レンタル組観戦記 山形vs群馬・愛媛&山口vs磐田・愛媛・長崎・金沢・京都
二日に分けましたレンタル組の観戦記。本日は山形の宮本君と、山口の田中君です。まずは宮本君から。
2020J2第23節、群馬1-4山形。
宮本君が1対1の同点で迎えたハーフタイムで投入され、左SBに入りました。
その後半で山形が3点追加しての勝利となったのですが、その中で宮本君が絡んだの67分の得点。左サイドでつないで高い位置へ持ち込み、宮本君が戻したところから中村駿選手がクロスを上げて、山岸選手がバックヘッドで決めました。
正直、宮本君の見せ場がもうちょっと欲しかったですね。群馬の守備が、4失点はしたけれど結構タイトにしっかり付いてきていて、あまりスペースがなかったこと。あと山形は攻撃の連携はかなり練れていて、よくボールがつながる印象なのですが、ちょっとボールサイドに人が寄りすぎな感じでゴール前に少ないので、上げられるタイミングで中に人がいない場面が幾度かあったこと。その辺の影響があったかなと思います。
持ち味出して攻撃でいいところを見せたい。この試合は長い時間使ってもらいましたが、その後3試合ベンチ外。なんとか安定して出番をもらえるところまで行きたいですね。
ということで、次の出番となったのが、第27節、山形4-1愛媛。
宮本君は70分に交代出場。4-4-2の左MFに入りました。
見せ場としては77分、ペナルティエリアの脇からふわりとクロスをファーへ、大外に味方はいたのですが、惜しくもカットされました。
他はなかなかクロスに行く場面が作れず。もうちょっと見せ場を作りたいところです。
お次は山口。田中陸君と浮田君です。第23節、山形3-0磐田。
開始3分、いきなりの先制点が田中君からのボールでした。ハーフラインあたりでボールを受けた田中君、ぱっとルックアップするとDFライン裏を狙ったロングクロス。これが見事な精度で飛んでいき、小松選手がダイビングヘッドで決めました。
浮田君もいい動きをしていましたが得点はならず。34分にはビルドアップのボールを奪って、右から得意のカットインシュートを放ちますが、惜しくも外れます。57分には村田さんが右を突破してクロス。浮田君がニアに入っていて足先でちょっとすらしてゴールを狙いますが、これも惜しくも外れます。
ボールを支配していたのは磐田なのですが、山口が効率よく3点リード。追う磐田は攻勢を強め、対して山口は運動量アップと守備力アップのため、77分に田中君と浮田君を交代させました。そのまま逃げ切り。
第24節、愛媛0-0山口。
お互いポゼッション志向のチーム。前半は愛媛優勢で、山口は中へクロスやくさびを通せていませんでしたが、後半は山口の方がよくなって、主導権を握る展開でした。
田中君には何度か見せ場がありました。クロスを何本か上げた中、8分、浮田君がサイドでロングボールをきれいに収めて縦パス、田中君がインナーラップで抜け出してクロスを上げたのはいい上がり。61分にはCKの流れからもう一度クロス。ファーでフリーだった高井選手へ送りますが、トラップミス。惜しい。
CKのこぼれをミドルシュートに持ち込むシーンも二度ほどあったのですが、これはどちらも浮いてしまいました。惜しい。
浮田君は大きく目立ったシーンがなく、52分に交代となったのですが、次の試合で活躍します。
第25節、長崎4-3山口。
この試合浮田君は序盤からシュートチャンスを作ります。8分、クロスの跳ね返りをワントラップミドルシュート。これは外れ。22分にペナルティエリア前で横パスをダイレクトシュート。これは浮きました。
そして33分に得点。高井選手が左サイドを突破してクロス、これに走り込んできてヘディングでゴール。
もう一本惜しいシーンがあり、64分、ペナルティエリア前でくさびを受けて、ターンからシュート。GK正面。ど突き合いとなったこの試合、得点できたのはいいとして、もう一本しっかり決められたら同点で勝ち点取れたので、もう一段レベルアップしたいところです。
さて田中君は、特に終盤、一対一でやられるシーンが何度かありました。本来はSBのタイプではないとは思うのですが、せっかくそこで経験積んでいるので、守備力は上げていきたいところです。
第26節、金沢4-2山口。
金沢の杉井君がベンチ外。最近金沢の試合の感想を書いていないことからもわかるとおり、杉井君は出番を失っています。悲しい。がんばって!
この試合では浮田君は1アシスト。60分の2点目、左サイドのスルーパスに池上選手が抜け出して中へパス、浮田君が丁寧に落として、イウリ選手の得点。
4失点したこの試合、田中君が特にやられているというシーンはなかったのですが、それでも守備陣の一角としてはがんばりたいところ。ということで次の試合で結果を出しました。
第27節、京都0-1山口。
連続4失点と守備崩壊気味で迎えたこの試合。しかも相手は個の力を持つ京都。特にウタカ選手は現在18得点でJ2得点ランキング1位。この試合でも裏へガンガン抜け出してボールをキープ、怖さを存分に出していました。
しかしそこで守備陣が奮闘、完封勝利です。ちなみにこの試合の得点はCBの菊地選手。長らく大宮で活躍していたベテランですが、今シーズンはケガもあり、この試合久々の先発。そこで得点して完封勝利にも貢献。ベテランの意地を見て、感動したのでした。
田中君も一対一で読み勝って身体を入れて奪うシーンが何度もありました。だんだん磨かれてきた感じです。続けてほしいです(^^)/
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