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2021/08/13

今週の漫画感想 同志

酷暑厳しい火曜日。家に引きこもって漫画読む。ジャンプ36・37合併号とジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。『僕のヒーローアカデミア』。最後の決意の表情がいい感じ。

『アオのハコ』。やばい。猛烈なヒロイン逆転来た。

『レッドフード』。人狼よりもすごいものがうろうろしている世界観だった。背負い蟹、いいデザイン。

センターカラー『ウィッチウォッチ』。まさか正体そう来るとは、びっくり。

『逃げ上手の若君』。これは無理だなあと思わせておいて、そこに絡んだエピソードでその無理にまっすぐ切り込ませる展開。うまい。

『あやかしトライアングル』。姿は見せていたので、そこは意外ではないけれど、どうやって現代にという種明かしはうまく伏線張ってあって、なるほどと納得。うまい運び方。

『破壊神マグちゃん』。マグちゃんめっちゃ便利w

お次はジャンプ+。『SPY×FAMILY』第51話。はは、大ピンチ。アーニャは気づくのか。ちちは助けてくれるのか。ばれたりしないのか。いろいろ撒いてあるので、めっちゃ気になる。

『姫様"拷問"の時間です』第108話。ほとんど出オチのような状態で、どうなるかは分かった後の、演出の力技、好きw

というジャンプ36・37合併号とジャンプ+の感想でしたー。やばい、外気温38℃ある。もう買い出しにも出たくないレベル。21/8/10

『アオのハコ』。いい表情描けてる漫画はいいなあと、読んでいたのですが。

ただ、ちょっと懸念していたことがあり。

それが今週、ドドーンと来ました。

蝶野雛さんが、ヒロインポジションに。

やばい。

何度かここに書いていますけれども、ラブコメ漫画が苦手です。え、でもラブコメ漫画の感想けっこう書いてない? と思われたかもしれません。そちらもその通り。そこには大きなジレンマがあるのです。

たいがい主人公がモテモテのハーレムになって、するとヒロイン側に泣く子が出てくる。僕は漫画を感情移入して読むタイプなので、ヒロインかわいそうなの、嫌なんですよ。

ところがこの「感情移入」というのがポイントで、恋愛感情という気持ちの問題がテーマになる漫画を描く人は、その辺の表現がうまかったりします。つまり、僕の好きな表現をしてくれる。なので「うまいなあ」と感心して、感想を書く機会が生まれる。途中の表現は好きだが、結果が嫌。これが大きなジレンマ。

しかも困ったことに、なぜか僕は、第二、第三ヒロインの子が好みなことが多い。もう追っていったら、悲しい思いをすること確実なのです。

『ニセコイ』はネームうまいなーと感心しながら見ていたけれど、ラストは最悪だった。漫画のセオリー通りなんだけど、小咲ちゃんかわいそう。実は、もう万里花でいいじゃないかと思っていたけど、さすがに第四ヒロインでは厳しい。

その点、『ぼくたちは勉強ができない』は最高だった。一巻途中から出てくる第三ヒロインのうるかが一番けなげで、何とかなってほしいと思ったら、びっくり大逆転でメインヒロインの座を射止めた。しかし猛追を見せた他のヒロインがかわいそうだなと思っていたら、なんとマルチエンディングという荒業。かわいそうな子が一人もいなかった。もうモテモテハーレムの時点で都合のいい幻想なんだから、ここまでやっちゃってくれて構わない。

でもなあ。『アオのハコ』はああいう、「漫画だから」という強引な荒業使わなそうな作品だもんなあ。

おちゃらけ自由人みたいなポジションで出てきて、でも友達思いでいい子だねという印象を与え、周りの人が、あれ、大喜のこと好きなのでは? と気づいちゃう顔見せて、でも本人は気づいていない。さらにおちゃらけて余裕を見せる仮面の下では、周囲の期待に押しつぶされそうになっていて、大喜と千夏先輩が励まし合う同志だと知って、自分の孤独にぽろりと涙を流す。

かなり強烈な、ヒロインとしてのキャラの立ち方しましたよ。どうなっちゃうんだろう。

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