日本代表vs日本代表
史上初のカードが組まれました!
日本代表3-0U-24日本代表!!
本来は日本代表vsジャマイカ代表の試合が予定されていたのですが、ジャマイカの欧州組が日本の求める方式ではないPCR検査で陰性証明書を発行されていてコロナ防疫に引っ掛かってしまい、10名しか入国できずに試合が流れてしまいました。そこで急遽組まれたのがこのカード。兄弟対決です。
どちらもファーストユニフォームは回避し、フル代表は水色の日本代表100周年記念ユニホーム。U-24代表が白のセカンドユニホーム。なんとなくウルグアイvsイングランドな色合い。国家斉唱も二度あってもしょうがないので一度だけです。
試合は、さすがにフル代表が年代別代表に負けるわけにはいかないので、貫禄を見せる形となりました。
ただこれは、U-24代表にとって、とても大きな一戦でした。この中断期間に2試合予定されているのですが、そこでもう1試合。この6月のシリーズで最終的なメンバーに絞り込む予定なので、選考される選手にとってはチャンスが増えた形です。
そこで大注目の古賀君は、後半78分、交代で出場。安定したプレーを披露しました。右サイドからのクロスに左から詰めるシーンもあり、あそこでシュートに持ち込んで決めていればめっちゃアピールになったんですけれども、惜しい。
オーバーエイジに、酒井君、吉田選手、遠藤選手が発表されています。CBには富安選手がすでにフル代表でもレギュラー。相方にいつもの相棒吉田選手で右に酒井君が来ると、4バックのうち3枚がフル代表スタメンです。そしてボランチの1枚に遠藤選手。現在ドイツ・ブンデスリーガで1対1のデュエル成績ナンバーワンで話題になっています。
日本のポジション的に難しいなといつも思っているのが、アジア予選では押し込むことができるので攻撃的に行けるのに、世界大会となるとそうもいかないこと。以前よりは本大会でもポゼッション率が改善されていますけれども、勝ち進めば押し込まれることを想定しないといけない。予選と本戦で違うサッカーをしなければいけないというところが難しい。
そこを踏まえて守備陣にテコ入れするのは、とても理にかなっているいい手だと思います。
さて、すると左SBの候補の中でCBとしても守れる守備力を見せる古賀君は、その狙いにフィットしていてけっこういいポジションにいるのではないかと思います。あと2試合、めっちゃアピールしてほしいです。
チーム全体を眺めてみると、一つ鍵になるのではないかと思うのが、前田選手です。押し込まれた時にロングカウンターの先鋒となることができます。ばかっぱやです。特に今季マリノスでは、課題であった得点力の向上を見せていて、すでに9点取っています。
ロンドン五輪での躍進は、永井選手のスピードを活かせたことが理由のひとつとしてあるのではないかと思います。逆に永井選手が打撲してキレを失ったところで終わってしまったんですけれども。
前田選手であれば、あのスピードにまったくひけをとらず、世界大会で外国人選手相手によーいドンで競争しても勝てると思うので、選ばれるかどうかに注目しています。
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