偵察浦和vs名古屋・湘南と浦和戦展望
緊急事態です。江坂さんの浦和移籍の話が出ています。
そんなニュースが流れた時にやってくるのが、なんの運命のいたずらなのか浦和戦。絶対に負けたくない。まずは偵察。
2021J1第17節、浦和0-0名古屋。
双方うまく相手の長所を消している感じで進んだ試合。若干名古屋の方がチャンスを作れている感じでした。
27分の名古屋、中盤の競り合いから裏へボールが出て、山崎選手が抜け出してシュート。浦和GK鈴木選手が止めました。80分にはボールを持った柿谷選手が、シュートフェイントをかけながら溜めに溜めてポンと縦へ。そのパスを受けた斎藤選手が、間髪入れずのいきなりのシュート。ポストを直撃。これが一番惜しかったシーン。
結局どちらも、点を決めきることはできず、スコアレスドローとなりました。
第18節、浦和2-3湘南。
先制したのは浦和です。9分、小泉選手から明本選手へ縦パスが出て、左からクロスが上がります。前線に残っていた槙野選手がDFと絡んで潰れますが、ごちゃっとなった足元のボールを横へかき出して、ユンカー選手が決めました。
しかし27分、湘南同点。浦和のビルドアップにプレスに行き、ウェリントン選手がボールを奪うと、パスをつないでいってそこに走り込んだ山田選手がダイレクトシュートを決めました。
53分、浦和が再度先行。湘南の波状攻撃が続く中、セカンドボールを頭で落としたユンカー選手。小泉選手のリターンを受けて抜け出し、カウンター。前に出てきたGKの頭上をループシュートでかわす、見事なゴール。
ユンカー選手はその後も大きなチャンスを作り続けますが、GKに防がれたりポストを叩いたりで惜しくもハットトリックにならず。これが試合展開に響きました。
70分、湘南同点。左サイドからのクロスをウェリントン選手がGK手前で競り勝ってフリック。これが見事にゴールイン。さらに87分、浦和GK鈴木選手がビルドアップでパスミス。奪った湘南がそこから波状攻撃。梅崎選手が左からクロスを上げ、はね返されたところ岡本選手が拾ってシュートを決めました。
湘南の勝利は前からプレスにいく意識の賜物です。スキャンダル的な監督交代があっても、湘南スタイルを捨てずにがんばってきたからこそ得られた強みだと思います。このタイミングで浦和戦が来るのもなんですけれども、その浦和がスタイルを貫いた湘南に負けたタイミングだったというのも、とても示唆的。サッカーの神様に試されているなあと思います。
さて、これを踏まえて、浦和戦の展望です。
守備では。
まずは新戦力のユンカー選手です。初出場の試合から点を取り続け、名古屋戦で連続得点は途切れましたが、6試合7得点。湘南戦でも2得点で、あわやハットトリックというシーンもいくつもありました。でかくて速くてプレーも正確。要警戒です。
トップ下の小泉選手。ぶっちゃけ江坂さん獲得のニュースを見たときに、浦和はお金を使うなら他のポジションじゃないかなーと思いました。ポジションもタイプもかぶってるからです。ボールを運べて急所にパスを通せる。違いを生み出せる選手です。要注意です。
怪我で出遅れていた興梠選手。さらにそこにユンカー選手の補強で、出番が限られていましたが、この間の湘南戦の交代出場で、2トップが実現。これが機能したらマジで怖い。しっかり抑えたいところ。
攻撃では。
オルンガ、江坂という昨年の得点源2人がいなくなってしまうのなら、残ったクリスティアーノさんが爆発してくれないと始まりません。ドカンと1発、お願いします!
アンジェロッティさんががっちりフィットしてくれることも重要。ファーストトップとしては、もうちょっと裏抜けのタイミングがあってほしいところ。がんばって!
江坂さんがいなくなった時の同タイプとして、筆頭は神谷君です。すでにセットプレーのキッカーとしては、チーム随一の期待を持てる存在。あとは流れの中での決定的なパスと、自身の得点がほしいところ。がんばって!
とにかく負けたくない!!
がんばれ!!
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