偵察鹿島vs名古屋・浦和と鹿島戦展望
ルヴァン杯に勝ちリーグで一つ引き分けて、ちょっと調子が上向いてきたかなというところで迎える鹿島戦。実は鹿島も負け込んでいて、ウチが17位、鹿島が16位と降格ライン上の戦いです。お互いここで上向きになりたい一戦。負けられません。
ということでまずは偵察。
2021J1第6節、鹿島0-1名古屋。
入りは鹿島。ただ名古屋は中央を堅く締めてシュートを打たせません。そうしているうちにだんだんとカウンターから名古屋のチャンスが増えていくという、名古屋の狙い通りの展開。
そして59分、左CKをニアでフリック、それを稲垣選手がダイレクトミドルシュートで叩き込んで先制点。
先制すると名古屋が目指すのはウノゼロ。鹿島のCB犬飼選手が黄紙2枚で退場となり、11対10で有利な状態になっても、徹底的に堅い試合運びで逃げ切り。終始名古屋のゲームでした。
第7節、浦和2-1鹿島。
鹿島が前からプレッシャーをかけますが、浦和がどんどんはたいて外して運んでいきます。ルヴァン杯はダイジェスト映像しか見ていないのですが、そこではどうだったのでしょう。浦和がロドリゲス式に馴染んできたのかもしれません。非常にいいリズムです。
37分、その浦和が先制。小泉選手からのサイドチェンジを右SB西選手が受け、DFライン裏へアーリークロス。明本選手が抜け出して決めました。
対する鹿島は前半アディショナルタイムにFK。このクリアが上に上がって距離が出ず、ペナルティエリア内に落ちてきたところ関川選手が競り勝ち、うまくヘッドでファーサイドへ送って同点。
しかし後半も浦和のペース。66分、スルーパスに対して外から内へと切り替えして入ってきた明本選手が引っ掛けられてPK獲得。これを槙野選手が決めました。
さらに69分には、うまくつないで山中君が抜け出しクロス。ファーで関根選手がダイビングヘッドで得点かと思われましたが、つなぐところでハンドがあって取り消し。アディショナルタイムの95分にはFKを山中くんが蹴ってファーで槙野選手が決めますが、手前で飛び込んでいた選手がオフサイドで取り消し。
1点差でしたけれども、もっと差を広げるチャンスがあり、終始浦和が押し込んでの勝利となりました。
これを踏まえて鹿島戦の展望です。
守備では。
ウチも攻撃の形がなかなかピタッとはまらずに点が取れていないのですが、鹿島も怪我人の影響か同様の感じで、もう一つ形になっていないかも。ただこういうのは、どこかではまればガラッと変わるので警戒が必要です。
特に怖いのは左SB永戸選手のキック精度。クロスも怖いしセットプレーのキッカーとしても脅威を振りまいています。
そして中央で強さを見せるエヴェラウド選手。得点はあまり取れていませんが、コンディションとしては悪くなさそう。相手ディフェンダーをなぎ倒しています。上島君、がんばって!
攻撃では。
呉屋さんと細谷君がポジションを争っている形になっていますが、この試合はどちらが出るのでしょうか。呉屋さんは自分の形でシュートを打つシーンは作れているので、あともうちょっと。決めちゃってください!
細谷君は、アカデミーの時のアルカス杯の印象が強いのです。押し込まれた時の勝負駆けで、思い切りよく仕掛けていました。あれぐらい思い切っていいのよ。決めちゃって!
さらに神谷君に注目です。スタメンかどうかわからないのですが、流れの中でのプレーも期待できますし、さらに注目なのがセットプレーのキッカー。大南君右SB続行となるとターゲットが増えるので、セットプレーは武器にしたいところなのです。一本いいボールください!
下位から抜け出したい対決!!
勝ちましょう!!
| 固定リンク
「サッカー」カテゴリの記事
- vs東洋大学 悲しみ連鎖(2025.06.12)
- 日本vsインドネシア 悲しみと喜びと(2025.06.11)
- ルヴァン杯vsVと夏の補強(2025.06.09)
- 日本vsオーストラリア 絶対優勢からの敗戦(2025.06.07)
- なでしこブラジル遠征(2025.06.06)
コメント