偵察浦和vs名古屋・鳥栖と浦和戦展望
現在(10/14 0:00)試合が行われていますが、このあいだと同じで、日本vsコートジボワール戦は後日。本日はJリーグ浦和戦の展望をお送りします。
先週水曜日がルヴァン杯だったので、連戦続きになっていて体力的にはきついと思われます。けれど連勝していていい感じできているので、がんばって公式戦4連勝といきたい。ということで、まずは偵察。
2020J1第20節、浦和0-1名古屋。
お互い守備から入るチームで、中央締めて入れさせない堅い展開。その中で試合のカギとなったのは、浦和・マルティノス選手のところ。再三の突破があってチャンスを作りますが、これを決め切れずに0-0で試合は進みます。
すると54分、名古屋・マテウス選手が、食いついてきたマルティノス選手をターンしてかわし、混んでいるところをするすると抜けてペナルティエリア侵入。ふわりと浮かしたクロスを上げると、大外で金崎選手がヘディングシュートを決めました。
先制すると名古屋の守備は本当に堅くて、浦和は焦りも見えてなかなかいい形を作れません。結局名古屋がそのまま逃げ切りました。
第21節、鳥栖0-1浦和。
ボールを運べているのは鳥栖。ただ、決定的なチャンスがあったのは浦和という前半。
鳥栖は後半に林選手を投入。その林選手は65分、ペナルティエリア内で粘りに粘って突破しようとしてPKを獲得。ところがここで、浦和GK西川選手が林選手のキックに反応、指先触ってコースを変えてボールはポスト直撃となりました。さすがのプレーで、これが結果的に試合の流れを左右した大殊勲です。
試合終盤は鳥栖が押し込み続けて猛攻。しかし決勝点は浦和。
アディショナルタイムの93分、ロングボールが弾んだところ、杉本選手が身体を使って扱うスペースを確保し、ワンタッチで裏へ。マルティノス選手が抜け出してクロス、これを汰木選手がダイレクトで押し込みました。
汰木選手はこれがJ1初ゴール。「やっと取れた―」という声をマイクが拾っていましたが、浦和のチームとしても三試合無得点が続いていての待望のゴールで、劇的勝利でした。
これを踏まえて浦和戦の展望です。
守備では。
3連続無失点試合があったように、ちょっとうまくいってない感じのある浦和の攻撃ですが、攻撃陣個々のクオリティーは高く一発を持っているので油断はできません。
現在、浦和のシステムは4-4-2で、攻撃的MFにドリブル突破を持つサイドアタッカータイプを置くことが多いです。その中でもマルティノス選手が好調。切れ味鋭い切り返しに、一気にトップスピードに乗る加速力。スペースに走らせるととても危険。注意が必要です。
柏木選手の調子が上がってきています。サイドアタッカータイプが多い攻撃陣の中で、ボールを持ってパスで違いを生み出せるタイプの選手です。しっかり潰したい。
2トップの組み合わせも層が厚いのですが、中でもやはり興梠選手。裏に抜け出しボールを引き出す動き、鋭いターン。一瞬の隙をついて点の取れるストライカーです。要警戒。
攻撃では。
浦和はそんなに分厚く押し上げて、ハイラインを取ってくるわけではなく、こちらがボールを持って崩す展開が多くなりそう。
すると、クリス→オルンガのホットラインが復活しているのは大きい。ドカンと一発お願いします!
ホットラインということでは、江坂→オルンガも期待です!
もちろんクリスティアーノさん、江坂さん自身がずどんとゴールに突き刺してくれるのも見たいです!
上向いた流れのままに!!
勝ちましょう!!
| 固定リンク
「サッカー」カテゴリの記事
- vs東洋大学 悲しみ連鎖(2025.06.12)
- 日本vsインドネシア 悲しみと喜びと(2025.06.11)
- ルヴァン杯vsVと夏の補強(2025.06.09)
- 日本vsオーストラリア 絶対優勢からの敗戦(2025.06.07)
- なでしこブラジル遠征(2025.06.06)
コメント