大雨前線
大雨が日本各地で降り続いています。中国から日本上空にかけて、停滞前線が居座っているのが原因。
あんな凄い猛暑だったのに、実は今年の太平洋高気圧はちょっと勢力が弱く、現在日本上空を覆い切っていない模様。その結果、北からの高気圧と日本上空でぶつかり合って、停滞前線ができています。
それが顕著に出たのが北海道。稚内では、8/7は最高気温31.6℃という、日本の北端とは思えない真夏日。ところが次の日の最高気温は17.9℃。さらには8/12早朝に最低気温2.6℃を記録したところがあったとのこと。もうちょっとで冬日です。ものすごい気温変化。天気図を見ると、上空を覆う高気圧が、南のものから北のものに入れ替わっています。
これは秋雨前線ということか。でも早すぎるし降りすぎです。
気温が高い状態だと、大気により多くの水蒸気を含むことができるようになり、雨の降り方も激しくなります。地球温暖化というと、字面から温度が上がることに意識が行きますが、一番影響があるのはこちらの、雨の降り方のほうなのではないかと思います。
梅雨前線とか秋雨前線と言ったら、本来はしとしとと降るイメージなはずですが、そんな風情はどこへやら。
西日本を中心に、どしゃ降りで浸水、がけ崩れなど災害が続いています。少しでも被害が少なくすむといいのですが。
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