いろいろなポジションをこなせるポリバレント性を見せていましたが、この試合では左サイドかシャドーか。キック精度もありますし、裏へ飛び出すスピードも秀逸なので、しっかりと目を離さず。
攻撃では。
細谷君がここで一気にブレイクしてくれると嬉しい。ですが相手3バックはフィジカル的にも能力が高い3枚。特に中央の荒木選手は昨年オルンガさん相手にも引けを取らなかったことが印象に残っています。そんな相手から点を取れれば本物です。がんばって!
クリスティアーノさんの好調は続いています。相手も守備時5バックなので、その手前から崩したい。ドカンとミドルがまた見たいです!
瀬川君もいいミドルを持っているので、一発決めちゃってください!
これで勝ったら勝ち点並ぶ!!
がんばれ!!
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