偵察GvsM・大分とガンバ戦展望
さて前節の痛い敗戦から空きまして、立て直したいG大阪戦です。まずは偵察。
2020J1第22節、G大阪1-1マリノス。
まずはマリノスが優勢になっていく試合の入り。その流れで26分、G大阪のビルドアップを奪い、エリキ選手がドリブル、マルコス・ジュニオール選手へ。ここでのシュートをG大阪GK東口選手がブロックするのですが、勢いよく跳ね返ったボールがマルコス選手、次いでG大阪DFキム・ヨングォン選手と当たってオウンゴール。
その後G大阪も盛り返していって、前半アディショナルタイム。井手口選手からライン裏へロングボール、これに宇佐美選手が抜け出してGKもかわします。そこでマリノスGK梶川選手が手を使って体を止めてしまいPK。宇佐美選手が決めて同点。
後半もゴール前の攻防が多い攻め合いでしたが、得点は入らずにこのままドローで終了。
第23節、大分0-1G大阪。
タレント的にはG大阪ですが、大分は組織が整備されていて、しっかり対応。この試合あわやゴールというぎりぎりの攻防が目立ちました。
大分ではまず54分、カウンターで攻め込んで、田中選手がGKもかわしてシュートを放ちますが、G大阪DF高尾選手が見事にゴールカバー。続く59分にも田中選手がうまくポジションを取ってゴール前で浮き、フリーでシュートを放ちますが、今度はGK東口選手がファインセーブ。
G大阪も67分、ゴール真ん前で倉田選手の超至近弾。これを大分GKムン・キョンゴン選手が防ぎます。
そんな接戦で試合を決めたのはセットプレーでした。72分、右CKでキッカーは宇佐美選手。このボールをパトリック選手がファーでヘディングシュート。この1点でG大阪逃げ切りです。
さて、これを踏まえてG大阪戦展望。G大阪は現在8試合負けなしと好調。難敵です。
守備では。
前回対戦時と違うのは、2トップの人選。あの頃は宇佐美、アデミウソンというファーストチョイスで、どちらも足元の技術に長けるちょっと似たタイプの組み合わせだったものが、パトリック選手のコンディションが上がって軸になり、役割分担がわかりやすくなりました。最近負けなしの中で2トップの得点が多いのと無関係ではなさそう。
2トップには宇佐美、パトリック、アデミウソン、渡邉と実力者が揃い、誰が出てきても要注意です。
その中でも、特に気をつけたいのは宇佐美選手。単に足元に入った時にテクニックを見せつけるだけではなく、裏抜けして絶妙なタッチで一発でかわしてみせたりと、非常に怖いプレーが出ています。強烈なミドルシュートがあってシュートレンジも広く、要警戒です。
攻撃では。
前節はビルドアップがいまいちで、その結果の悪循環があったなあというのが感想。なのでいつもだとフィニッシュのところに焦点を当てることが多いのですが、本日はそちらから。
前節お休みだった古賀君が復帰予想。前節はプレスをうまく剥がせずとりあえず蹴るというシーンがあったので、そういうところでまず落ち着いてさばいてほしい。
そして三原さんが警告累積でお休みのボランチに、小林君の先発予想。ビルドアップ受け手の動きも大切だと思うのですが、ポゼッションサッカーを叩きこまれて育った小林君が、そういう部分も出せるといいな。
そしてさらに、そうやって育てられたといえば、今季遅れたトップチーム昇格を果たした仲間君です。江坂さんとともに、間にポジション取ってボールを引き出してほしい。そしてさらには、点も決めてください!
難敵だけれど、勝利が欲しい!!
がんばれ!!
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