偵察湘南vsG大阪・浦和と湘南戦展望
江坂さんの浦和移籍が正式に発表されました。
大ピンチですよ。めっちゃ心配しています。
だけど応援するしかないので、まずは偵察。
2021J1第19節、湘南0-0G大阪。
ACLの影響で前倒しになった試合。
スコアレスドローで終わりましたが、全体的には湘南の方がチャンスがあった印象です。28分、湘南の右ロングスロー。競ったボールはファー山田選手へ。うまくターンしてシュートを放ちますが、これはポスト直撃。88分、湘南がDFラインからロングボール、右サイドの畑選手が抜け出してグラウンダークロス。これがゴール前を横切って、逆サイドの高橋選手がシュート。G大阪GK東口選手がセーブ。
ここで中断期間に入りまして。
第18節、浦和2-3湘南。
こちらは前節の偵察で見た試合。湘南の立場からすると、前からのプレッシングがはまったと言えるでしょう。ミスを逃さず奪っての形で逆転まで持ち込みました。
これを踏まえて湘南戦の展望です。湘南は3試合連続ドローで中断期間に入って、ルヴァン杯1勝1敗(トータルで敗退)、天皇杯勝利、そして再開した試合で勝利。スキャンダル的な監督交代以降も基本的には湘南スタイルを捨てていないため、苦しい時でも選手がぶれないなあというのが見ていての印象です。そこにウェリントン選手という前線の核を得て、かなり上向いてきたなという感想。
それに対して我々の側の整理をすると。ウチは逆にオルンガさんという攻撃の核を失い始まった今季。強烈なロングカウンターという武器がなくなったので、もうちょっと自分たちでボールを持って、というスタイル変更を迫られましたが、うまくいっていません。まあ、簡単にポゼッションスタイルにできるなら、どのチームも苦労しないので、これは仕方ない。
しかも、ここに、春先の緊急事態宣言で新外国人選手が合流できなかったり、怪我人が出たり、さらにはコロナ感染までありました。4月に3連勝して、一瞬形ができたかなと思ったんですが、新外国人選手たちを一気に合流させようとして、また手探りになって今に至る、という印象です。
しかもこの時期に、パスサッカーの司令塔となる江坂さんを奪われました。大ピンチです。
こうなると、一度整備しやすい守備から入って、サッカーを整理していった方がいいのではないかと思っています。さらに江坂さんはいなくなりましたが、瀬川君、そして戸嶋君という切り替え早く前に出ていける人たちが帰ってきたので、選手層的にもそっち寄りの構成にしてった方がいい気がする。
ということで守備では。
まず、守備をしっかりして、ロースコアゲームに持ち込めるかに大注目。それが勝率を上げる近道。
そのためには、まずウェリントン選手に要注意。とにかく強い。ロングボールのターゲットとしても、クロスのターゲットとしても存在感を発揮しています。一発大技で点を奪う怖さもあるので、しっかり放さず。
あと湘南と言えば、前線にどんどん走り込んでくる思い切りのいい攻撃。その中でシャドーの山田選手に注意したいところ。高い技術と運動量を併せ持ち、思い切りのよいシュートも見せます。
右サイドの岡本選手も、突破のみならず中まで入ってきてのシュートがあるので、見失わないように。
攻撃では。
湘南はどんどん前からプレスに来ると思うので、まず攻撃の第一歩のところ。後方でのビルドアップに注目。特に古賀君は、プレスに来られても外せる足元の技術と、一発でひっくり返すロングボールの精度があります。キーマンの一人だと思います。
オルンガさん、江坂さんといなくなったら、もうクリスティアーノさんが決めてくれないと話が始まらないのです! ドカンと一発お願いします!
瀬川君がチームを救ってくれたらうれしい。
とにかくまず連敗ストップ!!
がんばれ!!
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