偵察広島vs札幌・FC東京と広島戦展望
さあ、リーグも残り2戦。そして2戦連続引き分け中。ここで勝って、3戦負けなしの方にしたいところです。まずは偵察。
2020J1第30節、広島2-2札幌。
システム的にはミラーゲームですが、札幌は最近マンツーマン気味の守備に切り替えていて、試合始めはそれにより札幌が優勢。広島が対応していってだんだん五分にという試合展開。
先に点を取ったのは札幌です。先制は42分。CKの流れからFK獲得。ただ、アドバンテージを取って一度札幌がシュートに持ち込んでいるので、ジャッジリプレイで取り上げられていました。これを福森選手が絶妙のコントロールショットで決めたので、広島的には不運。
53分の札幌の追加点は文句なし。左CKを福森選手が蹴ると、鋭く曲がって宮澤選手がヘディングシュートで決めました。福森選手のプレースキックは本当に脅威。
しかし広島がここで反発。あっという間に同点に持ち込みます。まず54分、直前の失点からの試合再開で、左へ展開。スルーパスに飛び出した浅野選手が折り返し、ゴール正面でレアンドロ・ペレイラ選手が合わせました。さらに58分、中盤で札幌ボールを奪ってショートカウンター発動。川辺選手のスルーパスをドウグラス・ヴィエイラ選手が決めました。
内容的にも互角の熱戦は引き分けとなりました。
第31節、FC東京1-0広島。
FC東京はACLから帰国したてで、過密日程の影響を考慮してメンバー大幅入れ替え。さらにもともとカウンター志向のチームカラーもあって、広島が攻めて、FC東京が受ける展開。
その中で得点を挙げたのはFC東京。65分、カウンターをフォローする流れで波状攻撃へ。右から左へとつないでいって、最後は左SB中村帆高選手がペナルティエリアに入り込んでシュートを決めました。FC東京がペナルティエリア周辺で人手をかけて分厚い攻撃ができたシーンはそんなになく、その中の貴重なチャンスを決め切った形。
広島は攻め続けたのですが、シュートを決め切れずに悔しい敗戦。
これを踏まえて広島戦の展望です。
守備では。
1トップで先発していたレアンドロ・ペレイラ選手が家庭の事情で帰国していますが、そのポジションを埋めるであろう、ドウグラス・ヴィレイラ選手もいい選手です。189cmと長身なうえに足元も柔らかい。というか、前回対戦では得点されているので、要注意。
2シャドーのポジションは浅野選手と森島選手。スピードとテクニックと特徴は違うのですが、ドリブルで仕掛けシュートを狙う積極性は共通。こちらも要注意。
青山&川辺のダブルボランチはチームの心臓。二人とも、長短のパスを散らして、上がった時にはミドルシュートを持っています。ここも消せれば完璧。
攻撃では。
この展望記事では「まずはオルンガさん」が恒例になっているのですが、もう今シーズンはこのままですよ! 広島の3バックは運動能力も高い堅陣ですが、ぶっ壊してほしい! ドカンとお願いします!
前回対戦と違うのは、クリスティアーノさんが帰ってきていることです! こちらもドカンとお願いします!
もう一人あげるとしたら、左サイドの人でしょうか。瀬川君は復帰してからまだ得点がありません。ここらでガツンと決めてほしい!
3戦負けなしで!!
勝ちましょう!!
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