偵察横浜FCvs名古屋・徳島と横浜FC戦展望
ルヴァン杯浦和戦の勝利で一息つきまして、さあ、リーグ戦も勝っていきたい横浜FC戦です。まずは偵察。
2021J1第5節、名古屋3-0横浜FC。
入りは横浜FCがよかったけれど、その後ずっと名古屋が押し込む展開で前半は終了。後半の冒頭も横浜FCがいい入りを見せますが、やはりペースを名古屋に掴まれていくと。
52分、横浜FCのサイドへの展開をかっさらって、名古屋左SB吉田選手がGKとDFの間にボールを送ると、ファーの前田選手がスライディングで押し込み先制。
63分にはカウンターから相馬選手がドリブルからシュート、横浜FCのGK六反選手が弾くけれど、拾ったマテウス選手がゴール左上隅にうまいシュートを決めます。
さらにアディショナルタイムに入った94分、マテウス選手が強烈なミドル。これは六反選手が防ぎますが、ゴールライン際でこぼれを拾った相馬選手がGKの頭上を越えるふわりとしたクロス。ファーで山崎選手が押し込みました。
横浜FCの完敗となりました。
第6節、徳島2-1横浜FC。
どちらもまだリーグ未勝利で勝ちが欲しい決戦。しかしそんな重要な試合で横浜FCにアクシデント。開始早々の15分、クレーベ選手が脚を痛めて交代しました。
そして先制点も奪われます。42分、徳島右サイドから岸本選手がクロス。ゴール前を横切ってファーで杉本選手がヘディング。これがゴールに吸い込まれます。ウチがJ2だった2019年なら、杉本選手が徳島所属だったので見事な形なのですが、皮肉なオウンゴール。
次の得点は横浜FC。58分、左CKを瀬古選手が蹴ると、ファーで袴田選手がヘディングで押し込み同点です。
まさに決戦という展開で、決勝点は徳島に生まれました。73分、徳島がボールを奪ってカウンター、渡井選手がドリブルで運んで宮代選手へ。飛び込んでくるゴールキーパーを浮かしてかわすうまいシュートで決勝点。
試合終盤にかけ横浜FCはなりふり構わずパワープレーで攻勢に出ますが、徳島が逃げ切り。徳島は前回のJ1参戦時の2014年は勝ち点14という惨敗で、ホームで勝利を挙げることなく一年で降格しました。これが7年越しのJ1ホーム初勝利。調べてみたところ当時のメンバーはこの日控えGKでベンチに入っていた長谷川選手だけ。どんな気持ちだったのかな。
さてこの敗戦を受けまして、シモさんが戦い方をマイナーチェンジして守備に力を入れるというコメントがありました。そして迎えたルヴァン杯第2節。
こちらはダイジェスト映像しか見ていないのですが、47分にビルドアップしようとしたところで、GK六反選手がボールを蹴ろうとして軸足を滑らせ空振り。ボールをかっさらわれて根本選手にシュートを決められました。点も取れずにこのまま敗戦。ただコメントを見ると、守備には一定の手応えを感じていたようです。
これを踏まえて横浜FC戦の展望です。ウチもあまり結果が出ていないので、ここはどうしても勝ち点3が欲しいところです。
守備では。
今季新加入のクレーベ選手がFWの軸となっていたのですが、怪我で交代した時の様子は筋肉系の怪我ではないかと思わせたので、この試合の出場は微妙。ルヴァン杯では1トップに変更していた模様で、伊藤選手かジャーメイン選手か。どちらもスピードのあるタイプなので、そこはしっかり消したい。
サイドにはスピードのある選手が揃っています。なかでも松尾選手のスピードは出色。しっかり警戒して。
ビルドアップの中心は手塚君です。ここを消すことができれば完璧。
攻撃では。
守備を堅くという狙いをシモさんは話しているので、そこをどう崩して得点に結びつけるか。ちょうど今のウチの課題とも重なっています。
まず代表デビューを果たした江坂さん。モンゴル戦には出ていないのでコンディション的には問題ないとのこと。崩すパスをズバッと入れてほしい!
相手を崩したいとなると、狭いスペースでもプレーできるサヴィオさんの活躍にも期待。今季初得点も見たいです!
いつも攻撃については前の選手についてコメントすることが多いのですが、今回は横浜FCがサイドから攻めてくるという話ですし、こちらのサイドからの攻めも重要ではないかと思うので、両SBにも注目。古賀君はU-24のアルゼンチン戦2試合とも出ていますが、コンディションはどうでしょう。
さらに右SBに注目です。ルヴァン杯では大南君が務めました。ネルシーニョ監督も大南君のSBの適性についてコメントしています。左古賀、右大南となった場合、DFライン超でかい。するとセットプレーが楽しみになります。さあどうなるか。
どうしてもほしい白星!!
勝ちましょう!!
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