偵察清水vs横浜FC・川崎と清水戦展望
悔しい敗戦ののち、水曜ルヴァン杯は快勝。リーグ戦も続きたいところです。ということでまずは偵察。
2020J1第12節、清水2-3横浜FC。
今季クラモフスキー新監督になり、ポゼッション志向で進めている清水と、下平監督のもとJ1でもポゼッションサッカーを進めようとしている横浜FCの対決。先制点は横浜FC。25分、斎藤光毅選手が縦パスを受け松浦選手とワンツー、戻ってきたボールをミドルシュート。これが清水DFファン・ソッコ選手に当たって軌道が変わり、いいコースへ飛びゴールイン。
44分に清水同点。GKからのビルドアップを狙いすまして奪ったヘナト選手が右へ展開、金子選手が角度のないところから決めました。
しかし直後の前半アディショナルタイム、横浜FCが追加点。右サイドから上がったクロスに、ニアに走り込んで皆川選手がヘディングを決めました。さらにハーフタイム明けの50分に3点目。センターライン付近でボールを受けた松尾選手、そのままぐいぐいと持ち上がりDFもぶち抜いてシュートを決めます。
この辺りからどんどん横浜FCが良くなっていってゲームを支配。終了間際の清水の反撃で、アディショナルタイムに竹内選手にミドルシュートを決められますが、逃げ切りました。昨年から同じサッカーに取り組んでいる横浜FCに軍配が上がった形となりました。
第13節、川崎5-0清水。
中2日のゲームで先発8人を入れ替えた川崎。なのにボール回しに全くよどみがなく、猛攻を繰り広げます。まず21分に先制。前からプレスに行って清水のビルドアップを奪い、旗手選手がミドルシュートを決めました。
この後も川崎の猛攻は続き、なんと前半だけで枠内シュート11本。GK大久保選手の大活躍により、清水はなんとか1点で抑えて前半終了。しかしそれを続けるのはさすがに厳しい。後半に決壊します。
51分、川崎左サイド齋藤選手が駆け上がり、そのままシュート。これをGKブロック、そのこぼれを拾った登里選手がダイレクトでダミアン選手へ。ダミアン選手がしっかり落ち着いて決めました。74分、中央で受けた旗手選手が思い切ったミドルシュート。85分、途中交代で入った中村憲剛選手がビルドアップを狙い、ダイレクトループシュート。超上手い。87分、クリアボールを拾った三苫選手がドリブルでペナルティーエリアに侵入、DFに絡まったけれどもなぎ倒しシュートを決めました。
なんと最終的にシュート数は33対6。川崎が強すぎて言葉もない、そしてこれでは偵察にならないという試合でした。
しかし、せっかく見たのだから何とかせねば、ということで、これを踏まえて清水戦の展望です。
守備では。
今季から指揮をとるクラモフスキー監督は、昨年まではマリノスのコーチ。なので、細かい部分は違いますが、攻撃の大枠は似たところがあります。後ろでビルドアップをしながら、ズバッと縦パスを入れる。ちなみにウチはマリノス戦では、引き込んでカウンターという狙いもあり、入ってきたところを潰すつもりで引き過ぎてしまった感じがあるので、もうちょっと前から行った方がいいかもしれない。
そのとき潰したいのが竹内選手とヘナト選手のダブルボランチです。両サイドへ大きく展開したり縦パスを入れたりと攻撃の起点となっています。
攻撃陣では右サイドの金子選手に注意。キレのいいドリブルと思い切りのいいシュートを持っています。
攻撃では。
高いラインの裏を取ればばっちり。ということで、まずなんと言ってもオルンガさんに期待です! このあいだは2点だったので、どどどんとハットトリック取るぐらいお願いします!
前節展望と同じなのですが、これだけオルンガさんが注目されているので、そこを囮に周りの人が決めるパターンも欲しい。まず筆頭はルヴァン杯で大活躍だった江坂さんです。ズバッと決めて欲しいです!
外から中へ入ってくる仲間君も、そういう攻撃のキーマン。がんばって!
ルヴァンの流れを引き継ぎたい!!
勝ちましょう!!
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