偵察川崎vs鳥栖・浦和と川崎戦展望
さあ、リーグ最終戦。そこでの対戦は今季リーグの主役、絶対王者川崎。ウチは今季最終戦ではなく、年明けにルヴァン杯を控えているので、相手が王者でも勝ちたいところ。まずは偵察。
2020J1第32節、鳥栖1-1川崎。
立ち上がり、川崎がペースを握ったかに見えたのですが、鳥栖が対応。川崎のボール回しをうまく制限して五分の展開に。
先制点は川崎。57分、右CKでショートコーナーから繋いでいって、脇坂選手がクロス。これをファーに走り込んだ谷口選手がヘッド。
しかし鳥栖は追加点を許さず、逆に86分に同点に追いつきます。原川選手からCB間を狙う縦パス。川崎CBジェジエウ選手が足を伸ばしますがクリアしきれず、方向が少し変わったボールをレンゾ・ロペス選手が巧みにヘディング、ゴールへ送り込みました。
川崎はこの試合に勝てば今季全てのチームから白星を挙げるという偉業達成だったのですが、鳥栖が意地を見せ阻止した試合となりました。
第33節、川崎3-1浦和。
先制は浦和でした。11分、ゴール前に送られたボールがこぼれたところに、浦和・岩武選手が突っ込みます。川崎GKチョン・ソンリョン選手も飛び込みますが、岩武選手が一瞬早くボールに触ってPK獲得。これを興梠選手が決めました。
このあと川崎が反攻。ぐいぐい押し込んでシュートチャンスを作りますが、決め切れずに前半は終了。
しかし、後半怒涛の逆転劇となります。53分、ボールを保持して押し込んで、守田選手の強烈ミドルで同点。59分、パスを回して崩して山根選手のクロス、これを三苫選手がヘディングシュート。今季13得点で新人最多得点に並びました。
そしてホーム最終戦で最後の得点を演出したのが、今季限りの引退を表明している中村健剛選手です。右サイドでポールを受けると、いきなりターンしてクロス。小林選手がスライディングして合わせました。全然中を見ず強引に放り込んだように見えるパスにちゃんと反応。長くコンビを組んだ阿吽の呼吸はさすが。
川崎はこれで今季25勝、85ゴール。J1新記録だそうです。
新記録尽くしで、本当に強い。今季の川崎はもう別次元というのが、正直な感想です。それでも勝ちたい、ラスボス倒したいということで、これを踏まえて川崎戦の展望です。
守備では。
タレント多士済々で、マジで誰が出てきても戦力落ちないという層の厚さ。誰に注意という次元ではないのですが。
ただ、前2試合見比べるとポイントはアンカーを潰せるかどうかではないでしょうか。サッカーにはいろんなシステムがありますが、一人になるポジションって負荷がかかると思うんですよね。前線の選手の技術の高さに目を奪われがちですが、まずアンカーの守田選手のところで配給を滞らせるのが最初の一歩。
同様の理由で1トップも消したい。小林選手、ダミアン選手どちらが来ても、潰したい。
前線は本当に誰が来ても要注意レベルなのですが、その中で特に三苫選手を挙げましょう。五輪代表で大学の頃から見ているのですが、最近一段レベルが上がって、うまい選手から怖い選手に。とにかくドリブルが巧みで狭いスペースでも強引に割ってくるので要警戒。
さて、最後にやはりこの人が外せません。現役ラストゲームとなる中村健剛選手です。というか、何で辞めちゃうんだろうというぐらいのプレーぶり。衰えている雰囲気は全然ありません。でも花を持たせる気はないのです。出てきたらしっかり潰したい。
攻撃では。
もう定番のオルンガさんなんですけれども。こちらの記事をご覧ください。偵察京都vs琉球・千葉と京都戦展望 vs京都 有終の美!!!!
昨年最終戦の展望記事と感想です。素人だから願望丸出しで行こうと思っているんだけど、ちょっと常識働かせて8得点して得点王は無理そうだから20得点と書いたらほんとに8得点したと、後出しじゃんけんな記事になってしまっています。これはよくない。僕にも素人の矜持(何だそれ)があるんですよ!
というわけで、本当に願望を書こうと思います。オルンガさんにJ1得点記録狙ってほしいです! 現在の記録は磐田・中山選手の36得点。大丈夫、去年より1点多いだけだ、行ける。ちなみにその時点でJ1の1試合の得点記録も更新です。5得点。あれ、ウチ、バレー選手に6得点されてなかったっけと思ったら、プレーオフだからカウントされていない模様。
ちなみに、まったく根拠がないわけでもありません。Jリーグを見てきた感覚として、J2で20点取れるとJ1でも二桁取れるなと思ってるんですが、オルンガさんは半分どころかすでに昨年の得点と並んでいます。これはJ1の方がウチに対して出てくるチームが多くて、一番の武器のカウンターが猛威をふるったからです。川崎なんてまさにそういうチームです。
問題は、川崎が前に出てくるのに対して当然どのチームもカウンターは狙っていたけれど、2CB、特にジェジエウ選手の身体能力がすごくて、その狙いをがっちり潰してきているということです。ここの勝負に勝てるかがポイント。がんばって!
王者を食ってルヴァン杯へ!!
がんばれ!!
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