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2021/07/03

偵察Mvs鳥栖・徳島とマリノス戦展望

前節劇的な勝ち方をして連敗を止めました。五輪による中断まであと二試合。いい形で終わりたい。まずは偵察。

2021J1第19節、マリノス2-0鳥栖。

ポステコグルー監督がセルティックの新監督にということで退任。松永新監督となっています。ルヴァンは1試合指揮を執っていて、リーグ戦はこの試合が初戦。

双方ハイプレスで真っ向勝負となりますが、だんだんマリノスが優勢に。前半は0-0で終わりますが、後半スコアが動きます。

63分、プレスでボールを奪ったマルコス・ジュニオール選手、そのままドリブルシュート。対面のDFが柏アカデミー卒の島川君。ブロックに入りますが、当たったボールはコースが変わってゴールイン。

87分、奪われた瞬間からマリノスがプレスに入って高野選手が取り戻し、すかさずパス。和田選手が抜け出して中をちらっと見てボールを蹴ると、これがゴールイン。ヒーローインタビューで「恥ずかしいので、狙ったということにしてください」と言っていたのでミスキック? ただしこれは効果てきめんで、鳥栖GKパク・イルギュ選手はクロスを予想して一歩前に出ており、逆を突かれました。

他にもオフサイドで取り消されたシーンもあって、追加点のチャンスはまだありました。マリノスの完勝です。

第20節、徳島1-0マリノス。

こちらも双方前からプレスに行くチーム。そしてやはりマリノス優勢に。

27分マリノス先制。左CKをファーで畠中選手が折り返し。これを徳島の杉森選手がクリアしますが、目の前にいた味方の岸本選手に直撃、はね返ってオウンゴールとなってしまいました。

得点はこの1点だけでしたが、試合は終始マリノスが優勢。こちらも完勝という印象でした。

さて、これを踏まえてマリノス戦の展望です。

マリノスは新監督になりましたが、大きくサッカーは変えていません。ハイラインハイプレスで、前の選手の速さを生かしてズバッと入れてくる。むしろより速くなっているような気がします。

守備では。

まず相手より自分たちの問題が気になります。大逆転勝利となったのですが、守備自体は2失点の他にもVARに何度も助けられていて、けっこう破られています。マリノスの前線、前田、オナイウ、エウベルの3人はスピードがあるので、やりたい放題やられるとまずい。しっかり捕まえること。

そしてその3人を操るトップ下、マルコス・ジュニオール選手をどう消すか。運動量が多く、幅広くポジションを取ってきます。フリーにしない。

ちなみに、この4人が交代したあとも、水沼、レオ・セアラ、仲川、天野とまったく遜色ないクオリティなので、90分間アラートで。がんばって!

攻撃では。

まず鍵になるのがハウルさんではないかと思われます。怪我前の試合で見た時には、サイズが大きく、正確なポストプレーはあるけれど、スピードはいまいちかなーと思ったのですが、復帰までにコンディションが上がり、スピードも上がった印象。前線のターゲットとしてかなり期待が持てます。ファーストトップがはまらないまま今季来ているのですが、ハウルさんがはまってくれれば大きく改善します。

ただ、前節の湘南はバックラインのサイズがあまりないチームでした。マリノスの畠中&チアゴ・マルチンスはサイズもスピードもあるフィジカルモンスターコンビです。ここに五分とかそれ以上の働きを見せてくれたら、めっちゃうれしい。がんばって!

そしてここでも、バックラインに注目です。マリノスのプレスはかなり速く、たもたもしてると餌食になります。ビルドアップをいかに的確に行えるか。相手をはがすことができるか。上島君が一番うまいと思うんだけど、出番あるかな。

前節勝利をつなぎたい!!

がんばって!!

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