偵察大分vs神戸・名古屋と大分戦展望
G大阪に一つ勝って、ここから波に乗りたい大分戦。しかしここでチームに激震が走ります。コロナ感染者発生。しかも四名も。
うそでしょ、これ、また活動停止なの? と、ニュースを見て真っ青になりましたが、どうやらギリギリ開催可能な模様。G大阪ほど蔓延しなかったから?
ということで、いいんですよね? 展望記事を書いちゃって大丈夫ですよね? とハラハラしながら、まずは偵察を行いました。
2021J1第8節、神戸1-0大分。
高度に組織だったサッカーが売りの大分は、今季メンバーがけっこう変わってしまった影響がかなり大きい感じ。試合を通じてずっと神戸優勢で進みました。
得点は11分。中盤左サイドから山口選手がインスイングのクロス。これをDF裏に抜け出した古橋選手が、GK前でうまくフリックしてゴールへ流し込みました。
得点はこの1点だけだったのですが、見た印象ではそれ以上の差。大分はシュートが4本しかなく、ゴール前にあまりいい形でボールを送り込めませんでした。数字以上の完敗です。
第9節、大分0-3名古屋。
33分、名古屋先制。マテウス選手が絶妙の股抜きターンを見せ、左サイドを突破してクロス。これを大分GK高木選手がファンブルしてしまい、こぼれを山﨑選手が詰めました。44分には右サイドからマテウス選手がインスイングのFK。非常に際どいボールかゴール前に送り込まれると、大分CB坂選手がヘディングで処理しきれずオウンゴール。
そして試合終了直前。名古屋はこの日スタメンを外れていた中谷くんを投入し、5バックにして完封狙い。本当に堅い試合運びをするなあと思っていると、92分、カウンターが発動。右サイドから成瀬選手がマイナスのグラウンダーをゴール前に送ると、柿谷選手がダイレクトでシュートを決め、試合を締めくくりました。
得点経過を見ると名古屋の出来過ぎとも言えるぐらいの完勝。これでリーグ新となる連続8試合完封。大分の方は逆に3試合連続無得点で5連敗となったのですが。
ただ試合の内容としては、前節よりもむしろいい形の攻撃がありました。少しずつ上がってきている?
これを踏まえて大分戦の展望です。
ただ、とにかく自分たちの問題、コロナ感染者が出た影響が、どれぐらいになるのか。4人の感染者が症状が重くないようなのは不幸中の幸い。だけど、さすがに出られない。あと、検査が確定していない人がもう一人いる様子。合計5人の欠場が確定しているのです。さらに、こんな騒動があって練習はちゃんとできているのか。コンディションはどうなのか。もうめっちゃ心配です。
守備では。
メンバーが変わっているのと過密日程なのとで、まだスタメンがはっきりしないのが、対策を考える上では難しいところ。ただ、誰が出ても同じサッカーをしてくる戦術的なチームなので、そこにきちんと対応したい。
大分の狙いとしては、まずCBとボランチでビルドアップし、引きつけておいてひっくり返す疑似カウンターがあるわけですが、ここにメンバーが変わってしまった影響が出ている様子。ちょっとぎこちない。なので前からプレスに行ってはめに行くのは一つの手だと思われます。
次にサイドに展開して連動して崩すという狙いもあるので、ここもしっかり対応したい。サイドの深いところまで崩してクロスは昨年も見られた形です。しっかり潰して。
攻撃では。
3バックでいい感じになったのですが、古賀、上島、大南の3枚でちゃんと組めるのかどうかがまずポイント。大分は成績こそふるっていませんが、よく走る部分はきちんと継続されており、どんどんプレスに来ます。これをしっかり剥がしたいので、後ろの人に欠員が出ていませんように(>人<)
前の人に欠員が出ても、やっぱり困るのです。特にクリス、サヴィオ、江坂の1トップ2シャドーがいい感じに連携が取れてきて、さあこれからだというところなのです。欠員が出ていませんように(>人<)
じゃあ残りのポジションだったら大丈夫のかなのかと言えば、やっぱり困るので、とにもかくにもせめてスタメンに影響がありませんように(>人<)
もうめっちゃ心配なのです!!
がんばって!!
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