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2021/01/24

コロナはただの風邪になる?

本日は昨日のブログで触れました、ただの風邪コースになるというニュースについて。コロナはただの風邪だ、と聞くと、目立ちたい逆張り芸人かなー、と思ってしまうのですが、それとはちょっと違うコロナ風邪論を見かけました。

新型コロナ、10年後は普通の風邪 米大学研究チームが試算

新型コロナウイルス感染症は、通常の風邪を引き起こす既存の4種類のヒトコロナウイルスのように定着するまでに10年程度かかるとの試算を、米エモリー大などの研究チームがまとめた。論文が米科学誌サイエンスに掲載された。10年後には3~5歳程度でほとんどの人が感染し、高齢になって感染しても重症化を防ぐ免疫を得られるため、死亡率は低下し、インフルエンザを下回る可能性があるという。

風邪を引き起こすヒトコロナウイルスは世界中で定着しているが、症状は軽度で重大な問題となっていない。過去に問題化した重症急性呼吸器症候群(SARS)と中東呼吸器症候群(MERS)もコロナウイルスによる感染症だが、封じ込められるなどしたため世界的には拡大しなかった。

今回、研究チームは、4種のヒトコロナウイルスと同様の特性を新型コロナも持つと仮定。若いうちに感染すると軽症で済み、再度感染しても重症化しにくいと考えた。現在、世界的に重症者が相次ぎ死者も増えているのは、高齢になってから初めて感染していることが主な要因という。

その上で新型コロナについて、1人の感染者が免疫のない人の集団で平均何人に感染させるかを示す「基本再生産数」(R0)や、4種のコロナウイルスのデータを加味し、将来のシナリオを試算した。その結果、R0を2とした場合、3・4~5・1歳でほとんどの人が感染する状況になるのに10年かかることが明らかになった。小児は重症度が低いため、ワクチン接種も不要になる可能性があるという。

一方、R0を4とすると2年半程度で小児期の感染症に移行・定着する。R0の値に関わらず、定着後は死亡率が劇的に低下し、季節性インフルエンザの約0・1%よりも低くなる可能性があるという。

世界保健機関は新型コロナのR0を1・4~2・5と推定。それ以上とする報告もある。また、流行中の現時点で1人が何人にうつすかの感染拡大の指標は「実効再生産数」と呼ばれ、国内では1を上回る程度とみられている。

研究チームは「MERSのように小児で重症度が高ければワクチンが必要だが、新型コロナはそうではない。ただし、社会的な距離を保つこととワクチンは、移行・定着までは重要な対策だ」としている。【渡辺諒】毎日新聞 21/1/18

現在のコロナウイルスの感染流行が、ただの風邪のようになっていくのではないかという研究。ウイルスの流行が社会に定着していく過程で、だんだんその影響が弱くなっていくというのは、人類の歴史で何度も繰り返されてきた話であると、以前見た科学番組でウイルス学者の人が言っていました。今回そうなるとしたら、というシミュレーションです。

ただ、若いうちに感染すると軽症で済み、というのは実際そういう傾向があるのでいいとして、再度感染しても重症化しにくい、という部分がまだ仮定です。これは昨日書いた変異の話とも絡んでいて、免疫がどこまで効き続けるのかはまだ研究中。この仮定が崩れると、成り立たない。

けれど免疫の仕組みとしては期待してもよさそうな仮定ではあります。前述のウイルスの大流行が社会の中に定着してきたという流れは、こうして起きたはずだから。今後の研究に要注目です。

人類の未来としては希望が持てそうな話。しかし、読んでいる途中で、ひとつ問題に気づいたのです。

悲しい話なのですが、小さいころに感染すればという部分が、おっさんにはもう、望むべくもない。

高齢になってから初感染するから重症化するのだと言われても、避けようがない。

おっさんはただひたすら更なるおっさんとなるだけで、若返れないのです。

僕にとっては、この研究が当たっていても、ただの風邪にはならないということです。

しょんぼり。

感染流行の社会定着が人類の歴史で何度も起きてきたとして、定着過程で多くの旧世代が死に、適応できるようになった新世代が生き残るという繰り返しだったはず。残念ながら当事者になってみると、死んじゃう旧世代側だった……。

つまり、自然と風邪になるコースに僕は期待してはダメで、頼れるのはワクチンだけ。その効き具合がとても重要ということで、昨日の話に戻ります。

一回打てば済むのか、毎年毎年打ち続けないといけないのか。どうなるかなあ。

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