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2021/07/06

ユーロ2020その5 イングランド大勝

さあ準々決勝、4試合です。

スペイン1-1(PK3-1)スイス。

先制点はオウンゴールでした。スペイン右CKがペナルティエリア外へ流れていき、アルバ選手がダイレクトミドル。これがスイスのザカリア選手に当たってコースが変わりゴールイン。前半はこのままスペイン優勢で進みました。ただ、シュート自体はあまり打ててない展開。

後半に入るとスイスが盛り返してきて、68分。スイス右サイドからの攻撃をスペインCBラポルテ選手がカットしますが、味方に当たってしまいスイスのフロイラー選手の足元へ。これを中に折り返してシャチリ選手が決めました。スイス同点。

しかしこの流れが77分に一転。スイスのフロイラー選手がスライディングタックルで勢い余って相手を蹴ってしまい、赤紙一発退場。スイスが数的不利に。10人になったスイスですが、ここから守り倒します。同点のまま延長へ、そしてその延長もしのいでPK戦へ。

スイスはGKゾマー選手が当たっており、数的不利からの大逆転が期待されましたが、スペインGKシモン選手がさらに活躍。スイスを退けてスペインがベスト4進出です。

イタリア2-1ベルギー。

ベルギーは前節ケガで交代した二人のうち、デ・ブライネ選手は出場できましたが、E・アザール選手はダメでした。

試合はイタリア先制。31分、ゴール前へのロングボールをベルギーが跳ね返しますが、イタリアが奪い返し、パレッラ選手が相手に囲まれながらも強引に突破してシュートを決めます。44分には追加点。左サイドを持ち上がっていくインシーニェ選手が、内側にカットインしてそのままミドルシュートを決めました。

これに対してベルギーも前半のうちに1点返します。前半アディショナルタイム、ドク選手が左サイドをドリブル突破、ペナルティーエリアに進入するところで突き飛ばされてPKを獲得。これをルカク選手が決めました。

さあ面白くなってきたところで後半に突入。ここで力を見せたのはイタリア伝統の守備力です。攻撃的になったと言われるイタリアですが、守備での粘り強さは健在。ゴール前での際どいシーンをしのいで逃げ切りました。

デンマーク2-1チェコ。

下馬評を覆してベスト8に残ってきたチーム同士の対戦。

まずはデンマークがリードを奪います。5分、右CK。周りが動く中、一人動かなかったデラネイ選手。フリーになってヘディングを決めます。42分には、左サイドをメーレ選手が裏へ抜けて、右足アウトサイドでタイミングを外すいきなりのクロス。ファーでドルベリ選手が押し込みました。

それに対して後半開始からチェコが波状攻撃を仕掛けます。そして49分、右サイドからのクロスをシック選手が右足ボレーで決めました。

この後一進一退の攻防が続き、デンマークが逃げ切り。

イングランド4-0ウクライナ。

さて、ごひいきイングランドですが、エースストライカーのケイン選手が大爆発です。

開始早々の4分、左サイドでスターリング選手が、体を当てられながらもバランスを崩さずカットインしてスルーパス。これに反応よくケイン選手が飛び込んで、足先で押し込みました。

後半開始早々にマグワイア選手が左サイドFKからヘッドで決めて追加点を取った直後の50分、左サイドからショー選手のクロスをケイン選手がヘディングで決めました。さらには63分、相手のクリアボールをケイン選手がダイレクトボレー。これはGKのファインセーブに防がれ、CKを獲得。これがヘンダーソン選手の得点につながりました。

イングランドは守備も安定し、またもや完封。得点源の調子が上がってきて守備が安定となれば、このあとはホームで2試合ですし、期待が高まります。がんばって!

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