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2020/12/23

電子書籍の普及具合

日曜日のHON.jpブロードキャスティング。ゲストは人狼伝道師の眞形孝之さんです。告知を知って、なんのお仕事だろうと不思議に思っていたのですが、編集者としてキャリアをスタートさせ、現在はゲーム『人狼』のイベント等主催しているそうです。それで伝道師。

さて、この回で取り上げた記事で一番気になったのは、こちら。電子書籍の利用実態調査、2人に1人が利用経験あり、電子書籍に使うお金は0円が最多。よく利用するサービスは「Kindle」「LINEマンガ」(おたすけスマホ情報サイト「Appliv TOPICS」調べ)PR TIMES20/12/22

電子書籍の普及は、こちらのブログを見ていていただけていればご存じの通り、僕がものすごく関心を持っているテーマなのですが、それに関する調査結果です。電子書籍の利用経験は5割超。人気のジャンルは漫画。一か月で電子書籍に使う金額は0円が最多。つまり見ている人が無料の漫画アプリなんかをよく使っているという結果。

番組では「無料で見られるのがいいのかどうか」というお話が出ていましたが、漫画の場合、無料連載、もしくは最新話無料というアプリのサービスから単行本に誘導するモデルができている感じ。紙の雑誌の場合、特に昔はどこでも立ち読みできたので、それと同じ機能だと思えばいいのかなと最近は思っています。

むしろ自分で描くセルフパブリッシングで、じゃあこの状況にどう対応するべきかというのが今の関心事です。高品質のプロの作品が無料で攻めてきていて、じゃあその中で自分の作品を見てもらうためにはどうすればいいのか。難しいですねえ。

さて、もう一つ電子書籍絡みで、こちらも。児童書 岩波少年文庫創刊70年記念 電子書籍70点一斉配信(12/24配信開始)岩波書店

児童書を電子書籍でどさっと配信という、基本的にはいいニュースなのですが。

番組中「もっと早くやるべきだった。遅いぞ」という感想がぽろっと漏れていました。まったくもって同意です。漫画はこの環境変化に対して対応できてきたなーと思うのですが、それに対して小説、中でも児童書の遅れっぷり。特にですね、『知』のイメージで押している出版の方が立ち遅れているのは皮肉というほかない。

進化の歴史の中で考えると、たいした運動能力も牙や爪などの武器もなく、大型肉食獣に食べられる側だったサルの仲間が、知能を発達させ道具を使って環境に対応して、食物連鎖の頂点へと移動したというのが、人間なわけじゃないですか。知というのはその根本に、環境を正しく理解し対応するためのものという本質がある、と思うんですよね。

なのにITの発達という環境変化にむしろ他より乗り遅れている。じゃあ何のための知なのか。僕は物知り知識人ですとネタをひけらかしてマウント取るためか。こう辛辣にもなろうってもの。

特に、コロナ禍で緊急事態宣言が出てた時、出版は巣ごもり需要の恩恵を受けたわけですが、あの時電子版があればとても便利だった。漫画はあそこで利用者伸びてましたからね。

というわけで、もっとごりごり押し進めてほしいと思います。進化せよ!

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