偵察神戸vsC大阪・浦和と神戸戦展望
前節マリノス戦は守備の形を取り戻して引き分け。さあ次は勝ちたいところです。そこで迎える神戸戦、まずは偵察。
2021J1第14節、神戸1-1C大阪。
前半はC大阪のペースで進んで、0-0で終了。すると後半開始から神戸が攻勢をかけてきます。さらに途中交代でイニエスタ選手を投入すると、ボールがどんどん回るように。
しかし先制したのはC大阪。75分、左サイドでつなぎながらタイミングを見計らって高木選手がクロス。これをファーから走り込んできた坂元選手がGK手前に飛び込んで、ヘディングで決めました。
神戸はその後、個の力のある外国人選手を交代でどんどんと投入し、攻勢を強めます。そして迎えたアディショナルタイムの96分。GKのロングキックに合わせて、菊池&フェルマーレンの両CBとも上がっていって、もう最後の総力戦。これが実ります。菊池選手がヘディングで前方へ、ゴール前で攻防があり、そのこぼれをフェルマーレン選手が強烈なミドルシュートで同点弾。
試合はそのままキックオフせずに終了。神戸は本当のラストプレーで同点に追いつきました。
第15節、浦和2-0神戸。
リンコン選手とイニエスタ選手が初スタメン。イニエスタ選手が入るとやはりボールがよく回ります。前半は神戸優勢で、浦和はかなり受けた形で終了。
後半に入ると浦和が交代で小泉選手をトップ下に投入。これにより攻撃が改善され、浦和もボールが回るようになります。
後半開始早々の47分、浦和先制点。左サイドから汰木選手がクロス、田中選手がヘッドで決めました。85分には追加点。左CKのクリアをもう一度ゴール前へ放り込むと、バウンドして流れたボールをユンカー選手がボレーで叩き込みます。
前半劣勢だった浦和が後半うまく盛り返して、終わってみれば理想的な勝利となりました。
これを踏まえて神戸戦の展望です。
守備では。
まず、何と言ってもイニエスタ選手です。いるといないでは、ボールの回り方が全然違います。交代出場でコンディションを整えながら、前節先発に復帰しました。ただ、週中の試合なので、先発か交代出場かは不明。とにかく出てきたらしっかり寄せて、気持ちよくボールをさばかせないこと。
現在の神戸の一番の得点源が古橋選手です。特にカウンターでの裏抜けは脅威です。常にアラートで、しっかり捕まえて。
攻撃陣の層は厚く、特に外国人選手。リンコン選手は痛めたっぽいのですが、ドウグラス、マシカと、交代で出てくるのは厄介です。しっかり対応したい。
攻撃では。
前節同様、まず狙いは、しっかり守って手詰まりにさせておいてのカウンターだと思います。ただ、神戸CB菊池選手がスピード抜群で、カウンターの芽を摘んでいます。単騎駆けではなく、分厚いカウンターにできるかどうか。
司令塔江坂さんの一発には引き続き期待です。ズバッとお願いします!
ドッジさんの持ち上がりも目立ってきています。そのままドカンと決めてください!
神谷君は今度こそバシッと決めて!
上向きに持ち込みたい!!
がんばって!!
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