vs徳島 守り勝ち!!!!
すごくよくなってきました!!!!
2021J1第11節、vs徳島は5-1!!!!
大差の勝利に守り勝ちというタイトルをつけたのは、とにかく守備の組織が際立ってよく、相手を完全に術中にはめることができたからです!
普通、ポゼッション率34%vs66%、スコアは5-1と聞けば、34%のチームの方が1得点で惨敗だったんだろうと思うところ。ところが実際は逆で、34%のウチが5得点。
開始早々の9分に奪った先制点の形が、今日の守り勝ちの構図を象徴しています。前からプレスに行きビルドアップを規制して、じわじわと相手のボールを持つ位置が低くなってCBが苦しくなっていく中、江坂さんが右サイドへのパスコースを消しながらプレッシャー。仕方ないので中央へつけようとしたパスに、狙いすましたように足を出しカットして呉屋さんへ。呉屋さんが落ち着いてシュートを決めました。
守備ではめて点を取る。早い時間に先制したことで、ウチはしっかり守って向こうに時間を使わせればそれでもよくなり、前述の低ポゼッション率で大勝という、なかなか見ない展開に持ち込むことができました。
今年はなかなか点が取れず、重苦しい展開の試合が多かったのですが、こんなすっこんすっこん点が入るなんて夢のようです(うっとり)
どれもいい形の得点でしたが、中でも右サイドで出ていた北爪さんの推進力がめっちゃ効いていたなと思います。5バックになるので低い位置に降りて守っていたはずなのに、そこから凄い勢いで駆け上がっていきカウンターに参加。ドン引きの印象にならないのは、こうして前に出ていく推進力があったればこそです。ファーサイドの深いところまで入っていき、ヘディングで折り返し、3点目の椎橋君の得点をアシスト。何度かボールを失いそうになりながらも粘りに粘ってボールを運び、スルーパスで呉屋さんの本日2得点目となる5点目をアシスト。すばらしかったです。
展望記事で期待の言葉を書いたとおりに、呉屋さんが2得点というのもよかった。うれしい。
椎橋&仲間のやはり推進力を生み出す献身的な働きを見せていたボランチコンビが、得点という形で報われたのもうれしい。
江坂さんも得点でリーグ2戦連発。江坂さんの二桁得点も計算しているので、調子が上がってきてうれしい。
それにしても本当に守備の組織は見事でした。ずっとビルドアップを磨いてきて、J1でもここまでそれが十分に通用していた徳島に、やりたいことをまったくさせませんでした。
特にすごいなと思ったのは、特殊な守り方で成立していたこと。1トップ2シャドーが前からプレスに行っての5-2-3というやり方は、本来バランスがよくないはず。プレスをはがされたとたん中盤がスカスカになってしまい機能しなくなる。以前J2の頃、一時期ウチがこの形で苦戦したことを思い出します。
ところがこの日は背後を意識しつつパスコースを消しながら、非常に丁寧に前へ詰めていき、バックラインも押し上げてコンパクトさを維持して、その欠点をカバー。パスを出すところがまったくないという見事な守備を展開していました。
守備が安定していく傾向が続き、しかも複数得点。ほんとすばらしい。
さらにこの日は、大量リードで余裕ができたため新戦力もお試し。ハウルさんとアンジェロッティさんが交代出場でレイソルデビューです。
まだ合流して1週間くらいしか経っていないそうなので、ちょっと身体が重いかなという感じでしたが、ハウルさんは丁寧な落としを何度も見せ、アンジェロッティさんは献身的に走りまわりつつ、その中で足元の技術も見せていました。
日本のサッカーはスピードがあるというか、クソ真面目すぎてめっちゃせわしないサッカーになっているので、ここにフィットできるかどうか。フィットしてくれて、守備力が上がったうえに攻撃力も上がったという素敵展開が来ることを願っています(^^)/
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